ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

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太田の火まつりにむけて① ~天筆~

2月20日(土)、太田地域の冬のイベント「太田の火まつり」が開催されます。

太田の火まつりは、今年で35回目、雪中田植えや紙風船上げ、天筆焼きなどの太田地域に伝わる小正月行事を一堂に行い、地域の伝統行事を伝承していこうと開催されています。

実行委員会では、20日の開催に向け、イベント内容の調整や物品販売の内容、安全面の確認などを繰り返し話し合っています。

火まつりの雰囲気を感じとってもらおうと、太田庁舎の玄関に天筆を飾っています。IMG_2394

また、市民サービス課のカウンターにもミニチュア版を設置し、多くの方の目に留まるよう工夫しています。IMG_2398

天筆は緑、黄色、赤、白、青(み・ぎ・あ・し・あお)の順に細長く貼り足した五色の短冊です。これに「天筆和合楽、地福円満楽、日月清明楽、五穀豊穣楽、天下泰平楽、学明上達楽」などの願い事を筆書きします。天筆焼きは、この願い事を記した天筆を、竹や細長い木につりさげ、それを「カマクラ」といわれる生木をたてたくさんのワラをしばりつけた塔にさし、火をつけようとする側と、それをつけさせまいとする側で攻防を行い、燃え上がった塔の炎で天筆を燃やし、願い事の成就と一年の無事を祈るものです。

 

天筆の準備の1つとして、おおたわんぱくランドの皆さんに、五色の短冊に願い事を書いてもらいました。「おひめさまになりたい」「ぷろやきゅうせんしゅになりたい」「いちねんせいになったらべんきょうがんばりたい」など、かわいい願い事がたくさん。一生懸命な字とかわいい絵、希望あふれる願い事に、心がなごみます。IMG_2391

子ども達の書いた天筆は、当日会場を彩り、火まつりの目玉の一つである天筆焼きで、天高く舞いあがります。ぜひ会場に足を運び、天筆と天筆焼きをごらんください。

太田 雪まる隊出動!

大仙市には、除雪ボランティア「大仙雪まる隊」があります。

「雪まる隊」は団体や個人の方がボランティア登録し、高齢者や障害者等の自力で除雪できない世帯の除雪を実施する、降雪地域ならではのボランティア団体です。

太田地域では、今年度の雪まる隊の一斉出動を2回予定しておりましたが、1月中旬まで降雪がほとんどなかったため、予定した1回目の出動を見送り、2月7日(日)に初出動となりました。

下堰・上堰自治会の皆さん、建設技能組合の皆さん、農協職員、太田支所職員など40人が、太田保健センター前に集合しました。IMG_4087

大仙市雪まる隊の大信田孝文会長が、「今年は降雪が少ないが、自力で排雪できない高齢者等世帯では、雪まる隊の出動を心待ちにしている」と挨拶、その後グループに分かれ、除雪希望のあった太田地域内の12世帯へと向かい、雪寄せに汗を流しました。IMG_4093

2月7日現在、累積の降雪量で今年は286㎝、昨年は472㎝と、おおよそ半分となっています。積雪の深さも今年は48㎝、昨年は73㎝と25㎝も低くなっています。今回、降雪が少ないながらも出動したことにより、地元の人だからこそ、軒下や間口などこう寄せれば喜ばれるという気づきがありました。寄せる雪の量だけでなく「雪まる隊」の活動の良さそのものが再認識されました。

雪国ならではの助け合いの形である「雪まる隊」は、社会福祉協議会が窓口となり、各地域ごとにボランティア登録を受け付けています。多くの皆さんの登録をお待ちしています。

ニューファーマーを目指す意見交換会 開催

1月27日(水)、大曲農業高等学校を会場に、高校生と農業研修生との意見交換会が行われました。この意見交換会は、仙北地域振興局の主催で、秋田県の農業を担う人材確保・育成に向け、高校生の就農に対する意欲喚起を目的とし、大曲農業高校の生徒と大仙市新規就農者研修施設研修生とが意見交換できる場を設けたものです。

大仙市には、新規就農者のための研修施設が、太田地域に1箇所、西仙北地域に1箇所あり、基幹産業である農業を担う人材の育成に力を入れています。

太田にある東部新規就農者研修施設から6名、西仙北にある西部新規就農者研修施設から2名の研修生が参加し、高校生25名と意見交換を行いました。

高校生25名のうち、3年生が14名、卒業後すぐ就農を考えている方はいないようですが、研修生に対し、就農するきっかけや非農家の場合の就農について、米以外の作付についてなど、就農について興味関心がうかがえる質問があげられました。P1270725

 

参加した研修生は、研修2年目の方々で、いずれも研修後市内での農業経営を目指しています。

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高校生にとっては、自分たちの身近な地域の、しかも年齢の近い先輩たちが農業を志す姿にふれ、就農に対する意識が高まったことと思います。

大仙市でも、農家数の減少、農業従事者の高齢化が進行しています。今回の意見交換会により、進学を機に大仙市を離れてしまう高校生の中にも、知識と経験を積み大仙市にもどって農業をやってみようと思う方が増えてくれればと願います。

大仙市新規就農者研修施設では、安心して農業に対する知識・技術を習得できるようバックアップに努めています。将来のビジョンに「就農」という選択肢を。若き就農者を大仙市は応援しています。

大台スキー場 大盛況!

