ふるさとこんにちは

秋田県大仙市公式ブログ

Home » 2016 (Page 2)

首都圏ふるさと太田会総会が開催されました

11月6日、東京都千代田区の「アルカディア市ヶ谷」を会場に、太田出身の首都圏在住者の会「首都圏ふるさと太田会」の総会が開催されました。

「首都圏ふるさと太田会総会」は今年で24回目の開催です。毎年の総会は、太田を離れ首都圏で活躍されている皆さんが、お互いに顔を合わせ、ふるさとを語り合える楽しみな時間だといいます。今年は会員・来賓あわせて110人ほどが参加し、お互いの近況や懐かしい話に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごしました。img_6328

 

販売コーナーも賑わいました。ふるさとの味は大人気です。img_6310

 

昨年、太田地域では「首都圏ふるさと太田会を応援する会」が結成され、太田の地域情報の共有や新規会員の加入促進など、首都圏と地元太田と連携を取りながら進めています。このような「首都圏ふるさと太田会」と「応援する会」の太田地域を盛り上げる活動を応援したいと、今年度は太田支所の地域枠予算を活用し、ふるさと太田会のオリジナル半纏を作成しました。黄金色に輝く稲穂、ニッコウキスゲ、黄桜、水仙ロードなど、黄色に縁のある太田を表現し、地域の元気と朗らかさをイメージした半纏です。総会でもこの半纏を着用し、一体感を感じながらふるさと太田を語らいました。

懇親会では、秋田民謡の披露や、わらび座東京事務所の皆さんによる公演が賑やかに披露されました。

来年は25回の節目であることから、ふるさと太田の地で総会を開催予定です。懇親会の中では、「25周年総会勧誘パレード」もあり、「太田へ行こう!」を合言葉に気合いも十分です。img_6337

太田の地に暮らす私たちも、会員の皆さんに逢えることを楽しみにしています。

また来年、太田でお会いしましょう!

西仙北HUBこども祭開催!

11月6日(日)午前11時から西仙北HUBスペースにて、「西仙北HUBこども祭」が開催されました。このイベントは西仙北中学校生活文化部の生徒が、地域の子どもたちを集め、地域の賑わいを創出するために企画したもので、寒空の下でしたがたくさんの子どもたちが集まりました。
img_2200
昔懐かしい「かたぬき」、今でも子どもたちに大人気です。
cimg0328
まるびちゃんとのじゃんけん大会です。西仙北地域でもまるびちゃんは大人気でした。
cimg0334
中学生が考案した「コロッケバーガー」限定40個でしたが、即座に完売しました。私も食べたかった(>_<)
cimg0335
景品が当たる輪投げ、意外と難しいらしいです。
img_2197
ラムネの一気飲み大会、中に入っているビー玉に悪戦苦闘。
cimg0338

今年度の西仙北HUBスペースは11月末で一時閉鎖となりますが、「刈和野の大綱引き」が行われる2月10日と4月以降は開放します。是非西仙北HUBスペースに来てください!

大槌の友を招いて ~大槌学園9年生が太田中学校を訪れました~

11月2日、岩手県大槌町から大槌学園9年生87名が太田中学校を訪れ、生徒同士が交流を深めました。
大槌学園は小中一貫の義務教育学校で、9年生は中学校でいう3年生にあたります。
両校は東日本大震災直後から交流を開始し、今年で6年目を迎えます。
太田中学校は大槌学園の前身である大槌中の仮設校舎を訪問したり、花のプランターを送ったりと交流を続け、今では互いの学校祭でゲストとして出演し合うなど、絆を深めあってきました。
今回は初の昼食兼ねての交流会ということで、太田中学校3年生はこの日に向け、大槌学園のみなさんにプレゼントする「秋田のお米」の袋詰め作業など、着々と準備を進めてきました。

大槌学園のみなさんは約4時間の行程を経て、予定時間を若干押しての到着。
入口では太田中学校のみなさんが列を作り、拍手でお出迎えします。
互いに元気なあいさつを交わしていました。

%e2%98%85dsc_0903

%e2%98%85dsc_0915交流会に先立って、太田中学校生徒会長の小松亮裕さんが「互いに絆を深める良い交流会にしよう」と歓迎の言葉を述べました。
%e2%98%85dsc_0918

 

そうして始まった大槌学園の語り部プロジェクトでは、悲惨な震災から5年が経過し、当時はまだ小学生で、誰かに守られる立場であった当時を振り返りながら、震災が自分たちに与えた影響と、頂いた多くの支援への感謝、そして成長した今、誰かを守る立場になっているのだという自覚が語られました。
そして、語り部と併せて、大槌中の特設合唱部が登壇し合唱を披露。
太田中学校のみなさんは真剣な面持ちで聞き入っていました。
%e2%98%85dsc_0928 %e2%98%85dsc_0932%e2%98%85dsc_0923

 

太田中学校からは、自分たちの住む太田地域と学校生活の様子などを紹介。
マスコットキャラクターの「モニ花」を登場させたりしながら、自分たちが続けてきた被災地交流を振り返りつつ、今後も交流を深めていきたいという思いを大槌学園のみなさんに伝えました。
そして発表の締めくくりには、太田中学校の1年生から3年生までが壇上に並び、秋田県民歌と太田中学校歌を合唱しました。
%e2%98%85dsc_0939交流会の最後には、両校生徒が威勢よくエールを交換し、盛会裏に終了。%e2%98%85dsc_0947

交流会の後は、大槌学園9年生と太田中学校3年生のみなさんがグループに分かれ、昼食会を開きました。
%e2%98%85dsc_0960 %e2%98%85dsc_0964 %e2%98%85dsc_0967振る舞われたのは地元産の具材がたくさん入ったきりたんぽ鍋とおにぎり。
大根や茄子の漬物と、いぶりがっこも並びます。
おいしい料理を囲みながら生徒たちの会話も弾み、お昼を食べ終わる頃にはだいぶ打ち解けた様子で、「〇〇の事、そっちじゃ方言で何て言うの?」などと方言や地元の話題で盛り上がる場面がありました。

