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秋田県大仙市公式ブログ

いろりの会「たのしいクリスマス」

読み聞かせボランティア「いろりの会」(藤原サチ会長・会員17名)は、毎月第3日曜日、敬愛館で読み聞かせを行っています。子ども好きなメンバーが集まり、地域全体で子育てしようと活動しており、子育て中のお母さんたちの心強い味方となっています。

毎年12月の読み聞かせは「たのしいクリスマス」として特別プログラムで行われ、今年は12月4日(日)に開かれました。

毎年楽しみに来場する方もたくさんいて、今年は家族連れや地域の方が総勢80人ほど集まり、一足早いクリスマスを楽しみました。

始めにクリスマスらしく「あわてんぼうのサンタクロース」を全員で合唱、その後早速大型紙芝居が始まりました。「モチモチの木」のお話を、縦80㎝、横110㎝もある大きな紙芝居でじっくりと聞かせてくれました。この大きな紙芝居は今年できたばかりの新作で、10人程で4・5回集まり、一部は自宅に持ち帰り製作した手作り品です。「いろりの会」で作成した大型紙芝居は「花さき山」に続きこれで2作目。切り絵調のイラストを忠実に描いています。img_6711img_6728

二人の読み手が、抑揚をつけて語りかけるように読み上げ、子どもも大人も物語の世界へ引き込まれます。img_6730

子どもたちの真剣なまなざしが印象的です。img_6714

普段は映像にばかり慣れている子どもたちも、良い物語を生の声で聴くと、こんなに真剣になれるのだと改めて読み聞かせの実力を感じました。

 

大型紙芝居が終わると、地域が生んだバンドグループ「きんちゃんバンド」による演奏が始まりました。「きんちゃんバンド」は第1回クリスマス会にも出演し、11年ぶりの出演とのこと。バンドメンバー7人のうち5人が出演し、大人が喜ぶ懐かしの曲から子どもも知っている朝ドラの主題歌など10曲を生演奏で聴かせてくれました。img_6738

「365日の紙飛行機」や「ふるさと」「秋田県民歌」は子どもたちが前に出て、バンドメンバーと一緒に生演奏で歌いました。子どもたちにマイクが向けられると照れながらも、のびのびと歌っていました。img_6776

 

最後にはサンタさんからプレゼントまであります。img_6790

子どもばかりでなく、大人にもプレゼントがあり、うれしさ倍増です。

 

毎年趣向を凝らし開催される「たのしいクリスマス」、今年も楽しく終わりました。プログラムの設定から準備、そしてメインの読み聞かせについても練習を重ねてこられたことと思います。

毎月の読み聞かせ会の活動も含め、いろりの会の活動は、子どもにも子育て中の家族にもたっぷりの優しさを感じます。良い物語に触れる機会を与え、読み聞かせることの大事さを伝え、家族で集う場を与え続けてくださっている「いろりの会」。その活動には感謝と敬意までも感じます。これからも、太田の子どもと太田の子育て奮闘中のパパママジジババを、たっぷりの愛情で見守ってくださいね。

Posted under: 太田地域

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