太田地域にある大台スキー場は、市民のウインタースポーツの拠点となっています。

今年度は積雪がない状態で12月20日にスキー場開きをし、降雪が少なく営業が心配されましたが、正月明けからはベストコンディションで、大盛況の営業を続けております。

大台スキー場は、仙北平野を一望するワイドなロケーション、七色の光が彩るナイターがおすすめの「いちばんちかくのスノーリゾート」として地域に愛されています。

今季の最多来場は1月17日(日)の約1,500人。この日はスキーこどもの日で、リフトが無料だったため、多くの家族連れ、友人同士の来場がありました。ここ数年来ないほどの混雑だったということで、駐車できない方もいたほどとのこと。

大台スキー場は、市内外の小中学校のスキー教室の利用も多く、1月下旬から2月下旬までがピークで、今季は約5,100人の予約があるそうです。

1月29日(金)は、スキー教室最多の日、児童・教員・保護者合わせて665人の利用がありました。

image4スキー教室の開校式の様子。安全に楽しく過ごせるよう、注意事項を確認します。

天候にも恵まれたため、一般の利用者もあったことから、750人近い来場者で賑わいました。

image1image3スキーヤーがお互い譲り合いながら、指導者のうしろをきれいに滑り降りてきます。

image2リフトには長蛇の列が。待ち時間のおしゃべりも弾みます。

 

大台スキー場は、第2リフトまであり山頂付近は上級者コース、第1リフトからは初・中級コースがあり、裾野がなだらかなため初心者が足でのぼって練習するのにも適しています。初級者から上級者まで幅広く利用できることから、スキー教室で利用され人気があるのも納得です。

たくさんのスキーヤー・ボーダーで賑わいますが、スキー学校やリフト乗車など、多くのスキー場スタッフの安全管理のもと、連日事故なく運営されています。

大台スキー場の営業は、朝9時から午後4時まで。ナイター営業は毎週金・土曜日のみですが、午後5時半から午後9時半まで。ぜひ、「いちばんちかくのスノーリゾート」大台スキー場へおこしください。

「真木真昼の四季フォトコンテスト」審査会を開催しました

大仙市と美郷町、真木真昼県立自然公園を美しくする会(栗林次美会長)では、今年度、県立自然公園指定40周年を記念して「真木真昼の四季フォトコンテスト」(11月30日応募締切)を開催しておりました。

県立自然公園内で撮影した四季を感じる写真71点の応募があり、1月21日、大仙市太田支所で審査会が行われました。

昨年7月の豪雨により、真木真昼県立自然公園内の薬師・和賀岳への登山口へ通じる真木林道、真昼岳登山口のひとつである峰越林道が通行止めとなったため、見込んだよりも少ない応募となりましたが、その分同公園を熟知し大自然の良さを伝えたいという想いが伝わる力作が多く、審査は難航しました。

一次審査の審査員は、加藤明見さん(秋田県写真協会会長)、泉谷玄作さん(美郷町在住写真家)、佐々木真弥さん(秋田魁新報社大曲支局記者)、木村慎吾さん(大仙市役所広報担当)が務めました。IMG_2297IMG_4073

審査は、募集テーマ「真木真昼県立自然公園の四季」に沿っているか、狙いや撮影意図の工夫がされているか、構図・ピント・シャッターチャンス・色調など撮影技法に優れているか、撮影場所や被写体などに独自性が見受けられるかなどを審査基準として行われました。

その後、真木真昼県立自然公園を美しくする会の会長と副会長が審査に加わり、二次審査。IMG_2345

自然公園を紹介するパンフレットへの利用という観点からも審査を行い、最優秀賞が1点、優秀賞が3点、入選10点が選ばれました。

入賞作品の正式発表は2月1日(予定)となります。

ご応募いただきました皆さん、公園内への一部通行止めによりシャッターチャンスが減ってしまった中、力作のご応募ありがとうございました。結果発表も楽しみにお待ちください。

紙風船づくり体験

1月16日、角間川地域活性化協議会(古谷武美会長)の皆さんと国際教養大学の留学生が太田公民館で紙風船づくり体験をしました。

角間川地域活性化協議会は、訪日外国人との交流を通して地域の活性化を目指しており、このたび角間川盆踊りや大曲の花火を描いた紙風船づくりを体験したいと、太田地域を訪れました。

太田地域では、毎年「太田の火まつり」で紙風船上げを行っており、各集落や学校などで紙風船を手作りしています。紙風船づくりを指導してくださる人材も豊富です。

角間川地域活性化協議会の皆さんと国際教養大学の留学生の皆さんは、もちろん紙風船づくりは初体験。

太田の紙風船づくりのプロに手ほどきを受けます。

初めに模造紙大のグラシン紙という紙を縦に4枚貼りあわせて、絵を描きます。IMG_4036

絵は、鮮やかな色使いでダイナミックに描くと、紙風船にしたときに見栄えがします。IMG_4037

留学生の皆さんは、絵を描いているときは、紙風船がどんなものか全くイメージできていない様子でしたが、風船に仕上げると、紙でできた日本式バルーン(風船)の繊細な美しさと、大きな風船がふんわり飛ぶ不思議さに歓声が上がりました。IMG_4045

 