けれど時間は過ぎるもの。
帰りの時間が近づき、時間を告げる合図に、所々で「ええ~っ、もう?」と名残惜しそうな声があがります。

ここで、太田中学校から大槌学園の皆さん一人一人へあきたこまちが贈られました。
%e2%98%85dsc_0969

校庭に出て記念の集合写真を撮影した後、大槌学園のみなさんを総出でお見送りします。
%e2%98%85dsc_0974%e2%98%85img_6262%e2%98%85img_6282

「震災の時はどんなだった?」なんて、会話では直接聞けなかっただろうけれど、自分たちの同年代が、違う環境でどんな経験をし、何を思い生活しているのかを知る機会は、生徒さんにとって視野や世界を広げることに繋がるはず。

両校の先輩たちが築きあげたこの活動を、後輩たちにも永く受け継いでいってほしいものです。

大槌学園9年生のみなさんに贈ったあきたこまち、楽しかった交流の時間を思い出しながら食べて欲しいですね。

 

 

 

 

 

自主防災組織&日赤奉仕団 合同炊き出し等訓練

11月8日(火)、太田保健センターを会場に、太田地域自主防災組織連絡協議会と日赤奉仕団太田支部の合同炊き出し等訓練が実施されました。

太田地域では一昨年に自主防災組織の結成率100%を達成しており、昨年は大仙市総合防災訓練が太田の地で開催されたことにより、防災に対する気運が高まっています。

また、今年の2月には日赤本部から日赤奉仕団太田支部に発電機・炊き出し用の釜・軽自動車が寄贈され、9月には宝くじ助成を活用し、24組織ある自主防災組織に1台ずつ発電機が配備されました。このような防災物資の充実とも相まって、自主防災組織連絡協議会の話し合いの中から「防災意識の高まりを継続していけるような活動をしたらどうか」という提案が出され、このたび日赤奉仕団との合同で炊き出し訓練を行うこととなりました。

開会式では、太田地域自主防災組織連絡協議会の鈴木農夫廣会長が、自らの東日本大震災の被災地訪問の体験から「気仙沼のお寺の本堂で炊き出しに行列を作って並ぶ人々を見た。なす術もない状態で、とにかく食べ物を食べないと何ともならないという人々を見て、本当に炊き出しのありがたみを見た」と、災害時の炊き出しの重要性を訴え挨拶。img_1063

 

その後、東分署の佐藤副分署長が住宅用火災警報器について、なぜ2階に必要なのかを、燃焼実験の様子をプロジェクターで映し、わかりやすく説明してくださいました。img_1070img_1089

階段が煙突の役割をし、煙や炎が2階に向かってしまうそうです。火と煙は空気を求め、上に行くため、火元の確認や消火活動の際は姿勢を低くするようにと助言がありました。

 

その後、外に出て、水消火器を使用した消火器使用訓練が行われました。消火剤は15秒程度噴射されるため、少し離れたところから少しずつ近づいて消火活動する方が良いとアドバイスもありました。img_1111img_1116

 

そして、いよいよ炊き出し訓練の開始です。今回の訓練には65名ほどの参加があり、そのうち自主防災組織の構成員である男性はお米の担当、日生奉仕団の女性の方々は豚汁の担当とわかれ、早速作業に。

お米担当の男性の皆さんが、作業机を囲み並びます。img_1193

ハイゼックスという強化ポリエチレンでできている袋を使用し、その中に米1合を入れ、水を規定量入れます。袋の中に空気が残らないようにして輪ゴムで口を固く締めます。img_1198

流れ作業でチームワークよく100食ほどを次々と準備しました。img_1194

日赤奉仕団に寄贈されたガス用の炊き出し釜にたっぷりのお湯を沸かし、鍋のふちから袋を次々と入れ、ぐつぐつと30分ほど煮ます。img_1246

お湯からあげて10分ほど蒸らすとふっくら炊きたてご飯ができあがります。いつものご飯と全く変わらない美味しさに出来上がりました。img_1282

 

同時進行で調理室では日赤奉仕団の皆さんが、慣れた手つきで豚汁を作っていました。参加者の人数をみて鍋を5つ用意し、早速調理にかかります。img_1160

手際よく、空いた時間で漬物まで準備してくださいました。img_1212

 

お米が炊ける間に、防災アイデアグッズの展示や、発電機の運転などを試す姿がありました。img_1145img_1238

今回お披露目された発電機は、宝くじ助成を活用し各自主防災組織に配備されたものです。

太田地域では、水道がほとんど整備されていないため、停電の際一番困るのは水が出ないことです。災害時には、この発電機を使用することで、井戸から地下水をくみ上げる電力が確保でき、水の供給が可能となります。今回は発電機に小型電気コンロ、電気ストーブ、投光器を接続し、同時に使用できる電力が確保できることを確認していました。

大仙市で備蓄している防災用品の展示もありました。img_1062

 

豚汁のいい匂いがしてくると、ちょうどご飯の蒸らし具合も程よくなりました。

炊き出しには、長期保存が可能な防災食のレトルトパウチのカレーと肉じゃがも準備されました。img_1307

盛り付けももちろん炊き出し訓練の一つです。「こっちから並んで、こちら側で盛り付けをしよう」など声をかけながら作業していました。img_1295

 

避難所さながらに床の上で揃って試食。img_1325

温かい手作りの料理は、災害時でなくとも美味しくてありがたいものです。災害時にはどれだけ、お腹を満たし、心を温めてくれるものかが想像できます。

 

