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太田産の「そば」 「大台そば」をご賞味ください

大台そばをご存知でしょうか?

太田地域で栽培された「そば」を使用した十割の手打ちそばです。今春から大台スキー場ロッジで、スキー場の閉鎖期間の毎週日曜日のみ営業、ここでしか食べられない「そば」です。春のオープン当初は3時間ほど待って食べた方もいるほどの人気です。

メニューは天ざるそばと温かい天ぷらそばの2種類、どちらも850円と嬉しい価格です。

手打ちの十割そばは弾力があり喉ごしなめらか、ゆでる直前に職人さんが麺を切ってくれます。一週間かけてつくるこだわりの醤油ダレも東北人にちょうどよい塩気とだしがきいています。季節の地元産の野菜を使った天ぷらや、おかわり自由な漬物など、うれしい心配りが満載です。

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DSC0241810月18日(日)はサービスで、「そば」のかりんとうもつきました。カリコリとよい歯ごたえ。中里温泉の入浴半額券もつきます。お腹が満たされた後も、太田でお休みいただけます。

訪れる方には、地元の方が多いものの、観光の通り道で寄る方も多く岩手から訪れた方もいたとのこと。

食事をしながら、ロッジから大台スキー場の紅葉の景色が楽しめます。

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今年の営業は残すところあと2回、10月25日(日)と11月1日(日)のみとなりました。太田では「そば」の刈取りを稲刈りが一段落した後で行うため、新そばの時期が少し遅く、11月1日(日)の営業では今年の新そばが楽しめる可能性も。

また、10月24日(土)には大曲で開催される秋の稔りフェアでも出店されるとのこと。ぜひ100%大仙市太田産の「大台そば」をご賞味ください。

大農太田分校生徒がボランティアに汗

10月6日、秋田県立大曲農業高等学校太田分校(伊東金一校長・生徒数70人)の生徒や教職員の皆さんが、さわやかな秋晴れの下、横沢公園内の修景池の清掃作業に汗を流しました。

横沢公園は、太田地域の中心部に位置し、スイセンや桜の名所として地域住民に愛されていますが、近年は修景池に雑草が生い茂って泥が堆積するなど、環境の悪化が問題となっていました。

この日は、生徒と教職員の皆さんが役割を分担して、公園の管理人が刈り取った草を長木で岸辺に移動させて、トラックに積み込むなど、手際よく作業をしてくれました。

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処理した雑草は、軽トラックで約12台分にもなりました。

太田分校は、グラウンド・ゴルフ大会を開いて地域住民との交流を図っているほか、朝市・夕市での農作物の販売や福祉施設の慰問を行うなど、太田の地域力の源となっています。

作業終了後、生徒会長の門脇丈さんは「自分たちは地域の皆さんに見守られ、安心して学校生活を送ることができます。今後も、地域への奉仕のこころを忘れずに頑張りましょう」と話していました。

太田分校の皆さん、ご協力ありがとうございました。来年もよろしくお願いしますね。

真昼岳紅葉観賞登山

10月3日、真木真昼県立自然公園を美しくする会主催で真昼岳紅葉観賞登山が開催されました。3日は、前日に爆弾低気圧が通過した影響で、雨が降ったりやんだり、午後には雷や竜巻警報が出される悪天候でしたが、なんと!雨にあたることなく登頂しました。

当日の参加者は全部で31名、日ごろの行いのよい方ばかりだったことがうかがわれます。今回は親子登山の開催もあり、最年少は小学6年生、最高齢は74歳の参加となりましたが、7:40の登山開始から下山した15:15まで雨にあたることなく、無事登山を終えることができました。

朝7時に太田支所を出発し、バスで真昼岳赤倉口へ。十分なストレッチを行ってから、登山口までゴミ拾いをしながら進みます。真木真昼県立自然公園を美しくする会では、県立自然公園の自然環境保護を第一の目的としているため、毎年登山の際は清掃活動を欠かしません。登山口でゴミをまとめ、いよいよ、登山スタート。休憩を挟みながら、ゆっくりと3時間半かけて登りました。

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視界が開けてくると、「紅葉のはじまり」の風景が。緑に茶色と黄色のパウダーをうっすらとかけたような優しい色合いです。10月3日現在、紅葉はまだ始まったばかりです。緑濃い山並みも清々しいですが、紅葉の山並みもまた柔らかな趣があって見応え十分です。

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真昼岳山頂からは、360度パノラマが楽しめます。地上ではどしゃ降りにもかかわらず、この日も山頂からは黄金色の仙北平野の眺望が楽しめました。

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登頂された皆さんにも清々しい笑顔が広がりました。

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今回の紅葉観賞登山は、地上では想像できないほど穏やかな登山となりました。

スタートまで天候が心配でしたが、無事終えることができました。

いつも県立自然公園の管理補助員の皆さんが登山道や施設の管理を丁寧にしてくださっていることで、安全に快適に登山ができます。

登山を楽しむ方も、ぜひ県立自然公園の美しさを損なうことのない登山を心がけてもらいたいと思います。

紅葉はこれからが真っ盛り。県立自然公園の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

7月の豪雨で和賀岳・薬師連山の登山口につながる真木林道、真昼岳の登山口につながる峰越林道が現在も車両通行止めになっております。

真昼岳への登山は赤倉口および善知鳥口があるほか、川口渓谷等、真木真昼県立自然公園はこれから迎える紅葉シーズン、魅力あるスポットがたくさんありますので、皆様のおいでをお待ちしております。