IMG_4049紙風船の中に入って、ワンダーランド気分。

紙風船のイメージがつかめると、2個目の風船づくりはスピードアップ。IMG_4053

「日本語が上手になりたい」「世界を旅したい」など、それぞれの願いごとも風船に託しました。

この紙風船は、2月20日(土曜日)開催の「太田の火まつり」のときにあげる予定です。

風船が天高く舞い上がり、留学生の皆さんの願いがかなうといいですね。

レッツチャレンジ健やかクッキング

1月13日、おおた児童クラブで食生活改善推進協議会太田支部のみなさん(ヘルスメイトさん)による「レッツチャレンジ健やかクッキング」が行われました。

食生活改善推進協議会太田支部では、太田の子ども達に、食べることの大切さ、作ることの楽しさを感じてもらいたいと、冬休み最終日のこの日、おおた児童クラブでの調理体験を企画しました。

最初に食育クイズ。食べ物が体の中でどのように吸収され栄養となるのか、エプロン型マスコット「まぁくん」を使って体の中を見ながら、食べることの意義をクイズ形式で学びます。IMG_2223IMG_2224

 

その後、身支度を整え手を消毒したら早速調理体験に。まずは「おにぎらず」に挑戦。

ツナ・サケフレーク・玉子・チーズ・ハムなど子どもたちが大好きな具が準備され、のり→ごはん→自分好みの具→ごはんとのせて、のりでくるんだら完成です。大きなおにぎりを切ると、切り口がきれいなサンドウィッチのようなおにぎりになります。IMG_2260IMG_2267

 

デザートも自分たちで作ります。ビスケットを砕いて、フルーツとヨーグルトをのせれば「ヨーグルトパフェ」のできあがり。IMG_2245

 

クッキングした「おにぎらず」と「ヨーグルトパフェ」は、この日のランチメニューとなりました。このほか、ヘルスメイトさんが作ってくれた「芋の子汁」もあり、栄養満点のランチとなりました。

自分で作った料理は格別においしく、みんなで食べることでいつもよりたくさん食べられます。作ることの楽しさ、食べることの楽しさを味わった楽しいひと時となったようです。

また、今回、おおた児童クラブに、手づくりの食育すごろくがプレゼントされました。子ども達は「今すぐ遊びたい!」と興味津々。食生活改善推進協議会太田支部の皆さん、いつも太田の子ども達の健やかな成長を見守ってくださり、ありがとうございます。次回のクッキングも楽しみにしています!

手作りピザ窯「山猫屋ピザ」がオープンします

農業で地域を元気にしようとがんばっている「アグリグループとんぼ」(高橋広之代表)が、地域枠予算を活用し、移動式のピザ窯を製作しました。

冬期間、毎週土・日曜日に、大台スキー場のロッジ下で、「山猫屋ピザ」としてオープンし、窯焼きピザの手作り体験ができるようにします。

移動式のピザ窯にしたことで、太田地域の春夏秋冬のイベントで活用できるほか、手作り体験の要請があれば出張も行う予定とのこと。イベントで手作り体験ができることにより、イベントのさらなる活性化が図られるだけでなく、トッピング具材に地元食材を使用することで食育や農業振興の効果も期待できます。

12月28日には、試食会が行われ、手作り窯で焼いた初物のピザが振る舞われました。

窯全体があたたまるまで、生地が焦げたりと難航していましたが、火加減と焼き時間のコツをつかむと、プロ顔負けのピザができあがっていました。

IMG_2137 IMG_2155トッピングには、横沢曲りネギや地元産のしいたけ、いぶりがっこなどが準備され、思い思いにトッピング。いぶりがっこの食感と味もなかなかピザに合うようです。

レンガ造りのピザ窯から温かい湯気と香ばしい香りがしてくると、焼き上がりがますます待ち遠しくなります。焼きたてはカリッとトロッと、自分好みの具材でトッピングするため、何枚も食べたくなります。

アグリグループとんぼの高橋代表は「もう少し改良が必要」と、さらに本格的な窯に仕上げたい様子です。太田で、本格的な窯焼きピザが食べられるようになる日が待ち遠しいですね。

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太田から飲酒運転をなくそう!

12月は飲酒運転追放月間、年末交通安全運動期間、また全県一斉風俗浄化の日があり、交通安全・防犯の意識を高める期間となっております。

太田地域では、12月18日の夕方、飲酒運転根絶・交通安全・青少年の非行防止のため、太田地域の交通指導隊員と防犯指導隊員そして太田駐在所長が、年末警戒と飲酒運転追放巡回を行いました。

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巡回メンバーが太田支所に集合し、出発式を行いました。

出発式では、防犯指導隊の鈴木副隊長と交通指導隊の佐藤副隊長があいさつし、年末年始は飲酒の機会が増えることからこの活動の重要性が強調されました。安達支所長から激励の言葉、谷口課長から日頃の活動に対する感謝の言葉を受け、早速巡回へ。

メンバーは2班に分かれ、太田地域の飲食店や、酒類を販売する商店などを巡回し、飲酒運転がないようにポスターと啓発グッズのトイレットペーパーを配布して回りました。

IMG_2091IMG_2100交通指導隊・防犯指導隊の皆さんの制服姿を見るだけで、気が引き締まります。

年末年始、飲酒の機会が増えることと思いますが、飲酒運転ゼロを目指し地域全体で安全安心なまちづくりに取り組みましょう。

巡回活動に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

太田中学校走りぬきました!駅伝全国大会

12月13日、山口県山口市で第23回全国中学校駅伝大会が開催され、秋田県代表として太田中学校が出場しました。

12月16日、高橋校長・皆方監督と一緒に駅伝メンバーが、太田支所に結果を報告にきてくれました。

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太田中学校は48チーム中37位。今まで野球をしてきたメンバー達が、駅伝という競技に取り組み全国の舞台で立派に走りぬいたことは地域の誇りです。

