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秋田県大仙市公式ブログ

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「綱引き文化」が結んだ大仙市と韓国・唐津(たんじん)市友好交流10周年

大仙市・唐津市「友好交流に関する協定」締結10周年記念事業が10月12日(金)に執り行われました。
平成15年2月、唐津市にある機池(きじ)市綱引き保存会の視察団の皆様が、旧西仙北町の「刈和野の大綱引き」に参加されたことが縁となり、交流のきっかけとなりました。
平成19年「友好交流に関する協定」の締結から昨年10周年を迎え、唐津市において記念事業を開催していただき、今年は大仙市において友好交流の記念事業を開催し、唐津市より18名の関係者の方々にお越しいただきました刈和野駅前にて「友好道路看板」除幕式後、記念看板の前にて記念撮影。

「友好道路看板除幕式」に引き続き、キム・ホンジャン唐津市長より「記念植樹」・「記念碑除幕式」において挨拶をいただきました。老松大仙市長、キム・ホンジャン唐津市長の談話風景。

「唐津市友好交流協定締結10周年記念碑除幕」が西仙あおぞらこども園の年長の皆さんにご参加頂き、和やかな雰囲気で執り行われました。後方の松は10年の赤松(唐津市の木として植樹)

左からアン・ボンファン機池市綱引き保存会会長、キム・キジエ唐津市議会議長、キム・ホンジャン唐津市長、老松博行大仙市長、高橋幸晴大仙市議会副議長、今野幸宏刈和野大綱引保存会副会長。

記念碑を前にキム・ホンジャン唐津市長ほか唐津市関係者の皆様。大仙市役所西仙北支所入口において「機池市綱引き特別展」テープカットが執り行われました。西仙北庁舎内 世界文化遺産「機池市綱引き特別展」会場において。「機池市綱引き特別展」は今後、大仙市西仙北支所庁舎内に2年間展示されます。
大仙市と唐津市の交流の由縁となりました「機池市綱引き」を是非ご覧ください。

 

収穫!ありさこまち

6月のブログで太田の農業女子として紹介した小松有沙(ありさ)さんの稲刈り作業にお邪魔してきました。

6月太田の農業女子☆ありさの記事はこちらから

 

18町歩の作付をしている有沙さんの稲刈りは1か月以上続きます。18町歩という広大な作付面積ですから、刈取りに時間がかかるうえに、刈取り後の籾の乾燥も自宅の乾燥機2台をフル活動させて行うため、刈取り量と乾燥量とを調整する必要があり、作業日程の調整も必要です。さらにお天気との調整もあるので、長丁場は避けられません。農業は、体力と忍耐のいるお仕事だとつくづく感じます。
10月10日、今にも雨が落ちてきそうな天気でしたが、「春作業の取材時と同じところを刈るよ~」という連絡があり、秋作業もパチリしたい!と意気込んでお邪魔してきました。
天気がイマイチなのが残念でしたが、曇天でも有沙さんは爽やか。稲わらのチカチカ防止のマスクがうらめしいですが・・・。

この日も、父娘がチームワークよく作業を進めていました。コンバインの操作が難しい田んぼの端の方はお父さんが刈取り、有沙さんは機械の刈り残しを鎌で刈っていきます。

その後、コンバインの操作を交替。機械を操作する時の真剣な表情としぐさは、いつもはキュートな有沙さんのかっこいい部分がでます。

黄金色の稲穂と農業女子と大台スキー場。太田のいいところが並んだショットです。

有沙さんが育て収穫した「ありさこまち」、春に商標登録の申請中とのことでしたが、まだ認定許可はおりないとのこと。残念がる私と対照的に、有沙さんは「時間かかるから、そんなもんでしょ」と冷静です。慣れた様子の有沙さんに、経験値の差を見せられた気がしました(笑)

農業という仕事には、天気を待ったり、作物の生育状況を待ったり、時には各種申請許可を待ったりと忍耐が必要なことを感じます。これも収穫の喜びを際立たせる要素になっているのかもしれません。
有沙さんによると、今年はあまり収量は多くないとのこと。そして、平野部より山際の方が収量が多かったそうです。

ほ場から刈り取られた「ありさこまち」は、これから有沙さん宅の乾燥機で乾燥調整し、籾すり作業をした後、色彩選別機でカメムシ被害米などを取り除き、品質の良い状態で計量・袋詰めをして出荷準備を整えます。「ありさこまち」は、生産者の顔が見える、安心安全そして高品質なお米と言えますね。
「ありさこまち」は、予約販売制です。太田の農業女子を応援したい方、お米にこだわりのある方は、ぜひインターネットで「ありさこまち」と検索してみてください♪