太田分校で開催 山っ子コンサート

10月2日、大曲農業高等学校太田分校の体育館で山形大学大学院音楽芸術専攻生による「山っ子コンサート」が開催されました。

今回のコンサートは、昨年ドンパルで実施された「秋田県民歌を歌おう!倉田政嗣生誕120周年記念コンサート」で山形大学の佐川馨教授が講演されたことがご縁となったものです。佐川教授と音楽芸術専攻の大学院生の方々が、音楽芸術の研究の一環として、わらび座ミュージカル「為三さん」を観劇に訪れ、その道中に太田でのコンサートを開催していただけるということで、実現しました。

山形大学と言えば、国立大学で音楽が盛んな大学としても名高く、大学院の音楽芸術専攻生ともなると、プロに近いレベルと言えます。今回は5名の大学院生の方々がピアノと声楽でレベルの高い音楽を披露してくれました。「たくさんの人と一緒に音楽を楽しみたい!」という想いを持ち企画されたコンサート、誰もが一度は聴いたことのある曲や本格的なクラシックなど、親しみやすく興味深いプログラムを用意してくれました。

IMG_1424「ねこふんじゃった」をピアノ連弾で。アレンジもおもしろく、耳と目で楽しめました。

 

IMG_1458「美女と野獣」の女声三重唱。音の重なりが美しく、惹きこまれます。

 

コンサートの最後には太田分校生徒会から花束と記念品の贈呈が。

生徒会長の門脇丈さんが「音楽が人を励ましたり、応援したりできるものだと、今日感じました」とお礼を述べました。

高校生にとっては、プロに近いレベルの音楽に触れるいい機会になったことと思います。

近い距離で、わかりやすく、観て聴いて感じた「山っ子コンサート」となりました。

山形大学大学院音楽芸術専攻生の皆さん、佐川教授、素敵な時間をありがとうございました。

太田中学校大健闘! 全県駅伝大会で男子優勝&女子6位

9月20日に行われた2015全県駅伝競走大会で、太田中学校男子チームが初の栄冠を手にしました。

大会は、秋田市雄和の県営陸上競技場を発着点に、県立中央公園スポーツゾーンで行われ、中学男子は6区間、18.1キロのコースを、33チームで競い合いました。

先にレースが行われた中学女子でも太田中学校は33チーム中6位と大健闘。女子チームの力走を目の当たりにし、男子チームの勝利への気持ちがさらに奮い立ったとのこと。

太田中学校は全校生徒171名、陸上部や駅伝部がある学校ではありません。男子駅伝チームの登録メンバーは全員野球部員、野球部の練習で鍛えた走力とスタミナそして精神力を存分に発揮し、初の優勝を勝ち取りました。

今回の優勝メンバーは、1区清水川晴人さん・2区戸澤祥樹さん・3区藤原玲央さん・4区高階陽希さん・5区東内優篤さん・6区佐藤雅哉さんの6人。

皆方信悦監督の狙いは「前半は先頭集団に残り、後半で勝負をかける」という作戦。

大会はまさにその通りのレース展開、スタートから7位と上位につけ、2区・3区も上位をキープ。

3区を終えた時点で6位、トップとのタイム差は39秒。そして勝負の後半戦、4区・5区・6区ではいずれも区間賞を取る力走をみせ、徐々に順位を上げマークし続けていた大曲中をとらえると6区でついに逆転。歓喜の初優勝となりました。

興奮冷めやらぬ9月25日、太田支所に優勝の報告に訪れてくれました。

IMG_1375清水川キャプテンは「東北大会、全国大会もがんばってきます。応援よろしくお願いします!」と力強く挨拶。

東北大会は10月30日・31日宮城県利府町で、全国大会は12月12日・13日山口県山口市で開催されます。

「太田の名を轟かせて来たい」と皆方監督。太田の名が知れ渡るような活躍を期待しています。

 

IMG_13879月29日も練習に励む姿が。朝7:30からランニング練習。太田中学校から太田庁舎周辺を周回するコースを3回りします。

この日は、駅伝メンバーだけでなく、ランニングする多くの太中生の姿がありました。

ランニングは、基礎体力や忍耐力の向上につながるものと思います。

ランニングに取り組む多くの太中生の姿から、心身の健やかさの基礎を感じました。

 

全国大会まではまだ2か月以上あります。練習している姿を見かけたら、声援をおくりましょう!

ガンバレ!太中生!

太田地域文化講演会&秋田県民歌制定85年記念倉田政嗣を讃えて

9月24日、太田体育館で太田地域文化講演会が開催されました。この講演会は、太田地域自治組織連絡協議会(門脇一男会長)の主催で、太田地域にゆかりのある方を講師に迎え、地域の文化意識の高揚を目指し、毎年開催しているものです。当日は、生徒・児童・地域住民など合わせて540人ほどの来場者がありました。

今年は、秋田県民歌制定85年を記念し、第一部として秋田県民歌の作詞者倉田政嗣を讃え、中仙地域の豊川小学校のみなさんをゲストにお招きし、倉田政嗣が作詞した豊川小学校校歌、太田南小学校校歌を歌っていただきました。

両校の校歌は、ふるさとの良さを倉田政嗣らしい格調高い表現をちりばめた気高い詞となっています。両校の5・6年生が、はつらつと歌ってくれました。

IMG_1298豊川小学校校歌斉唱の様子

IMG_1306太田南小学校校歌斉唱の様子

 