走りぬいた6人の選手、それぞれが全国レベルにふれ、自分の持てる力を発揮してくれました。2区を走った高階陽希さんは、22人を抜き去り区間賞まであと1秒という全国でも通用するすばらしい走りでした。

遠く山口県で行われた大会、応援に行けなかった多くの皆さんに、力走の様子を紹介します。

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PC130863IMGP0990IMGP1003PC130875IMGP1032全県優勝、東北大会5位、そして全国大会出場と、太田地域にスポーツの素晴らしさと明るい話題をもたらしてくれました。全県優勝してから全国大会まで、より一層練習に努力したことと思います。駅伝メンバー10人、一人もかけることなく毎日練習に取り組んだといいます。本当におつかれさまでした。そして、感動をありがとうございました。

鈴木裕樹さんを応援する会

12月13日、奥羽山荘で鈴木裕樹を応援する会(大信田哲男会長)の忘年会が開かれました。

わらび座の今年のミュージカル「為三さん!」は大好評を得ており、為三役を務めた裕樹さんの人気もさらに高まっています。

大信田会長は「鈴木裕樹を応援する会は平成21年7月4日に会員70名で結成し、現在は会員140名と7年目で会員数が倍になった。この間、裕樹君もわらび座の看板役者に成長し、これからの活躍がますます期待され、応援する会としても楽しみであり、応援のしがいがある」とあいさつ。

この日は、役者仲間の戎本(えびすもと)みろさんと小林すずさんと共に出席。戎本さんと二人で岩手県北上市に伝わる民俗芸能「鬼剣舞」を披露した後、すずさんとトークショー。

IMG_3899IMG_3901裕樹さんは「田沢湖マラソンに出場するために3か月間、トレーニングを積んだ。太田東小学校の学習発表会にゲスト出演することになり、田沢湖マラソンと学習発表会が同じ日だということが判明!マラソンに出たい、でも東小学校の子どもたちと一緒にステージにも上がりたい…悩みに悩み、母校の学習発表会を取ったことが、僕にとっての今年の重大ニュース。太田に生まれ、太田で育ててもらったので、これからは太田のいろいろな場に赴き、僕にできることをやって太田に感謝したい」と語ってくれました。

「為三さん!」のロングラン中も、太田を何度も訪れ、わんぱくランドや児童クラブ・小学校で子ども達とふれあってくれました。わらび座の看板役者となっても、出身地である太田を大事にしてくれる気持ちがうれしいですね。

 

IMG_3896参加者全員で「秋田県民歌」を大合唱。

裕樹さんは正月三が日の「為三さん!」の最終公演のあと、1月から始まる新しいミュージカル「どどぉん!大曲花火物語」に出演予定とか。来年の裕樹さんの活躍も楽しみですね。

なお、この日は朝日新聞秋田総局の記者の方が取材しており、平成28年の新年特集号に裕樹さんと秋田県民歌の特集記事が掲載される予定です。

太田の伝統食「病焼き」をプレゼント

秋田県南部には、12月8日に焼き餅をつくってそれを食べると一年間病気にかからないと言い伝えがあります。太田地域では、この焼き餅を真っ黒に焼き、餅に病を託し川に流すという伝統行事があり、郷土の伝統食「病焼き」として定着しています。

12月8日、地域に根差した食育事業の一環として、おおた児童クラブで、食生活改善推進協議会太田支部の皆さん(ヘルスメイトさん)から、太田の伝統食「病焼き」がプレゼントされました。

ヘルスメイトさんが訪れると、早速「食育ゲーム」がはじまりました。野菜を輪切りにしたシルエットをみせて、野菜を当てるゲームです。IMG_2044

ゴーヤなど、なじみの少ない野菜も積極的に当てようと、珍解答が続出。「ズッキーニ!」と答えた児童もいて、子どもたちの野菜の知識に驚かされました。

 

ゲームで盛り上がった後は、お待ちかねの「病焼き」のプレゼント。ほんわか温かい「病焼き」に思わずほおずり。IMG_2058

ヘルスメイトさんのピンクのエプロン型のメッセージカードにも優しさがたっぷりです。IMG_2065

 

食生活改善推進協議会太田支部では、1月13日にも「レッツチャレンジ健やかクッキング」を計画しています。食べることの大切さ、作ることの楽しさを通じてよりよい食生活を目指したいと、取り組んでいます。おおた児童クラブの皆さん、保護者の皆さん、ぜひご参加ください。

いろりの会「たのしいクリスマス」

12月6日、おはなしボランティア「いろりの会」主催による「たのしいクリスマス」が敬愛館で開かれました。

まずは、たのしいお話しから。紙芝居の、はじまりはじまり~。子どもも大人も身を乗り出して聞いています。IMG_3838

続いて劇「あくまんをやっつけろ」IMG_3839

子どもたちの好き嫌いは、子どもたちに潜む「あくまん」のせい、交通ルールを守らないで自転車のりするのも「あくまん」のせい…

太田地域にたびたび「あくまん」が出没し、悪い子が多いのを心配した「ささた」(太田地域のマスコットキャラクター)が、「あくまん」をやっつけるために登場!IMG_3849