今回の合同炊き出し等訓練は、自主防災組織と日赤奉仕団が自発的に考え実行した訓練であるため、この経験が自信となり、防災意識のさらなる高揚につながったことと思います。

参加された皆さんは、今回の訓練を教訓に、災害時には自身の地域のリーダーとして、活躍してくださることと思います。参加された皆さん、本当におつかれさまでした。

今後も、防災に限らず積極的なまちづくりへの提案をお願いしますね。

中川原秋色コレクション〈神宮寺嶽の紅葉と冬支度〉

11月の神岡は、方々で秋色コレクション開催中です✺

4月は桜が美しい中川原コミュニティ公園も、すっかり秋色に染まっています。

41-%e5%b6%bd%e5%b1%b1

我らが神宮寺嶽(通称『だけやま』)は針葉樹林と広葉樹林が程よくミックスされた環境のため、紅葉色の中にしっかりと深緑が混じっています。
拡大すると…

42-%e5%b6%bd%e5%b1%b1%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

こんな感じです。
この配色、秋田ではお馴染みの光景ですよね!
ちなみに、故郷を離れてお住まいの方によれば
「同じ日本でも南の地域はスギがあんまりないから、深緑はないのよ」
とのことで、広葉樹林だけの秋色コレクションになるんだそうです。

43-%e3%83%95%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%b9

桜並木のフットパスも冬支度です。

44-%e9%9b%84%e7%89%a9%e5%b7%9d

雄物川のお客様も冬支度でしょうか。

45-%e4%b8%ad%e5%b7%9d%e5%8e%9f

いよいよ気温も低くなり、天気予報では雪マーク☃が登場し始めました。
冬囲い、タイヤ交換、灯油の注文、除雪道具の準備等…『冬支度』、皆さまはお済みですか?

「にしせんぼく文化祭」開催‼

10月29(土)・30日(日)、平成28年度にしせんぼく文化祭が西仙北中央公民館を会場に行われました。 p1440541 30日(日)には芸能発表会があり、会場はあっという間に大勢の観客でいっぱいになりました。 p1440432 p1440514 芸術文化協会の部(午前9時30分~)、一般の部(午後1時~)があり民謡・踊り・社交ダンスなど様々な演目で みなさんを楽しませてくれました。一部をご紹介したいと思います。 p1440448 p1440455 p1440456 西仙北民謡同好会の皆さんです。会の活動も活発になり各種民謡全国大会に挑戦する会員が増え、上位に進出しているとの ことです。 p1440469 千秋流の皆さんによる日本舞踊です。 p1440506 強首民謡研修会の皆さんです。なんと、津軽三味線日本一決定戦に於いてシニア部門優勝を果たした方もいらっしゃるそうです。 p1440524 社交ダンス同好会の皆さんです。軽快で歯切れの良いダンス、滑らかでゆったりした動きのダンスなど様々でした。 p1440535 西仙北レクダンスサークルの皆さんによる、スコップ三味線です。息の合った見事なバチさばきでした。 p1440575 p1440578 こちらも西仙北レクダンスサークルの皆さんです。リズミカルなテンポで元気いっぱい踊って下さいました。 p1440541 p1440545 西仙北老連の皆さんによる踊り「くちなしの花」です。舞台に、くちなしのような白い花が咲いているようでした。

一つの演目が終わるごとに、会場いっぱいに拍手が鳴りひびいていました。

館内に展示された力作の一部です。 p1440435 p1440437 p1440438 p1440441 p1440443 p1440445 p1440447 公民館駐車場では、野菜直売会や出庫市、菊花展も開催されました。 p1440422 p1440423 p1440425 p1440426 出演者のみなさん、本当にお疲れさまでした。 そしてすばらしい舞台をありがとうございます。 来年の文化祭も楽しみにしています。

大農太田分校 全校民謡発表会

10月29日(土)、大曲農業高校太田分校で全校民謡発表会が開催されました。

太田分校では、特色ある学校づくりと郷土に親しむことを目的に全校で民謡に取り組んで7年目になります。

今年度は5月から月2回程度、1年生は太鼓、2・3年生は民謡演舞の練習を始めてきました。全校民謡発表会での披露を目標に、各パートに分かれて総合学習の時間で練習に励んできました。

講師は東今泉八幡太鼓保存会のみなさんと、秋田県民謡協会教授等の資格を持つ東エイ子(手踊り)、高橋昇幹(尺八)、小田島旺棟(三味線)、伝野幸夫(唄)、高橋邦子(唄)、倉田トキ子(小太鼓)各氏ともに地域の一流の方がたです。

この日午前中は紅葉祭(学校祭)、午後は全校民謡発表会と1日で2つ楽しめる日程でした。

発表のトップは何と言っても郷土芸能部。今年もイベントや福祉施設、病院等から次々と出演依頼を受け、県内各地を飛び回る人気ぶりです。昨年度は大仙市芸術文化賞特別奨励賞を受賞しております。img_6131

 

続いて師匠の模範演奏。img_6153img_6163

 

いよいよ1年生による東今泉八幡太鼓「ゴールド・メロディ」の演奏です。img_6169

力強いばちさばきによる、生徒一人ひとりの思いが伝わってくるような心の底からの響きでした。

 

フィナーレは2、3年生による民謡「長者の山」「秋田節」の演奏と手踊りです。img_6185img_6187img_6193

尺八、三味線、唄、小太鼓、踊りと各パートに分かれて練習を積んできたそうですが、息のあった素晴らしい発表に、会場に集まった200人以上の方々から惜しみない拍手がおくられました。

会場をあとにした方がたは「素直で一生懸命な唄や演奏は、聞いていてとても心地良く、感動した」「噂を聞いて角館から初めて来た。全校一丸となって民謡に取り組む姿を見て、この生徒たちに、今後たくさんの幸福が舞い込みますようにと願わずにはいられなかった」