その後、太田町三本扇出身の学習院名誉教授の髙橋義雄さんが「ふるさとの子どもたちに望む~初等教育に携わって44年~」と題し、講演を行いました。

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髙橋先生は、東京学芸大学卒業後、公立小学校で教鞭をとられ、その後学習院初等科で長く教鞭をとられた初等教育のエキスパートです。故高円宮殿下や紀子妃殿下をはじめとし、多くの宮様方の恩師でもあります。講演は、生まれ育った横沢村との関わりから始まり、教員時代のエピソードなどをまじえ、かけ算の九九の「九の段」の効果的な覚え方や、皇族の方を引率した校外学習の難しさなど、小学生から大人まで惹きこまれる内容がたっぷりでした。ものを覚えるには体験と関連させて記憶させることが、最も良いと髙橋先生。最後に故郷の子どもたちに手の5本の指になぞらえて、

 親指・・・親に感謝をして
 人差し指・・・社会人として後ろ指を指されるような人にならないように
 中指・・・友達や仲間・兄弟を大切に
 薬指・・・薬に頼らない健康な体に
 小指・・・次の世代を担う目的をもって活躍できる人に
とメッセージを語ってくれました。

講演の後は、来場者全員で秋田県民歌の大合唱をし、太田体育館に歌声を響かせました。

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髙橋先生の講演を聞き、倉田政嗣の詩にふれ、太田の偉人の素晴らしさに触れた一日となりました。

また、同じ時刻に、会場の外ではコミュニティFMはなびの生中継も行われていました。

「ハッピーアワー♪おらほの自慢」の番組のなかで、文化講演会の様子を挟みながら、太田地域で活躍されている各団体の代表の方々がラジオ出演されていました。

IMG_0144秋田おばこ農業協同組合枝豆部会部会長の佐々木義文さん、おおた花の会副会長の大信田祐子さん、太田町グラウンド・ゴルフ協会会長の高橋不二太郎さんが、活動の内容などを話しながら、太田のいいところをたっぷりと宣伝してくださいました。

文化講演会に足を運べなかった方にも、ラジオを通じて講演会の様子と太田の自慢こが伝わったことでしょう。

太田で開催「田園コンサート」

太田町川口にお住いのソプラノ歌手・鷹觜由紀さんと太田町斉内出身のピアニスト・磯万里奈さんによるイタリア歌曲とオペラ・アリアのコンサートが開かれます。

入場無料ですので、ぜひおこしください。

田園コンサート日 時 10月25日(日) 開場13:00 開演13:30

会 場 いずみの里敬愛館(太田町東今泉)

出演者 鷹觜由紀(たかのはし ゆき)

      太田町川口在住。高校から声楽をはじめ、イタリア留学の経験あり。
     現在はソロ活動のほか、美郷町のコーラスグループにも参加し活躍されている。

            磯万里奈(いそ まりな)

            太田町斉内出身、大曲在住。7歳からピアノを始める。
     現在はご自宅でピアノ教室を主宰しピアノ指導をするかたわら、依頼を受けては県内各地で、
     ピアノやオルガンの演奏で活躍されている。

 

昨年ドンパルで開催された「倉田政嗣生誕120周年記念コンサート」でも、お二人は共演されています。オープニングで、磯さんのピアノ伴奏により、鷹觜さんが秋田県民歌の独唱を行いました。ドンパルに響き渡ったピアノと歌声が、再びお楽しみいただけます。

DSC_4152 ぜひ会場におこしいただき、太田の若き音楽家にあたたかいご声援を、よろしくお願いします。

入場無料です。たくさんの皆様のおこしをお待ちしています。

黄金と実りて豊けき太田

太田はみのりの秋をむかえています。

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秋晴れの9月15日、大台スキー場からは、黄金色に染まる仙北平野が見渡されました。

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頂上付近には、パラグライダーを楽しもうと愛好家の方や、風景を楽しみに訪れたご夫婦の姿がありました。

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春、水田に水がはられた時期、大台スキー場からながめる仙北平野はまるで湖のようで、散居集落は湖に浮かぶ小島のようです。

夏、稲が大きくなるにつれ仙北平野は緑を増し、まるで緑色の湖に。

稲刈りが近づくこの時期は黄金色の湖のように見えます。

冬はモノトーンの山水の世界になるといいます。

四季により違う様を見せる仙北平野、大台スキー場の頂上から見渡す風景は、わたしたちに故郷への愛着を再確認させてくれる日本一の風景です。

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ふるさとの偉人、倉田政嗣が秋田県民歌の詞にのせた「黄金と実りて豊けき秋田」のフレーズ。太田の豊けき風景がその詞の源であると、確信できる秋の風景でした。

第15回太田分校グラウンドゴルフ大会

9月8日(火)、秋田太田奥羽グラウンドゴルフ場で、大曲農業高校太田分校主催のグラウンドゴルフ大会が開催されました。地域の方々と分校生徒との交流を目的に毎年実施しているもので、今年で15回目の開催となります。

今大会の参加者は、地域の方々が121名、分校生徒が70名、分校職員が15名ほどで、総勢200名を超える大会となりました。

プレーの前に開会式が行われ、その後郷土芸能部の発表がありました。田植え踊り唄やおばこ節、正調生保内節、ドンパン節など郷土の民謡・手踊りを披露し、大きな拍手を受けていました。

