10月21日(金)、仙北中学校で、仙北地域を震源とする強い地震を想定した震災時の避難所開設訓練が行われました。
「だいせん防災教育『生き抜く力育成』事業」として大仙市教育委員会教育指導課が実施したものです。
参加者は仙北中学校生徒162人、教職員23人、地域住民、日本赤十字社仙北分区など計300人。
震度6の地震があり、倒壊を免れた仙北中学校は、大仙市仙北支所長からの依頼を受け、避難所を開設する想定で訓練が行われました。
震度6の地震発生、グラウンドに避難。 点呼、全員の無事を確認。 秋田赤十字病院看護師による「癒しのリラクゼーション」の指導。
避難所開設指示、各班に分かれ、準備開始。災害救護用非常食袋(米140gと水を入れ密閉し、ゆでる袋)を使用した炊き出し訓練が行われました。
避難者受入れ、昼食。 避難者と共に、新聞紙とビニール袋で作った容器でカレーを食べました。
新聞紙でスリッパ制作。
訓練を終え、市総合防災課の郡山茂樹・防災危機管理監は「仙北中学校の訓練は真心がこもった訓練だった。同様の訓練を市内の他中学校で行ってきて、4年目にして初めて女性用多目的スペースが設けられた。やさしさを感じた。」と感心していました。
生徒会長・池田晴香さんのリーダーシップの下、生徒達が自ら考え、率先して行動しているのが印象的でした。
仙北中学校の生徒は頼もしいですね!
来年は太田中学校で実施されるそうです。