「生徒の演奏を聞いて、講師陣の力量の高さを感じた。地元の方々が、継続して太田分校を支えていることに驚いた。小さいけれどキラリと光るものを持った良い学校だ」などと話していました。

 

玄関では、会場を後にする来場者をお見送りする姿も。おもてなし精神にあふれていました。img_6207

 

太田分校は全校生徒53名と小さな高校ですが、「地域と共に歩む」をモットーに地域に根ざしたさまざまな取り組みをしており、太田地域になくてはならない学校です。

民謡でこの地域の文化を、農業でこの地域の産業を、グラウンド・ゴルフでこの地域のスポーツをと、地域に寄り添う太田分校の活動に今後も注目していきたいですね。

払田柵 秋の風物詩《よみがえる平安の柵》

10月28日(金)、史跡払田柵跡で横堀小学校・高梨小学校の児童と史跡の里づくり委員会が、払田柵跡の周囲約3.6キロに旗を立て、当時の外柵を再現しました。

参加した児童たちは、1,200年前の当時を想像し、今自分たちの住んでいる地域に存在した、払田柵跡の大きさに皆驚いていました。

今回立てられた旗は、およそ1ヵ月間、晩秋の風に吹かれながら払田柵跡周辺を彩ります。

お近くをお通りの際は、ぜひお立ち寄りいただき、払田柵跡の広さ、雄大さご覧ください。

 

秋田県埋蔵文化財センター職員による払田柵跡の説明を真剣に聞く児童

img_3137

 

旗立ての前に「おらだのラジオ体操」

img_3157

 

田んぼを駆け回る児童。払田柵跡の広さに驚きっぱなし!

img_3164img_3177img_3183

柵磨呂君も登場

img_3231

 

 

 

 

 

「オブ山の大杉」に会いに行ってきました

10月29日(土)太田支所職員で川口渓谷の「オブ山の大杉」の現地調査に行ってきました。「オブ山の大杉」は樹齢千年以上、幹回りは約12.4メートル、樹高約34メートルの天然杉です。秋田県一の幹回りの太さを誇り、急斜面にしっかりと根をはり、樹幹は2本に分かれた風格ある巨木です。国有林内にあり、次世代への財産として健全な形で残していくべき巨樹・巨木として「森の巨人たち100選」にも選定されています。

 

現地調査には職員6名が参加、うち5名が「オブ山の大杉」と初対面です。

川口渓谷遊歩道から沢を挟んで対岸のオブ山の稜線に、きれいな三角形が見えますが、それが大杉です。img_6071

遊歩道口からゆっくり歩いて10分ほど行くと、案内看板があり、そこから沢へと降りていきます。img_5961

橋などはなく、天気が続き川の水が少ない日を狙って長靴でジャブジャブと渡ります。img_5965

川を渡りきるとあとはオブ山を登るのみ。そこから標高450メートルほどをつづら折りに登ります。img_5978

勾配がきつく足元が滑りやすいところも多いため、ゆっくり休憩を挟みながら30分ほど進むと、どっしりと間違いない存在感を放つ巨木が見えてきます。img_5986

「これが、オブ山の大杉!」見た目の大きさと、神々しさに圧倒されます。

思わず手を合わせてから近づくと、改めてスケールの大きさを実感します。全てを見たい!とぐるりと周囲を回ると幹に空洞を発見しました。img_1260

ここで、動物たちを休ませるのかもしれないと、大杉のたくましくも優しいたたずまいを感じます。

 

「オブ山の大杉」は急斜面にあり、表土が流れやすい地形をしていることから、人が近寄ることで根を痛めてしまう可能性があります。今回の調査で、根元に近寄らないように設置されていた木の柵が、雪により倒されていることが判明しました。img_6237

また、近くの木が倒れて案内看板を押しつぶしている現状もありました。img_1285

大杉と対面することで、大自然が生み出したこの地域の宝を、私たち人間の手で壊すことのないよう大事に守っていきたいと、改めて感じました。

 

「オブ山の大杉」は大仙市の市指定文化財にも登録されています。

来春また会いに行こうと、調査に向かった職員全員が思いました。それまでに、市の職員として、防護柵と案内看板を直すための準備に努力したいと思います。

せんぼく はなだより

仙北庁舎正面玄関を入ったホールに菊を展示しています。

高梨の佐々木忠雄さん(農業)が育てた菊をお持ちくださいました。

dsc_0007a

 

見事な菊がホールを華やかにし、来庁者の目を楽しませています。

dsc_0015a

佐々木忠雄さんは、現在開催中の よこて菊まつり(秋田ふるさと村・~11/7)にも出展しています。(仙北町時代に菊の会が無く、旧千畑町の会に所属している経緯から、そちらの方々と同じコーナーに展示されているそうです。)

 

佐々木忠雄さん、ありがとうございました!

みなさん、美しい菊を是非ご覧にいらしてください!

ありがとうの花が咲きました 太田北小学校全校音楽劇

10月23日(日)ドンパルで10回目となる太田北小学校全校音楽劇が上演されました。

第10回の記念の公演とあって、太田北小学校の児童・職員・スタッフ全員が気合を入れて臨んだ上演となりました。魁新聞で取り上げられたり、この「ふるさとこんにちは」でも練習風景を取り上げたりして、注目してきました。

22日(土)の公開リハーサルには200人程、23日(日)の本公演には400人程の来場者があり、「全校音楽劇」を楽しみました。

太田北小学校の全校児童43人で取り組んだ今年の音楽劇、演目は「不思議な国の物語Ⅱ~太田北小学校音楽劇10周年スペシャルバージョン~」でした。10年間で取り組んだ演目全5種類「葉っぱのフレディ」「スイミー」「オズの魔法使い」「どんぐりと山猫」「不思議な国の物語」を盛り込んだ10周年にふさわしいストーリーでした。歴代の5つの物語を見守り10周年を楽しみにしている物語の妖精と、花を咲かせることができず悩んでいる花の精が、物語の世界のたくさんの仲間たちと出会い、「自分の花を咲かせたい」という願いを叶えようと奮闘します。img_5756

img_6025img_6066img_6081邪魔をしようとするいたずら魔女さえも、個性豊かな登場人物たちが物語の枠をこえ気持ちを伝えあうことで仲間にしてしまいます。img_6114