IMG_1061その後、参加者全員で集合写真を撮り、さっそくプレー開始。地域の方と高校生が混じり4~7人のグループにわかれ、24ホールをプレーしてまわりました。

地域の方々の参加者は多くが60歳代・70歳代。孫のような分校生に、「おや、じょんずだごと」「もうちょっとつえぐってもいいな」などと声をかけながら、プレーを楽しんでいました。プレーに関することだけでなく、「どこの出身?」「なんとして通ってら?」などの会話も楽しみながら交流をはかっていました。

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プレーの後は、参加者全員で昼食をとり、その後には新企画となった生徒会によるビンゴ大会もありました。生活用品やお菓子を詰め合わせたプレゼントが6セット用意され、大いに盛り上がりました。

グラウンドゴルフ大会の開催で、いつも見守ってくださっている地域の方々をおもてなししたいという分校生の想いが感じられました。

これからも地域との交流を大事にしてくれる分校生を、地域で応援していきたいですね。

第20回秋田おはら節全国大会

9月5日(土)、太田文化プラザを会場に、秋田おはら節全国大会が開催されました。

「秋田おはら節」は秋田を代表する民謡の1つですが、太田で広く愛されるようになったきっかけは、今から28年前のことです。太田町の民謡歌手・高橋節子さんがNNS日本民謡大賞で「秋田おはら節」を唄い、見事日本民謡大賞を受賞したことにはじまります。テレビで全国放映され、高橋さんはひっぱりだこの民謡歌手となり、また「秋田おはら節」が広く知られるようになりました。鹿の親子の情愛を唄った歌詞は、川口渓谷を舞台とした鹿の親子の伝説とも重なり、太田の「故郷の民謡」として愛されるようになりました。

歌唱の技術や民謡の継承から、全国大会を開催するようになって、今年は20回目の開催。

20回の節目に見事大賞に輝いたのは秋田市の大川あけみさん。常連参加者という大川さんは、過去に準優勝に泣いたこともあり、悲願の優勝となりました。

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今大会には大賞の部に38人、熟年の部(70歳以上)に26人、少年・少女の部に19人の計83人がエントリーし、自慢ののどを披露してくれました。参加者の最年少は6歳、最高齢者は86歳と、幅広い世代で愛される民謡であることが改めて感じられました。中学生以下の少年・少女の部にも20人近い参加者がいることは、秋田民謡の継承にもつながり大変うれしいことです。

太田地域には、大曲農業高校太田分校に郷土芸能部があります。

太田から秋田の郷土芸能の継承者を発信していけたらいいですね。

「秋田おはら節全国大会」来年もたくさんの参加者、そして観覧者をお待ちしています。

おおた はなだより №8

ダリアに秋田県オリジナル品種があるのをご存知でしょうか?

秋田県が秋田国際ダリア園の園長と連携して開発したオリジナル品種に、「NAMAHAGE(なまはげ)シリーズ」があります。
秋田を連想させ、ダリアの豪華さに負けない、一度聞いたら忘れられないインパクトのある名前として、「NAMAHAGE」と命名されたということです。

花き栽培の盛んな太田地域では、今年度ダリア部会のメンバーのうち6戸の農家と1法人でNAMAHAGEシリーズのダリア栽培に取り組んでいます。

また、太田町横沢にある東部新規就農者研修施設でも、ハウス内で「NAMAHAGEシリーズ」のダリア40株を栽培しています。ダリアの開花は7月から10月、農業振興情報センターのハウス内では11月頃まで収穫可能とのこと。ダリア担当の研修生・髙橋宏伸さん(太田地域)は、次々と咲き出荷時期を迎えるダリアを、毎朝丁寧に選び収穫にあたっています。夏の暑い時期を乗り切り、9月に入りまた次々と出荷時期を迎えているようです。

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「NAMAHAGEシリーズ」は苗が配分された分しかないということで、あまり数は多くないようですが、農業振興情報センターのアンテナショップでも販売されています。

今年は暑く、雨の降り方も異常だったため、花き全体の値が高くなっているようです。

生粋の秋田生まれ、太田育ちの「NAMAHAGEシリーズ」ダリア、実物をご覧になりたい場合は、事前に連絡いただくと、同研修施設の圃場でもご覧になれます。

「あきたこまち」が秋田米ブランドとして定着したように、「NAMAHAGEシリーズ」も秋田ダリアブランドとして定着する日が待ち遠しいですね。

おおた はなだより №7 「太田花だんフェア開催中」

8月29日から9月6日まで、太田中学校前庭で太田花だんフェアが開催されています。
太田地域のそれぞれの家庭、地域、職場学校等で丹精をこめた花を持ち寄り、今年は約1000個のプランターが彩りよく並べられています。

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この花だんフェアは、今年で23回目、おおた花の会(小松國男会長)と太田公民館の主催で、地域全体で取り組んでいる「花いっぱい運動」の一環として開催しています。花づくりを通じ、心を豊かにし思いやりに溢れ希望に満ちた太田地域にしようという想いから始まった活動です。

8月29日・30日は太田地域内を巡回する「お花見バス」が運行され、集落や個人宅の花だんを観賞して回りました。

29日午前の運行の「お花見バス」には、山形県村山市からのご一行や由利本荘市から毎年訪れているという方々が乗車しました。ガイド役の大信田祐子さん(おおた花の会副会長)の解説を聞きながら、太田地域内の花だんスポットを見て回りました。