「あくまん」を「ささた」がみごと退治し、太田は良い子ばかりになりました。

 

最後に「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌い、一足早くサンタさんからプレゼントがありました。IMG_3882

 

いろりの会は、敬愛館を拠点にして毎月1度の読み聞かせやおはなし会、そしてクリスマス会等のお楽しみ会を開き、地域の子どもたちばかりでなく、子育て中の親や祖父母にも喜ばれています。

これからも楽しいお話をたくさん聞かせてください。

「奥羽山岳救援隊」結成

このたび、主に真木真昼県立自然公園を活動範囲として、山岳救助や美化清掃活動を行うボランティア団体「奥羽山岳救援隊」(藤峯隆洋隊長、会員9名)が結成されました。

山岳救助事案が発生した場合には、警察が主体となり広域消防や消防団と協力しながら捜索にあたることとなっていますが、山岳救助という特殊性から難航する場合があります。

自然志向の高まりとともに、真木真昼県立自然公園の和賀岳・薬師連山には、県内外から多くの登山客や山菜取りの方々が訪れています。

奥羽山岳救援隊の結成は、真木真昼県立自然公園内で万が一有事が発生した際、救助体制が強化されることになります。

11月24日に、結成後、初めての会合が太田公民館で開かれました。IMG_3777

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会合では、最低でも月1回は集まり、地形や登山道の情報を交換し、常に状況を熟知し合うとともに、救助技術の向上を図ることを確認しました。

精鋭メンバーが揃う「奥羽山岳救援隊」の結成は、春の防災訓練の開催や秋の安全安心推進集会の開催により、太田地域での防災意識の高まりを形にできたものと思います。

万が一に備えた救援隊の結成により、真木真昼県立自然公園内の登山がより安全に行われることになると思います。出動する機会がないほどよいことですが、万が一の時の救援隊の活躍に期待します。

奥羽山荘 新源泉のお湯が楽しめます!

奥羽山脈のふもとにある川口温泉奥羽山荘で、新源泉での営業が開始となりました。

12月1日には、新源泉引湯記念セレモニーが行われ、工事関係者や地域住民が参加し新源泉の使用開始を祝いました。

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市では、奥羽山荘の旧源泉の湯量が減少したことから、昨年度から安定した温泉を供給できる新源泉の開発に取り組んでいました。新源泉は、湯量が多く、弱アルカリ性の泉質で、腰痛・神経痛・冷え症・乾燥肌などに適応しています。

寒くなるこれからの季節、温泉がぴったりです。ぜひ奥羽山荘で新源泉のお湯をお楽しみください。

12月20日からは奥羽山荘からすぐの大台スキー場もオープンします。スキー・温泉を同時に楽しめる太田へ、ぜひおこしください。

道路除雪の安全を祈願

11月13日、太田除雪共同企業体の道路除雪作業安全祈願祭が太田支所駐車場で行われました。IMG_0033

今冬は、企業体のオペレーターの皆さんが市道504路線、203㎞の車道と8㎞の歩道を除雪します。

IMG_0028円滑で安全な除雪作業を行うため、市民の皆さまのご協力をお願いします。

 

【市民の皆さまへお願い】

〇路上駐車はしないでください。通行や除雪作業の妨げになります。

〇雪を道路に出さないでください。通行や除雪作業の妨げになります。

〇ご自宅等の屋根から道路に雪が落ちないようにしてください。通行や除雪作業の妨げになります。

〇トラクター等で大量の雪を水路に捨てないでください。水害が発生します。

「ふるさと太田会総会」開催

11月8日(日)、首都圏在住の太田出身者の会「ふるさと太田会」の総会が、東京都のアルカディア市ヶ谷で開催されました。「ふるさと太田会」は設立から23年、総会も23回を数えます。総会冒頭で小松信会長は「再来年の25周年の際は、太田で総会を開催したい」と挨拶する場面も。毎年の総会は、ふるさと太田を離れ首都圏で活躍されている皆さんが、お互いに顔を合わせ、ふるさとを語り合える貴重な時間です。25周年の節目に、ふるさとで開催されることは、太田にいる市民にとっても待ち遠しいことです。太田では今年7月に「ふるさと太田会」の会員勧誘や活動の応援をしようと「首都圏ふるさと太田会を応援する会」を設立しました。今年の総会には、応援する会のメンバーも多数参加し、総勢130人の参加者で盛大に開催されました。IMG_4745

また、会場では太田中学校の全国駅伝大会の出場を応援しようと呼びかけ、たくさんのご厚意をいただきました。「ふるさと太田会」の会員の皆さんも、太田の子どもたちの活躍を気にかけ、元気をもらっているといいます。会場のあちこちに太田中学校の活躍を知らせるポスターが貼られました。IMG_4710

会場受付では、農協加工部会の皆さんがふるさとの味を並べて販売、懐かしの味を買い求める姿が多くありました。IMG_4722

総会の中では、応援する会のメンバーである鷹觜由紀さんと磯万理奈さんによる特別コンサートもありました。IMG_4764

今年の総会は例年になく女性の参加が多かったようです。いつもにもまして、華やかな総会となりました。ふるさとを語り合う時間はあっという間だったようです。IMG_4813

参加された方から、大仙市の「ふるさとこんにちは」のコーナーを楽しみにしているというご意見を頂きました。ありがとうございます。今後もふるさと太田から、情報発信に努めていきます。

