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秋田県大仙市公式ブログ

おおた花の会 設立20周年

花のまち太田の「花いっぱい運動」を牽引してきた「おおた花の会」は、今年設立20周年を迎えます。

おおた花の会(小松國男会長・会員64名)は平成9年4月、74名の会員で設立されました。花や自然を慈しみ、家庭と地域の融和を図り、心のかよう地域社会を目指し、町を訪れる人々をいっぱいの花でおもてなししようと活動を展開しています。会員の相互の交流を進めながら、技術研修会やモミガラ培地作り、太田花だんフェアの開催、水仙ロードの拡大などに取り組んでいます。

 

8月28日(日)、秋田県花いっぱい運動の佐竹睦子会長や大仙市吉川正一教育長など多くのご来賓の皆様においでいただき、太田中学校体育館を会場に設立20周年を祝う記念式典が開催されました。

記念式典は3部構成で行われ、第1部では「おおた花の会」設立以来会長として会を運営してきた小松國男会長、会の活動を縁の下で支え続けた黒田正明副会長、会の広報活動に精力的に取り組んできた大信田祐子副会長、記録や事務処理で活動を綿密に支えてきた後藤光三事務局長の4名の方々に感謝状が贈られました。IMG_4853

その後、太田中学校の生徒による花いっぱい運動に関する発表がありました。写真をたっぷり使用したスライドで、学校内で花だんのデザインコンクールがあることや、毎日の花だんの水やりのために40分早く登校しているという具体的な活動を話してくれました。IMG_4873

 

第2部では、太田中学校吹奏楽部による記念演奏会がありました。「おおた花の会」の設立20周年に、「おめでとう」と「ありがとう」の気持ちを込め、♪赤いスイートピー ♪世界に一つだけの花 ♪愛をこめて花束を など、花に関連した曲の演奏が披露されました。会場からは自然と手拍子が。アンコールまであり盛り上げてくださいました。IMG_4880

 

休憩をはさみ、第3部では、元太田中学校長の黒澤一紀氏より「山の麓に太田あり」という演題で講演をしていただきました。IMG_4900IMG_4898

黒澤先生は中仙地域出身ですが、平成24年度から26年度まで太田中学校長として勤務され、その後も太中生の活動をまとめた広報紙を毎月発行するなど太田中学校の応援をしてくださっています。

演題の「山の麓に太田あり」というフレーズは、昭和45年に太田中学校野球部が全県少年野球大会において初出場で全県3位の快挙を成し遂げた時のスローガン。太田の「心意気」と「気骨」にあふれ、そこからくる「自信」と「誇り」を感じるフレーズで、太田の地域活性のキーワードではないかと語ります。地域活性の敵は「無関心」であり、「心意気」や「気骨」から生まれる「自信」や「誇り」により、無関心を減らすことができる。太田には「おおた花の会」を始め「ふるさと太田の偉人を顕彰する会」や「真木真昼県立自然公園を美しくする会」など地域の良さを伝える会があり、「自信」や「誇り」を持って地域活性に取り組んでいることは素晴らしい。花・山・グラウンドゴルフ場・サイクリングロード・温泉など太田の財産を活用し、シニアライフの楽しみである趣味を叶えてほしい。シニアが元気だと、いろんな年代の人が太田に興味を持つのではないかと話してくれました。

黒澤先生の太田に対する「心意気」と「気骨」を感じる講演に、大きな拍手が送られました。

 

「おおた花の会」の設立20周年、おめでとうございます。

今回の記念式典でも「おおた花の会」が地域の活性化に大いに貢献されていることが感じられました。

これからも花の彩りと活動の活発さで、太田を元気にしてくださいね。

Posted under: 太田地域

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