大信田さんによると、「太田にはどの世帯にも花が植えられている。だから太田は心が豊かな人が多い。花づくりは人づくり!」とのこと。大信田さんの朗らかな説明からも心の豊かさが感じられました。

途中、個人宅の花だんや、集落の花だんに立ち寄ると、写真を撮影したり質問を重ねたりと、思い思いに花々を観賞していました。

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また、30日には、「お花見バス」のほか、太田地域の小中学生による特別演奏もあり、多くの方にご来場いただきました。

 

花だんの展示は9月6日までです。

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太田中学校の前庭にぜひご来場ください。

会場まで、黄金色の田んぼを見ながらドライブが楽しめます。

そして、会場では色彩豊かな花だんの数々をお楽しみいただけます。

たくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。

太田のてらこ屋 開校

8月19日から、東京学芸大学附属高等学校の野球部がスポーツ合宿で太田を訪れています。

同野球部は、平成9年太田球場がリニューアルしたことを読売新聞の記事で知り、練習環境に恵まれた太田を合宿地に選んで以来、毎年合宿地として訪れるようになり18年にもなります。野球の練習環境のみならず、自然豊かで人柄が温和な太田で、のびのびと合宿できることが魅力なようです。

合宿期間中の8月21日には、「太田のてらこ屋」を開校、野球部員二人と先生二人が指導役となり、太田中学校野球部の1・2年生21人に学習指導を行いました。中学生達は、自分で勉強したいテキスト・問題集を持参し、夏休み中やり残した課題に取り組んでいました。

東京学芸大学附属高等学校といえば、毎年東大合格者を90人以上輩出する名門校です。野球部員となると文武両道を極めた方ばかりです。太中生にとっては学習のノウハウやひらめきのヒント・アドバイスをもらう絶好のチャンスです。

スタート直後は、なかなか学習の質問ができず、野球の話題で談笑しながらの「てらこ屋」でしたが、徐々に先生を呼ぶ声が上がりだしました。IMG_0938写真左側2人が指導役の高校生。2人とも難関受験を乗り切ったばかりの高校1年生です。

 

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指導役の高校生が、積極的に声をかけてくれます。

 

IMG_0945丁寧に学習指導。指導役は野球部初の女子部員の方、将来の夢は宇宙飛行士と語ってくれました。

 

社会の質問では、単なる答えの即答ではなく、時代背景や社会情勢を説明したうえで答えはこうなると解説する場面も。難関受験を乗り切った先輩からは、知識だけでなく、学習の仕方のヒントももらえたのではないでしょうか。

午後1時半から4時までびっしり学習指導を受けた太中生、「太田のてらこ屋」で夏休みの課題のラストスパートができたようです。

鈴木空如を教材にと「秋田大学社会科研究室」

8月19日、秋田大学教育文化学部の外池教授と社会科研究室所属の学生と大学院生11名が、空如に関する調査のために、太田支所を訪問しました。

同研究室では、今年度は空如を研究テーマに教材としてとりあげたいと、調査や情報収集を行っています。

その取組みの一環で、「空如の画業を教材として活用するための調査」として、空如のふるさと太田を訪れてくれました。

参加した学生は、「空如の作品や人柄を子どもたちに継承したいという観点から、ふるさとを語る上での地元ならではのストーリーを情報収集したい」と語ってくれました。

今回の情報提供者は、大仙市文化財保護課の細川課長。細川課長は「大仙市としても、空如のことを多くの方々から知っていただきたいし、皆さんが児童生徒の教材への可能性を探っていただくことに感謝したい。特に、名利を求めず仏画模写と研究に生涯を捧げた空如の生き方を、正しく理解できるように情報を集めていただければ」と話して具体的な説明にはいりました。

外池教授や研究室の皆さんは、細川課長の説明にメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

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その後、空如の作品を鑑賞し、質問をしながら作品をカメラやビデオに収め、熱心に情報収集していました。

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秋田大学の研究室で、空如について研究してくださることは、大変光栄なことです。

今回の調査が生かされ、学校で広く空如について学んでもらえる日が来ることを期待しています。

 

※今回の秋田大学社会科研究室の調査の様子は、8月21日(金)にABS秋田放送の夕方のニュースで放映される予定です。ぜひご覧ください。

「為三さん」太田支所に来庁

 わらび座のミュージカル「為三さん」で主役の成田為三役を演じている鈴木裕樹さんが、8月18日、太田支所に立ち寄ってくれました。

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 7月24日に、太田地域の認定こども園や児童クラブを訪問し、子どもたちとたっぷり触れ合ってくださった裕樹さん、ふるさとへの愛着と地域を元気にしてくれるサービス精神にあふれた方です。

 裕樹さんは9月20日の田沢湖マラソンにエントリー(20㎞の部)し、3か月ほど前からトレーニングをはじめたとのこと。始めた当初は3㎞程だったトレーニングも、現在はわらび座周辺で15~20㎞の距離を毎日走るほどに。お盆休みに実家に帰省した際も、太田町小神成の実家から奥羽山荘へ向かい、みずほの里ロードを通り、太田東小学校に抜ける約10㎞のコースを毎日2周して、トレーニングを休まずにつづけたそうです。

 演じることとマラソンは、体力・忍耐力が必要なところが同じと裕樹さん。現在公開中の「為三さん」も4月11日から来年1月3日までのロングラン公演、ちょうど公開期間の後半に入るところで、体力・忍耐力の必要性を重ねているのではないでしょうか。