太田を遠く離れて活躍されている皆さん、また来年総会に参加し、元気な様子をお知らせくださいね。

 

また、総会時にお寄せいただいた太田中学校へのご厚意は、11月10日、応援する会の大信田会長から太田中学校の高橋校長に届けられました。全国駅伝大会でも太田の名を轟かせてもらいたいですね。IMG_1905

太田で開催「中学生防火防災弁論大会」

11月4日、太田文化プラザを会場に「中学生防火防災弁論大会」が開催されました。

この大会は秋田県消防協会大仙仙北美郷支部の主催で、中学生の防火防災意識を高めるとともに、地域住民の防火防災活動と防火防災意識の普及向上を図る目的で毎年実施されているものです。地域住民の防火防災意識を高めてもらいたいということから、開催地域については、大仙市・仙北市・美郷町で持ち回りしており、今年は太田地域での開催となりました。

今大会の出場者は全部で5名。発表時間は5分を基準とし、4分30秒から5分30秒以内、防火防災意識の普及啓発に適する内容の弁論となります。5分30秒をオーバーした場合は10点の減点、また論旨内容、表現、態度、感動の4項目に分けて減点方式により採点が行われます。5名の方々は、それぞれ中学生らしい視点で家庭・学校の日常にある防火防災の切り口をみつけ、自分の意見をわかりやすく伝えてくれました。

 

発表者の皆さんを発表順に紹介します。

発表1番 中仙中学校1年 藤田愛心さん「心に防災サイレンを」IMG_1767

 

発表2番 太田中学校3年 髙橋亜実さん「心の堤防を高くして」IMG_1776

 

発表3番 太田中学校2年 髙橋啓太さん「心にゆとりで火災を防ぐ」IMG_1801

 

発表4番 仙北中学校2年 加藤正弥さん「命を助けるために」IMG_1811

 

発表5番 豊成中学校1年 山手美夢さん「防火のために私ができること」IMG_1826

 

5名の方々は、ほとんど原稿を見ることなく、堂々と意見を述べていました。ゆるぎない自分の意見を持っていること、そしてこの大会に向け練習を重ねてくれたことが感じられました。

会場には太田中学校の全校生徒も訪れ、発表に真剣に耳を傾けていました。IMG_1834

会場は満席、多くの聴衆を前に堂々と自分の意見を述べてくださった5名の方々に大きな拍手が送られました。

 

また、消防・防災の関係者が多く集まり防火防災意識の向上を図るよい機会だったことから、今年、全国消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞された角館消防署の新田理沙さんの意見発表も行われました。

新田さんは、角館消防署で予防・救急を担当しており、救急隊員でもある女性消防士です。心肺蘇生法をYouTubeで再生し、映像の中で新田さん本人が手順を説明してくれます。「すみません、誰か来てください」この音声で、映像が再生可能に呼び出されるといいます。新田さんは「私がお手伝いします。助けたい人がいるとき、私を呼んでください」と発表、全国一になった意見発表に大きな拍手が送られました。IMG_1838

 

防火防災について、多くの意見に触れた貴重な一日となりました。「自分たちのまちは自分たちで守ろう」、自助そして共助、大仙市が目指している姿です。中学生の皆さんそして新田さんの発表を聞き、改めて気の引き締まる一日となりました。

発表者の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。

熱演!感動!「太田北小学校全校音楽劇」

11月1日(日)、ドンパルで太田北小学校(今野天美校長・児童数41人)の全校音楽劇が開催されました。太田北小学校は、全校児童による音楽劇に取り組んでおり、演技・歌・演出とも年々レベルアップしています。9回目となった今年の上演も感動の音楽劇となりました。

今年の演目は「不思議な国の物語~アリスとトランプの国のプリンセス~」。

不思議の国のアリスを、友情をテーマにしたストーリーに変えたオリジナル脚本です。今回の音楽劇のテーマは「絆を深めよう!~支えてくれるすべての人と~」、普段から地域に見守られている北小にピッタリなテーマです。

物語の中に、友情の大切さ・素晴らしさが優しく描かれています。北小の皆さん一人一人が与えられた役になりきり、演技・歌に一生懸命取り組む姿がありました。その演技には、テーマにもあるように音楽劇を支えてくれるすべての人への感謝の気持ちがあふれており、フィナーレに近づくにつれ、歌声と気持ちが大きくなるのが感じられました。

観ている人にその気持ちは伝わったのではないでしょうか、観客の中には涙ぐんでいる方も見られました。また、演じきった児童の中には、安堵と感動で泣いている児童もいました。上演後は、ホールから出て全員で観客をお見送り。最後まで感謝の気持ちが感じられます。

IMG_1590観客一人一人に、花が配られます。白い花と赤い花、間違わずに咲かせましょう。

IMG_1591歌うことが禁じられたトランプの国。

IMG_1610花の妖精たちがアリスと一緒に踊る場面。 

IMG_3692マジシャン登場!小さなアリスを大きくします。 

IMG_1621プリンセス、誕生日のプレゼントに欲しいものは?

IMG_1631出会ったみんなが友達!友情に乾杯! 