皆の気持ちが一つになり、友情が満ちた瞬間に花の精の種から芽が出始め、音楽祭を通して一輪の花が咲きます。img_6125

卒業生がステージ上にあがる演出もありました。img_5740

今まで演じられた5種類の物語のテーマソングが次々と歌われ、バンドの演奏とともにのびやかにはつらつとドンパルいっぱいに歌声が響き渡ります。曲ごとの振り付けも、ピシッと揃い、まさに「音楽劇」!img_6190img_5780img_6184

最後の曲は「ありがとうの花」

♪ありがとうの花がさくよ 君のまちにもホラいつか♪歌声も、振り付けも素晴らしいですが、歌詞に心を乗せて歌っていることが感じられます。一人ひとりが、今年の音楽劇のテーマ「希望を胸に夢をかなえよう~ありがとうの花を届けよう~」を表現しようと歌っているからこそだと思います。メッセージのように聞こえる素晴らしい歌声でした。

 

劇の中だけでなく、この全校音楽劇には感動を後押しする演出が満載です。

ドンパルのエントランスホールには出演者全員のメッセージが花畑のように飾ってありました。演技に向かう気持ちと感謝の言葉が溢れます。花を使った演出も細やかですね。img_5990

スライドで練習風景が流され、子ども達の努力の過程が紹介されます。img_6164

今年も太田北小学校の全校音楽劇は、公開リハーサル・本公演ともに来場者を魅了し上演を終えました。

この感動の源は、演じる子ども達の成長をダイレクトに感じられるところにある気がします。一人一役であることが居場所を作り、役割を作り、責任感を与え、それにしっかり応えようと演じるところに心身の成長が表れるからではないかと感じます。そして、優しさあふれる演出、地域バンドの生演奏、保護者や技術スタッフのサポートで、子ども達の演技がより磨かれていると感じました。

会場で感じるこの感動を伝えきれないのが残念です。百聞は一見にしかず!来年はぜひ、ご自分の目でご覧いただければと思います。その際は、ハンカチ(感動の涙をふく)をお忘れなく♪

大仙市金婚式

10月26日(水)、平成28年度 大仙市金婚式が仙北ふれあい文化センターを開場に開催されました。市内各地域から、金婚を迎えられた48組が出席されました。

img_2906a

 

金婚式を挙行するにあたり、祝舞・祝奏が披露されました。

祝舞は日本舞踊・藤間流 師範 藤間知枝さん、祝奏はサックス奏者 飯塚雅幸さん により3曲披露されました。お二人は、ご夫婦で、3曲目はご夫婦で共演してくださいました。

img_2917aimg_2924aimg_2937a

 

市民歌斉唱

img_2943

 

金婚を迎えられた皆様へ、栗林市長より、賀詞並びに記念品が贈呈されました。

img_2979

 

金婚を迎えられた方々を代表して、藤田君雄さん(中仙地域)より、お礼の言葉がありました。

img_3035b

 

最後に、金婚を祝して、認定こども園「せんぼくちびっこらんど」の園児 63名による太鼓演奏が披露されました。

img_3039

 

金婚を迎えられた皆様、おめでとうございます!!

 

 

 

川口渓谷紅葉クリーンアップウォーキング

紅葉真っ盛りの10月22日(土)、川口渓谷遊歩道でクリーンアップをかねたウォーキングが行われました。太田支所と大仙市観光物産協会の共催で、川口渓谷の豊かな自然と美しい紅葉を楽しみながら、美化活動もかねて自然保護への意識を高めようと開催したものです。

川口渓谷遊歩道は、昨年の大雨で土砂崩れがあり今年9月に復旧工事を終えたばかりです。遊歩道は川口鉱山跡まで続き、遊歩道口から一番奥までは5.7キロほどあります。かつては岩手県花巻市へと通り抜けできる道路建設の構想もあり、重機が入り整備されたため砂利敷きではありますが立派な道が続きます。現在は安全確保のために車両通行止めとし、遊歩道として整備しました。緩やかに登りが続く道は、ウォーキングにもってこいです。

10月22日(土)は、ちょうど紅葉の見ごろにあたりました。

お天気も良く、朝の冷え込みも強い日でしたが、朝7時に参加者・ガイドさん・スタッフの総勢19名が川口渓谷遊歩道口に集合しました。入念に準備運動をし、諸注意や見どころを聞き7時15分に出発。img_5800

途中、山菜やきのこの解説もありました。dsc_0843

ガイドマップを見ながら歩きます。img_5926

河川敷でおりて、川口川と紅葉とのコントラストも眺めました。img_5640

 

紅葉も見ごろなため、写真を撮りながら進みます。奥に進めば進むほど色づきがよくなります。img_5911

ガイドの倉田さんは、川口渓谷には天然秋田杉があり、この近辺では仙岩峠とここだけ、手つかずの天然秋田杉となると珍しいと解説。遊歩道を進むと、秋田杉がなくなりブナ林になるところも見どころと言います。5074

数カ所ある滝のうち桑原の滝では、紅葉と合い間ってパンフレットの表紙そのものの景観でした。img_5674

今回の最年少参加者は小学1年生の小松昌和くんで、お母さんと一緒に参加してくれました。「普段あまり歩くことがないので参加してみました。皆と一緒なのも安心だと思って」とお母さん。スタッフやお母さんの心配をよそに、昌和くんは常に先頭をキープし歩いたり走ったり、元気いっぱいでした。