 主役という大役を務めながら田沢湖マラソンにチャレンジする裕樹さんに、劇場でそして沿道で声援をおくりたいですね。

 浜辺の歌や秋田県民歌を作曲した成田為三の笑いと涙の物語であるミュージカル「為三さん」は連日、多くの方々が観劇に訪れ、とても好評を得ています。

 季節は秋に向かうところ、芸術の秋、スポーツの秋。秋のお出かけに、わらび劇場や田沢湖はいかがでしょう?太田のスターに会えますよ。

第5回太田の夏まつり

8月1日(土)太田の夏まつりが、太田保健センター駐車場にて開催されました。

太田の夏まつりは、太田地域観光振興会・太田を元気にする会の主催で、太田を元気にする「夏のイベント」として開催されており、今年で5回目です。

当日は天候にも恵まれ、観客の出足も好調で、午後5時の開始直後から観客席はすぐに埋まり始め、ビデオやカメラを片手に立ち見の方もたくさん集まりました。

ステージでは、歌や踊りそして枝豆PRイベントなど、観て聴いて参加して元気になるプログラムが次々と繰り広げられました。

会場にはビール、おつまみ、おもちゃくじなど屋台コーナーがたくさんあり、家族連れや友人同士でゆっくり夏まつりを楽しむ姿が多くみられました。

夏まつりの様子を紹介します。

DSC_6471熊谷隆雄実行委員長による開会宣言

 

DSC_6474司会の橘麗子さん

 

DSC_6525ストリートダンススクールの皆さん。キレのあるダンスを披露してくれました。

 

IMG_0714太田分校郷土芸能部の皆さん。郷土なじみの民謡・手踊りを披露してくれました。

 

DSC_6570太田地域は、秋田県一の枝豆の産地です。夏まつり当日も枝豆PRタイムがありました。たくさん食べるとプレゼントがもらえます。必死に食べる姿がかわいいですね。

 

DSC_6610DSC_6627会場は満員御礼。夜が更けるにつけ、来場者が増えてきました。実行委員会によると当日は2500人程の来場者があったようです。

 

IMG_0746IMG_0765福島の演歌王子こと小椋康平さんの歌謡ショー。中学2年生と思えない歌唱力でした。ステージを降りて観客席へ、握手を求める方にも快く応えサービスも王子級でした。

 

DSC_6633芸術文化協会太田支部の皆さんによる踊り。舞踏、歌などもあり、しっとりと魅せてくれました。

 

IMG_0805IMG_0807太田町在住の若手民謡期待の星、浜口優花さんの民謡ショー。優花さんは第11回秋田おはら節全国大会、第20回秋田草刈唄全国大会、第31回本荘追分全国大会で優勝を飾るなど多くの受賞歴をお持ちです。会場中にハリのある唄声を響かせてくれました。

 

DSC_6704三本扇サイサイ保存会の皆さん。会場の拍手を受け、しなやかに踊ります。

 

IMG_0846桜秀心舞のヤートセ演舞。会場からの飛び入り参加もあり、盛り上がりました。

 

IMG_0881最後は夏花火。今年も、太田地域の各団体の後援を受け、太田地域の各事業所からたくさんの協賛をいただき、夏まつりは大盛況に実施されました。

また来年も皆さんのお越しをお待ちしています。

太田キッズ学びぃ教室 開催

太田公民館で、夏休みが始まったばかりの小学生が集まり、学びぃ教室がありました。

学びぃ教室とは、地域の高校生やボランティアとのふれあいを通して、苦手教科の克服、学習意欲の向上を図る目的で開催されている寺子屋のような教室です。

小学生は、高校生やボランティアの方に勉強を教えてもらいながら、熱心に夏休みの宿題などに取り組んでいました。

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最終日の27日には、学びぃ教室の番外編が開かれ、学びぃ教室を飛び出してボランティアできている高校生と農業振興情報センターに行き、ブルーベリーの収穫体験をしました。学びぃ教室とは打って変わって楽しそうにはしゃいでいる子供たち。暑い中、みんな負けじと袋いっぱい。ブルーベリーをたくさん持って帰ることが出来て良かったですね。

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夏休みの学びぃ教室は、7月23日、24日、27日の3日間開催され、毎日130人前後の参加がありました。冬休みの参加も楽しみですね。

 

****太田支所市民サービス課より****

今回の「太田キッズ学びぃ教室 開催」の記事は太田支所にインターンシップで実習にきている大曲工業高校2年の小松芽生さんが編集を担当しました。

7月27日から29日までの3日間、太田支所で広報・福祉・農業・建設・公民館事業と幅広い範囲の業務を体験してもらっています。

わらび座の舞台役者 鈴木裕樹さんが太田にやってきた!

7月24日、太田町小神成出身のわらび座舞台役者 鈴木裕樹さんが、おおたのびのび園とおおた児童クラブを訪問してくれました。太田地域の方々を中心に組織された「劇団わらび座俳優鈴木裕樹を応援する会(大信田哲男会長・会員135人)」の主催で、子どもたちに夢を届ける事業として毎年実施しているものです。

おおた児童クラブには、午後に訪問。児童クラブ利用の子どもたち35人と、地元出身の裕樹さんを応援しようと地域の方々もたくさん集まりました。

裕樹さんは、役者仲間3人と一緒に太鼓や笛の演奏・踊り・歌を披露、声量・表情・動き、どれも迫力あふれ、さすが舞台役者さん。子どもたちのみならず、裕樹さんを一目見ようと集まった地域の大人の方々も、すぐに演舞に惹きこまれていました。

実は、今回来てくださったおおた児童クラブは、裕樹さんのご実家のすぐ近くです。

さらに、なんと児童クラブの指導員には恩師や実母までおられ、今回の会場もご自身の学び舎という、「ふるさと訪問」となりました。

ふれあいの様子を紹介します。

IMG_0519子どもたちに太鼓を体験させる様子

 

IMG_0530表情豊かに子どもたちに話しかける裕樹さん

 

IMG_0539虎が出てきて泣き出す子どももいました

 

IMG_0552手話をしながらの歌を披露してくれました。手話の指導も、わかりやすい!