IMG_1666IMG_1709大合唱となった『Let’s goいいことあるさ』気持ちが伝わるフィナーレでした。

 

太田北小学校のみなさん、感動をありがとうございました。一人一人がキラキラしていました。来年の上演も楽しみにしています。

この全校音楽劇は、公開リハーサルと本公演が土日で開催されます、ご覧になったことのない方は、ぜひ来年ご覧ください。感動間違いなしです!

おおた はなだより №9「全県花だんコンクールで太田地域大活躍!」

秋田県と秋田県花いっぱい運動の会の主催により、毎年「全県花だんコンクール」が開催されています。

10月28日(水)に秋田市の「遊学舎」で、平成27年度の活動を評価し、「第51回全県花だんコンクール表彰式」が開催されました。

太田地域の学校・集落会・個人など多くの団体・個人の方が、花だんづくりの活動を認められ表彰を受けました。

 

IMG_2303 小神成花の会2佐竹睦子会長より、秋田県花いっぱい運動の会会長賞を授与される小神成花の会の皆さん。

 

特別優秀賞を受賞された団体を紹介します。

〇秋田県知事賞 太田中学校IMG_1829

 

〇秋田魁新報社賞 おおたわんぱくランドのびのび園IMG_2030

 

〇秋田県花いっぱい運動の会会長賞 小神成花の会IMG_2445

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太田地域では、「花のまちおおた」を掲げ、昭和39年から花いっぱい運動に取り組み、活動の歴史としては50年にもなります。学校・各集落そして個人宅で花だんづくりに取り組んでいます。今年も優秀賞・優良賞を受賞された集落会や個人の方がたくさんいらっしゃいます。花だんづくりを毎年継続して続けていることも評価の1つではないかと思います。

「おおた花の会」では、「花づくりは人づくり」と、活動の根を絶やさないよう地域全体で活動に取り組んでいます。

毎年続けていくこと、次世代に続けていくこと、地域づくりのお手本となりますね。

受賞された皆さん、本当におめでとうございました。

来年も太田を花でいっぱいにして、地域を明るくしてくれることを期待しています。

太田で開催 平成27年度大仙市安全安心推進集会

10月22日、太田地域にて大仙市安全安心推進集会が開催されました。安全安心推進集会は市民総参加による安全・安心まちづくりの実現に向け、防犯・防災・交通安全意識の高揚を目的に毎年実施されており、今年は太田地域での開催となったものです。

当日は午後1時から太田学校給食センターを出発地点に太田文化プラザまで交通安全パレードが実施されました。秋田県警音楽隊の演奏で、太田地域の3小学校、大仙市内各地域の交通安全・防犯・防災活動に取り組んでいる住民の皆さんが行進しました。パレードに参加したのは全部で約400人、沿道からは100人以上の方々が声援をおくる中、秋晴れの空の下を晴れやかに行進しました。DSC_7807

DSC_7850DSC_7868おおたわんぱくランドの年長組の皆さんがミニ警察官になってお迎えしました。DSC_7857

 

その後、午後1時40分から太田文化プラザで集会が開催されました。集会の中では、防犯・防災・青少年育成・交通安全等の活動にご尽力された個人と団体の表彰が行われました。DSC_8037

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その後、東北公益文科大学の吉村昇学長が「夢と誇りを持って地域発展に」と題して講演を行いました。吉村学長は、元秋田大学学長を務められ、交通安全シュミレーター「わたりジョーズ君」の開発や、モーションキャプチャーを利用した民俗芸能の継承など、地域に還元される研究にご尽力されています。講演の中では、県内市町村で「わたりジョーズ君」の導入第一号が大仙市というエピソードが紹介されたほか、NHKの番組「ためしてガッテン」で「わたりジョーズ君」を秋田市で試した映像などが流され、工学を通じて地域貢献にご尽力された吉村学長の功績をわかりやすく楽しく語っていただきました。夢と誇りを持ちそして情熱をもって秋田の為にご尽力された吉村学長の楽しいお話で、1時間の講演があっという間でした。DSC_8333

 

大仙市では、「安全安心まちづくり条例」が施行されています。「自分たちのまちは自分たちで守ろう」という基本理念のもと、市民総参加による「安全安心推進集会」が実施されたことは大変意義深いものです。太田地域では、春に防災訓練大会が実施されたばかりで、防災に対する意識も高まっているなかでの安全安心推進集会となりました。日頃から地域活動の活発な太田地域ですが、安全安心なまちづくりに関しても地域力を発揮できることと思います。

安全安心推進集会にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。来年は南外地域での開催となります。またご参加いただき、安全安心なまちづくりに意識を高める機会にしていただければと思います。

「倉田松濤作品展」開催中です!

現在、太田ゆかりの日本画家である倉田松濤の生誕百五十年を記念した「倉田松濤作品展」が、太田文化プラザを会場に開催されています。

開催初日の10月24日(土)には、愛好者をはじめ多くの皆さんが松濤の貴重な作品を一目見ようと、会場を訪れていました。IMG_0384

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松濤は63歳で亡くなるまで掛軸、額、屏風など、重厚な存在感のある多くの作品を残しました。今回の作品展はその一部ではありますが、ダイナミックな筆遣いの作品から、細やかな描写のものまで数多くの作品が展示されており、大変貴重な機会となっています。IMG_0366

また、今回の作品展では松濤が支援者に宛てた手紙なども展示されており、松濤のユーモアさが表れている大変興味深いものとなっています。 IMG_0370

 