トイレ休憩を挟み、2時間ほどかけ一番奥の、つくし森へ到着。そこで、記念撮影。紅葉をバックに高揚した表情でパチリ。%e9%9b%86%e5%90%88%e5%86%99%e7%9c%9f%e5%89%8d%e7%94%b0%ef%bc%89

つくし森では、それぞれ写真撮影を楽しんだり、飲み物や甘い物を食べて10分ほど休憩しました。

その後来た道を戻ります。帰りは緩やかな下りなため、ハイスピードで歩きました。

途中、休憩所で観光物産協会提供による太田の藤本商店の「あまざけ」の振る舞いがありました。img_5973

藤本商店の自家製の「あまざけ」は、砂糖不使用で麹のみで甘さを作り出した一品、地元でもおみやげ品としても人気の商品です。ウォーキング後の程よく疲れた体に甘さが染み渡ります。おかわりをしてくださる方や、「どこで売ってるの?」と興味を持ってくださった方もいました。甘味でエネルギーをチャージし、もうひと踏ん張り、スタート地点の遊歩道口まで歩きました。帰りは行きの所要時間の半分ほどしかかからず約1時間で帰り着きました。

ウォーキングの途中、登山者と思われる重装備をした3人組やウォーキングを楽しむ夫婦連れとも会いました。川口渓谷が、いろんな楽しみ方で、いろんな方に訪れていただいていることを知ることができました。

自然が織りなす手つかずの美しさが川口渓谷にはあります。週末、紅葉狩りを予定の皆さん、地元の穴場、川口渓谷の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょう?今月いっぱいは見ごろです。おすすめですよ♪

実りの秋と文化祭〈かみおか地域文化祭が開催されました〉

神岡地域にもいよいよやってまいりました!天高く馬肥ゆる、人々が芸術にいそしむ、豊穣の秋です!

10月15日(土)、16日(日)は心地よい晴天に恵まれ、かみおか地域文化祭が元気に開催されました。

28-%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b0

30-%e9%9d%92%e7%a9%ba%e3%81%8a%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%97%e4%bc%9a

36-%e3%81%af%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%8f%e8%bb%8a

31-%e3%81%a0%e3%81%91%e4%b8%b8

39-%e7%89%a9%e8%b2%a9

29-%e6%b0%91%e8%ac%a1

40-%e3%82%b3%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%82%ba

38-%e8%8a%b8%e8%83%bd

32-dvd%e3%82%a4%e3%83%99

33-dvd%e3%82%a4%e3%83%992

35-%e3%82%b8%e3%83%83%e3%83%97

34-%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%93

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かみおか嶽雄館、神岡農村環境改善センター、神岡体育館、嶽ドーム等の施設を豪勢に活用し、様々なステージが繰り広げられました。

ご来場の皆さま、『ふるさと』かみおか地域文化祭はいかがでしたでしょうか?

全国の皆さまにも写真でちょこっとだけ神岡の元気をおすそ分けです(^^)/

仙北中学校 避難所開設訓練

10月21日(金)、仙北中学校で、仙北地域を震源とする強い地震を想定した震災時の避難所開設訓練が行われました。

「だいせん防災教育『生き抜く力育成』事業」として大仙市教育委員会教育指導課が実施したものです。

参加者は仙北中学校生徒162人、教職員23人、地域住民、日本赤十字社仙北分区など計300人。

震度6の地震があり、倒壊を免れた仙北中学校は、大仙市仙北支所長からの依頼を受け、避難所を開設する想定で訓練が行われました。

 

震度6の地震発生、グラウンドに避難。 img_2178点呼、全員の無事を確認。 img_2198秋田赤十字病院看護師による「癒しのリラクゼーション」の指導。 img_2213

 

避難所開設指示、各班に分かれ、準備開始。災害救護用非常食袋(米140gと水を入れ密閉し、ゆでる袋)を使用した炊き出し訓練が行われました。

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a

 

避難者受入れ、昼食。 避難者と共に、新聞紙とビニール袋で作った容器でカレーを食べました。

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a2

 

新聞紙でスリッパ制作。

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a3

 

訓練を終え、市総合防災課の郡山茂樹・防災危機管理監は「仙北中学校の訓練は真心がこもった訓練だった。同様の訓練を市内の他中学校で行ってきて、4年目にして初めて女性用多目的スペースが設けられた。やさしさを感じた。」と感心していました。

 

生徒会長・池田晴香さんのリーダーシップの下、生徒達が自ら考え、率先して行動しているのが印象的でした。

仙北中学校の生徒は頼もしいですね!

来年は太田中学校で実施されるそうです。

【史跡の里の秋まつり】 仙北公民館まつり

10月15日(土)・16日(日)の二日間、大仙市仙北ふれあい文化センターを会場に「仙北公民館まつり」が開催されました。

img_1308

日ごろ生涯学習の場として公民館を利用、活動している各種団体の作品出品や体験コーナーがあり、来場者を楽しませてくれました。

img_1402

img_1257

 

駐車場では、商工会婦人部などによる出店が、まつりを盛り上げます。

img_1345

 

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a

 

16日には、イベントホールで大仙市芸術文化協会仙北市部の「演芸発表」と仙北地域で活動している音楽団体や小中学生による「ジョイントコンサート」が行われました。

img_1359

img_1454

img_1971

 

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a2

 

15日の「史跡の里ふれあいコンサート」を含め、内容がとても濃い「史跡の里の秋まつり」の二日間でした。

ご来場のみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました!