 

IMG_0566二人で一つの太鼓をたたく「もみ太鼓」を披露

 

IMG_0588演舞後は子どもたちと一緒にジュースを飲みました。

ジュースを飲みながら質問が続々と。「好きな食べ物は何ですか?」「好きな人は誰ですか?」「ゆで卵!」「旦那さん」などと真剣に答えてくれました。

 

IMG_0593お別れはハイタッチで

 

IMG_0596子どもたちからのサインの要求が途絶えませんでした。

 

裕樹さんにとっては、今回の太田訪問はプチ凱旋公演といったところではなかったでしょうか。楽しい時間をありがとうございました。

今回訪問してくれた4人はいずれも、現在わらび座で絶賛公開中のミュージカル「為三さん」に出演しています。太田では気さくで楽しい4人でしたが、ステージで輝く姿も見に行きたいですね。

裕樹さん、また太田に凱旋公演しにいらしてください。お待ちしています。

太田中学校バレー部&陸上個人で東北大会出場

第64回秋田県中学校総合体育大会で、太田中学校女子バレーボール部と陸上で高階陽希さんが東北大会出場を決めました。活躍の様子を紹介します。

▼女子バレーボール部 優勝

バレー部員は全部で12人。決勝では1セット取られてからの気合の2セット連取、3年ぶり2度目の優勝となりました。

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総体激励会で活躍を誓うバレー部員たち

 

▼陸上競技大会 男子共通400メートル 第1位 高階陽希さん タイム51秒94

唯一51秒台をマークし、堂々の優勝。東北大会出場を決めました。

 

7月23日には、バレー部員と高階さんが太田支所に東北大会出場の報告に来てくれました。

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 バレー部は8月4日~6日に福島県郡山市で、陸上の高階さんは8月7日~9日に山形県天童市で東北大会に出場します。みんなで太中生を応援しましょう。

 

「新たに創れ! 蒼空レジェンド」 激励会の横断幕が活躍を予感させます。

バレー部の皆さん、高階さん、応援しています。がんばってください。

首都圏「ふるさと太田会」を応援する会 設立

平成27年7月14日、首都圏「ふるさと太田会」を応援する会の設立総会が中里温泉で開催されました。

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22名の出席者で、設立の経緯、会則、事業計画、収支予算などが承認され、24人の会員でスタートすることになりました。

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首都圏「ふるさと太田会」は設立して今年で23年目を迎え、会員の高齢化や、年々会員の減少傾向が続いています。

会の活動も停滞気味になりつつある中で、更なる活発な活動をしていただくため、ふるさとに在住する方や趣旨に賛同する方々で応援してまいります。

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特に、応援したいのは、若い会員を増やすため、ふるさとで開催される厄年等の同期会・同級会などで、首都圏「ふるさと太田会」の宣伝及び会員募集をしていきます。

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首都圏「ふるさと太田会」との絆を大切に。ふるさとの情報を伝え、語り、交流を深めふるさとのみなさんで応援しましょう!

ドッジボールで全国大会出場!「すまいるキッズ大仙」

太田地域の小学生を中心としたドッジボールチーム「すまいるキッズ大仙」が秋田県ドッジボール選手権大会で優勝し、全国大会出場を果たしました。

太田には以前からドッジボールチームがあり、ドッジボール競技に意識の高い地域と言えます。

「すまいるキッズ大仙」は平成25年の結成、現在小学2年から6年生までの16名が所属しており、結成3年目にして全国大会出場の切符を手にしました。12人制オープンの部での優勝が全国大会出場の条件となりますが、3年生から6年生までで12人のメンバーを揃えなければならないことも大きな課題とのこと。太田地域をこえ豊川小学校のメンバーも加入し、毎月1回の練習試合を積み重ね、優勝までこぎつけました。ドッジボールが大好きなメンバーが楽しみながらプレーする中で、実力をつけてきました。決勝戦では1セットとられてからの逆転勝利。真剣な中にも笑顔を交えながらプレーする姿が印象的です。

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全国大会は8月9日、静岡県袋井市のエコパアリーナ(小笠山総合運動公園エコパ)を会場に開催されます。

「必笑」を掲げるすまいるキッズ大仙、大好きなドッジボールを楽しんでにこやかにプレーしてきてください。静岡で「大仙」の名を轟かせてきて欲しいものです。

大仙市出身の静岡近郊にお住いの皆さん、ぜひ会場に足を運んで大仙の子ども達の応援をよろしくお願いします。

もちろん大仙市からも応援しています。

笑顔の先に勝利がある!ガンバレ、すまいるキッズ大仙!