また、24日には『倉田松濤画伯 小伝』と題し、元秋田県生涯学習センター所長の武藤四郎氏による記念講演会が開催されました。愛好者のほか、今回作品をお借りした所有者の方もお見えになり、会場は満席となりました。松濤の作品や人物像のお話はもちろん、尾崎紅葉との関係や家族、住まい、菩提寺のことなど、武藤氏の軽妙な語り口で会場は笑いに包まれ、終始和やかな講演会となりました。IMG_0397IMG_0392

 

作品展は11月1日(日)まで太田文化プラザ多目的ホールで開催されていますので、この機会にぜひ会場に足をお運びいただき、松濤の魅力あふれる作品の数々をご覧ください。たくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。

第11回太田を元気にする秋まつり 開催

10月17日(土)・18日(日)に、太田庁舎駐車場・太田文化プラザ・太田公民館を会場に「太田を元気にする秋まつり」が開催されました。

「太田を元気にする秋まつり」は今年で11回目の開催、地域の皆さんが日頃取り組んでいる芸術文化活動の発表の場、またスポーツで活躍された方の紹介の場、そして太田の秋の味覚などが楽しめるイベントとして開催しています。芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋を全部つめこんだ秋まつり、天候にも恵まれ2日間で2000人程の来場者がありました。

17日(土)は太田支所駐車場の特設ステージで、太田地域の園児から大人まで、歌・踊り・演奏などで、日ごろの練習の成果を魅せてくれました。また、今年スポーツや文化活動で全国レベルの大会に出場されたチームや個人に「おおた元気賞」の授与もありました。太田の人気キャラクターささ太のオリジナル風船プレゼントや農産物などがあたる抽選会もあり、家族連れの来場者の姿が多くみられました。

IMG_0164芸術の秋を思わせるサックスの調べでオープニング。

IMG_3393IMG_3374出店コーナーやステージ前には多くの来場者の姿がありました。

IMG_0260ささ太の風船プレゼント、大人気です。

IMG_1535おおたわんぱくランドのみなさんが元気いっぱい踊ってくれました。

IMG_0225太田中学校吹奏楽部と太田ジュニアマーチングバンドSprout が会場いっぱいを使ってマーチングを披露してくれました。

IMG_0291スポーツや囲碁などで活躍された児童・生徒の皆さんに「おおた元気賞」が授与されます。全国大会への出場を果たすなど、太田地域を明るく元気にしてくれた皆さんです。

IMG_0299日頃の練習の成果をのびやかに踊ります。

IMG_0307太田分校郷土芸能部による横沢ささらの演舞。まさしく郷土の芸能を受け継いでくれています。

 

18日(日)は太田文化プラザで芸術文化協会太田支部による芸能発表会が行われました。

出演者の皆さんは、踊り・歌・コーラスなどで観客を魅了しました。IMG_2242IMG_2250

 

両日通じて太田公民館では、太田地域の園児・小中学生の絵や工作・習字が展示され、来場者の目を楽しませてくれました。

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また、太田地域の各同好会や個人の方の焼き物・編み物・写真などの展示もあり、レベルの高い作品が並んでいました。

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「太田を元気にする秋まつり」は、その名のとおり、太田地域を元気にしてくれる秋まつりと言えます。地域の子ども・大人に関わらず、芸術文化の分野、スポーツの分野、自分の得意分野での活動を披露し評価してもらえる機会があることは、活動のエネルギー源となることでしょう。来年の秋まつりにむけて、また皆さん腕を磨いてきてください。楽しみにしています。

太田ゆかりの画伯 「倉田松濤作品展」開催

10月24日(土)から11月1日(日)まで、日本画家・倉田松濤の生誕百五十年を記念して、「倉田松濤作品展」が太田文化プラザを会場に開催されます。

今回の作品展は、昨年発足した「ふるさと太田の偉人を顕彰する会」の主催です。「偉人を顕彰する会」は、「鈴木空如」「倉田政嗣」をはじめとし太田には偉大な文化人が多くいることに着目し、「ふるさと太田の偉人」として地域で顕彰していこうと活動しています。

倉田松濤(しょうとう)は、秋田県民歌の作詞者である倉田政嗣の伯父にあたる日本画家です。太田町出身ではありませんが倉田家のルーツは太田町であることから、太田町ほか周辺地域にたくさんの作品が残されております。

今回の作品展では、所有者のご協力を得て、掛軸・額・屏風・俳画帖・手紙など、多くの作品をお借りし展示いたします。松濤の作品をこれだけ多く展示できる機会はこれまでもなく、大変貴重な作品展となることと思われます。この機会にぜひ、会場に足をお運びください。

また、10月24日の初日には、記念講演会も開催されます。『倉田松濤画伯小伝』と題し、元秋田県生涯学習センター所長の武藤四郎氏が講演してくださいます。倉田松濤の作品と人物像の両面から太田の偉人を知ることができる、またとないチャンスです。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。

【倉田松濤作品展】
 日 時 10月24日(土)から11月1日(日)午前9時から午後4時まで
      ※初日は正午からとなります。
 会 場 太田文化プラザ多目的ホール

【記念講演会『倉田松濤画伯 小伝』】
 日 時 10月24日(土)午後2時から3時45分
 場 所 太田文化プラザ生活実習室
 講 師 元秋田県生涯学習センター所長 武藤四郎氏
 テーマ 松濤画伯誕生の地・尾崎紅葉と松濤画伯ほか

倉田松濤①

倉田松濤