【史跡の里の秋まつり】 史跡の里ふれあいコンサート「海上自衛隊 大湊音楽隊」

10月15日(土)、大仙市仙北ふれあい文化センターを会場に「史跡の里ふれあいコンサート」が開催されました。

img_0623

毎回、自衛隊音楽隊を招き開催されているコンサートで、2年ぶりの開催となる今回は「海上自衛隊 大湊音楽隊」の皆様に演奏を披露していただきました。

クラシック音楽からゲーム、映画音楽、超人ネイガー、アンコールでは演歌まで!幅広く披露していただき、訪れた大勢の観客は多彩で迫力ある演奏に大満足の様子でした。

img_0654img_0728%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a

終演後には、お見送りをしてくださいました。

img_1178

「海上自衛隊 大湊音楽隊」の皆様、ありがとうございました!

 

次回の開催は来年か再来年です。

自衛隊音楽隊の演奏を生で聴いたことが無い方は、次回ぜひ会場にお越しください!

消防署東分署に高規格救急車配備

大曲仙北広域市町村圏組合(通称 広域消防)大曲消防署東分署に高規格救急車が配備され、10月21日、東分署管内の大仙市太田、仙北と美郷町千畑地域の関係者など約30人が集まり、運用開始式が開かれました。img_5586

広域消防は2署8分署が設けられており、大曲消防署に2台、その他それぞれに1台ずつ、計11台の救急車が配備されていますが、高規格救急車の導入は東分署で7台目となります。

高規格救急車の配備に伴い、東分署には4人の救急救命士も配置されました。

これまでは救急車で搬送される間、救急隊員は医療行為はできませんでしたが、高規格救急車では救急救命士が医師の指示のもと、静脈路確保や輸液(点滴)、薬剤(アドレナリン・ブドウ糖)投与、器具を用いた気道確保などの医療行為が可能です。

運用開始式では齊藤聡大曲消防署長が「救急救命士法が平成3年に制定されてから25年経過し、東分署に待望の高規格救急車が配備された。県内13本部ある消防署の中では遅い方であるが、救急隊員は県内1,2を争う高い技術レベルであり、地域住民の負託に応えられるようさらに努力したい」とあいさつ。

現在、大曲厚生医療センター内に救急ワークステーションが設けられ、医師と看護師、救急救命士が連携して救命レベル向上の研修を行っており、救急救命士はここで2年間に128時間以上の病院実習をするそうです。

これまでは、例えば太田地域で救命を必要とする人が救急搬送される場合、東分署の救急車が病院へ向かうとともに、大曲消防署もしくは角館消防署等の高規格救急車も同時に出動し、途中で高規格救急車に引き継いでいましたが、これからは引き継ぐ時間等のロス無く搬送されることになります。

今回導入された高規格救急車は、トヨタハイエースをベースにし、車内で立ったままの作業が多いため屋根部分が改造されており、ストレッチャー(搬送用ベッド)の固定部分には揺れを防ぐ装置がついており、傷病者に苦痛を与えない配慮がされています。img_5592 img_5593

車内の高さは185㎝。立ったままの作業・処置も可能です。

また車内には生体監視モニター、除細動器、酸素吸入器、人工呼吸器など多くの資器材が積載されており、車両(オプション含む)1,864万円、高度救命処置用資機材等が1,428万円、総事業費は3,292万円です。

運用開始式では、のどに食べ物を詰まらせたお年寄りが、高規格救急車で救急搬送されるまでの救急活動訓練が披露され、医師と連絡を取りあいながら点滴を打ったり気道を広げて詰まっている食べ物を取り除くなど、緊迫した中、適切に処置をしていく救急救命士の動きに出席者が見入っていました。img_5610

 

全国的に救急車の需要は伸びているそうですが、東分署管内は横ばい状態で、それでも昨年の出動件数は472件(急病343件、一般負傷55件、交通事故44件、労働災害2件など)、今年9月までは328件(急病233件、一般負傷44件、交通事故29件、労働災害1件など)と1日平均1.3回の出動となっています。

東分署の高規格救急車は運用開始式後の10月21日正午から正式運用が始まっています。

おらだの秋フェス2016~なんがい地域祭~開催しました!

10月16日、秋晴れの下、なんがい地域祭が開催されました。

オープニングはつきの木こども園の園児による南外小唄。元気いっぱい踊ってくれました!セレモニーの中では今年度の農産物品評会の最優秀賞・優秀賞授与も行われました。

cimg7362

cimg7390

最優秀賞 (白菜) 佐藤和春さん

cimg7393

優秀賞 (キャベツ) 相馬富雄さん

南外コミュニティセンターホールでは南外芸能団体有志によるオンステージ、なんがい宝っこオンステージ、出前民謡が披露されました。その他、センター内では作品展示、食堂コーナー、フリーマーケットのコーナーが設けられました。

cimg7399

cimg7441

cimg7402

cimg7511

cimg7508

駐車場では、地元の店、学校給食協会、JA南外女性部、商工会青年部、南三陸町特産品コーナーが設けられ、にぎわいを見せていました。

特に南三陸町と交流を続けている南外中生徒が焼いた「焼きサンマ」は大好評でしたv

cimg7421cimg7419

公民館前は子ども縁日。たくさんの子どもが訪れ、今年も「おばけ屋敷」が大人気でした!公民館内では囲碁や茶道コーナーがあり、時間がゆっくりと流れているような落ち着いた雰囲気でした。

dsc_0033cimg7496cimg7460

農産物品評会にはたくさん出品していただき、立派な農産物が揃いました!

cimg7489今年もたくさんの方に御来場、御協力いただきありがとうございました!来年もぜひ御期待ください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第29回全国ジャンボうさぎフェスティバルin中仙 開催

平成28年10月15日(土)~16日(日)第29回全国ジャンボうさぎフェスティバルが中仙支所前ドンパン広場において抜けるような青空のもと開催されました。

10月15日(土)は、うさぎ品評会が、10月16日(日)は、ジャンボうさぎの一般公開やたくさんのイベントで賑わいました。

体型や毛並などを審査した品評会の様子です。

体型や毛並などを審査した品評会の様子です。

体重ジャンボの部 優勝は「まちこひめ号」10.05Kgで、出品は大仙市清水の草薙忠造さん。4年ぶり8度目の優勝です。

まちこひめ号

まちこひめ号

デカラビ子から風船プレゼントです。

デカラビ子から風船プレゼントです。

 