和賀岳・薬師岳のお花畑を満喫「ニッコウキスゲ観賞登山」

7月11日、真木真昼県立自然公園を美しくする会主催で、ニッコウキスゲ観賞登山が開催されました。毎年7月中旬にニッコウキスゲの開花に合わせ開催している同登山は、例年大人気で、募集から1・2時間で定員となるほどです。今年は県立自然公園指定40周年の記念行事として、親子登山も開催したため、最年少は小学4年生、最高齢は76才の参加となりました。

当日は、朝6時に集合、注意事項を確認しストレッチを行ってから、登山口へ向かいました。

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休憩を挟みながら登ること3時間あまり、きつい急坂を過ぎると視界が開け、雲が眼下に見え、薬師連山や真昼岳を眺望しながら山頂を目指します。

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 薬師岳頂上付近でニッコウキスゲの花が見え始めると、3時間あまりの登山の疲れも忘れ、自然と笑顔がでてきました。

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薬師平付近。カメラを手に、登山の足並みもゆっくりと。例年になくよく咲いたニッコウキスゲが一面に広がり、黄色のお花畑が登山者の疲れを吹き飛ばしてくれます。

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薬師平に向かうお花畑の前で集合写真をパチリ。

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 ニッコウキスゲを観ながら稜線つだいに和賀岳へ向かいます。

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 山頂からは、田沢湖も見えました。

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眼下に雲海が広がり、その向こうに山並みが見え隠れしています。

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和賀岳登頂。全員疲れた様子もなく爽やかに記念撮影。

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今回最年少参加者となった小学校4年生の佐藤嵩虎くん(堀見内)は、祖母と一緒に参加。薬師岳までの登り道では、遅れることもなくガイドさんにしっかりついていき、疲れた様子も全くありませんでした。

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下りの道中では、滝倉の水辺でカップラーメンを食べる一コマも。元気をチャージし、無事下山しました。

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 今年もニッコウキスゲ観賞登山を事故なく無事終えることができました。天候に恵まれ、さらに例年にないほどニッコウキスゲが多く咲いており、県立自然公園指定40周年の記念にふさわしい登山となりました。

また、今回の登山中、多くの登山愛好者の方たちとの出会いがありました。奥羽山脈をまたいで恋愛中の西和賀町と横手市のカップル、東京から貴重な休日を使い訪れてくださった方、毎年ニッコウキスゲを見に来てくださる仙台市のグループなど、東北各地や関東、遠くは和歌山からも真木真昼県立自然公園を訪れてくださっていることを知りました。登山口の駐車場でも、県外ナンバーが多く、譲り合いながらびっしりと駐車している様子が見られました。

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同公園が広く愛され多くの方に足を運んでいただいていることを実感しました。

 

今年は県立自然公園指定40周年の記念事業として、同公園内の山頂等で撮影された写真を使用した登頂証明書を無料で発行(申請が必要です)しています。この機会にぜひ同公園内の登山にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

登らなければ見られない景色、感じられない空気が、山頂にはあります。多くの皆さんの来園をお待ちしています。

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真木真昼県立自然公園内の薬師平では、ニッコウキスゲが見頃をむかえています。

先週頃から、今年は例年よりつぼみが多いと、公園内を訪れた方たちから話がありましたが、7月7日現在見頃を迎えている様子です。

長年登山ガイドを務め、本自然公園のエキスパートである倉田陽一(県立自然公園管理員)さんによると、今年のニッコウキスゲは、これまでの人生トップ3に入るほどよく咲いているとのこと。

倉田さんが、爽やかな青空とみずみずしい緑の中で、ニッコウキスゲの黄色が一面に広がる様子をカメラに収めてきてくださいました。

自然公園のエキスパートが語る人生トップ3のニッコウキスゲ一面のお花畑は、仕事の都合や天候状態により、なかなか観ることのできない風景です。多くの方に、県立自然公園の自然豊かな様子を紹介したいと思います。

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天に近い場所で太陽の光をたくさん浴びて咲くニッコウキスゲは、可愛らしい形の中にも元気や力強さを感じます。

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今年のニッコウキスゲ観賞登山は7月11日の開催で、定員となっております。来年も開催予定です。

例年、大人気の登山ですぐに定員となってしまいますが、次回の参加をお待ちしています。

太田球場に交流の花 東北地区高等学校交流親善野球大会

6月27日・28日、太田球場を会場に、東北地区高等学校交流親善野球大会が開催されました。この大会は平成13年に大農太田分校野球部が発足して以来毎年開催されており、今年は東北各県や遠くは茨城県から34校が参加し、太田球場のほか能代市や仙北市、横手市の球場で2日間熱戦を繰り広げました。

27日は交流試合終了後、大槌高校と太田分校の両校の野球部の皆さんが、太田球場隣の交流プラザ前の花だんに、ベコニアとサルビアの花を植栽しました。

今回の植栽活動は、太田中学校が毎年被災地支援として大槌中学校に花を届けている活動をきっかけとし、「大農太田分校野球部を応援する会」が大槌と太田のさらなる交流につなげようと企画されたものです。

両校野球部の皆さんは、1000株ほどある花の苗を、手際よく、また試合中にはない笑顔を見せながら次々と植えていました。

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太田には野球に熱い思いをもった地元高校野球ファンやOBが多く、野球大会の開催により地域が活性化します。また、パワーみなぎる野球部員たちが植えた「花」が地域を彩ることで、地域が華やかになることでしょう。

「スポーツ」と「花」で、太田地域に元気をもらいました。野球大会に参加の皆さん、植栽に協力いただいたみなさん、ありがとうございました。