かわいいうさぎとのふれあいコーナーです。

かわいいうさぎとのふれあいコーナーです。

 

杜仲めん早食い競争の模様です。

杜仲めん早食い競争の模様です。みなさん真剣でした。

 

デカラビ子とのもちつきにはたくさんのちびっこが参加してくれました。

デカラビ子とのもちつきにはたくさんのちびっこが参加してくれました。

ドンパン娘のドンパン踊りの披露もありました。

ドンパン娘のドンパン踊りの披露もありました。

日の丸鍋試食には終了まで長蛇の列が続きました。

日の丸鍋試食には終了まで長蛇の列が続きました。

 

会場は家族連れで賑わいました。

会場は家族連れで賑わいました。

天気にも恵まれ、例年より多い約9千人の来場者で第29回ジャンボうさぎフェステイバルin中仙は大盛況のもと終了しました。

たくさんの皆様のご来場ありがとうございました。

また来年もお待ちいたしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法隆寺管長特別講演会&空如展

10月15日(土)、法隆寺管長の大野玄妙氏による特別講演会が大曲市民会館小ホールで行われました。

この特別講演会の開催には、仏画家・鈴木空如が模写した法隆寺金堂壁画十二面の存在が大きく影響しています。鈴木空如の生家は太田町小神成にあり、生家で保存されていた法隆寺金堂壁画十二面は平成9年に太田町に寄贈され、その後大仙市で引き継ぎ所蔵しています。この大仙市所蔵の法隆寺金堂壁画十二面がご縁となり、法隆寺管長である大野氏が、地方のしかも奈良から遠く離れた秋田に足を運び、講演してくださることとなりました。大野管長が秋田県内で講演されるのは初めてで、大変ありがたく貴重な講演会となりました。

また、法隆寺管長の来訪にあわせ、太田文化プラザを会場に10月7日から16日まで「空如の画業を探る」をテーマに作品展示が行われました。

第1展示会場には、法隆寺金堂壁画十二面が、内壁を再現するように展示されました。修復作業を終え12面がそろって展示されるのは7年ぶりとあり、会期中には1,351人の方が来場し、県内中からたくさんの来場者が、また県外からも遠くは札幌市や奈良市から来場された方もいらっしゃいました。img_5573

大きな壁画を一枚一枚、遠くから全景をみては、じっくりと近づいてみたりと、一度会場に入ると1時間は鑑賞を続ける愛好者ばかりでした。第2展示会場の関連作品は、空如の人となりがわかる資料が並び、こちらも食い入るように見入っていました。来場者は、「素晴らしい!」「入場料無料で本当にいいの?」「もっといろんなところで展示会をしてほしい」と様々な感想を述べながら会場を後にしていました。

会期中の15日(土)には、大野管長も展示会場を訪れてくださいました。img_5555

 

特別講演会は2部構成で行われ、第1講として法隆寺管長の大野玄妙氏が「日本のこころと和の文化」と題して講演してくださいました。img_0894img_0892

大野管長は、講演冒頭で、日本人はクリスマスの数日後には除夜の鐘を鳴らしお正月を悦び初詣をするなど、複数の宗教を容認している民族で、外国の方には理解しがたく変な民族に映っていると語りかけました。講演の中で、宗教や寺院の役割そして聖徳太子の『和の精神』を多くの文献から解説してくださいました。そして、この『和の精神』に基づき、多様な文化を受け入れながら発展してきたのが『和の文化』であると語りました。複数の宗教を容認できる日本人の民族性もなるほどと納得です。豊富な文献から私たちにもわかりやすい切り口でお話しいただき、大変貴重な講演となりました。

 

第2講は、東京芸術大学客員教授の有賀祥隆氏が「法隆寺の仏教美術について~鈴木空如の画業-法隆寺金堂壁画の模写を中心にして」と題して講演してくださいました。img_0915

有賀先生は、法隆寺金堂壁画保存活用委員会委員長であり、大仙市の鈴木空如資料調査専門指導委員を務めておられます。有賀先生は講演の中で、12面ある法隆寺金堂壁画を生涯で3度も模写した鈴木空如の体力と精神力は相当であったろうと評価しています。第1作は、明治39年頃から大正11年にかけて模写されたもので、箱根の吉池旅館に所蔵されています。第2作は昭和5年から昭和7年にかけて模写され、東京国立博物館に寄託されています。そして第3作が生家の鈴木泰三氏より寄贈され現在大仙市所蔵のもので、昭和7年から昭和11年にかけ模写されたものです。有賀先生は、大仙市所蔵の第3作が、最も仏画として見られることを意識して仕上げたものだと解説します。スライドで比較をしながら、壁画のありのままを模写する空如の技術を、第1作・第2作・第3作と細かく分析し解説してくださいました。講演により、空如の偉業について理解を深めることができました。img_0925img_0928

特別講演会は450人程が来場、大曲市民会館小ホールが満席となる講演会となりました。

大仙市内の方はもちろんですが、市外からの来場が約半分をしめ、大野管長のお話を聞きたいと奈良から来ていただいた方や有賀先生の教え子ですと仙台から来てくださった方など、興味関心の幅広さが伺えました。また、講演会の後に太田文化プラザの作品展に足を運んでくださった方もたくさんいらっしゃいました。

鈴木空如の偉大さを改めて感じた講演会と作品展示でした。これからも鈴木空如という偉人とその偉業から生まれた作品を、地域の宝として大事に保存していきたいですね。そして、大仙市民として、この偉大な先輩について理解を深め、正しい知識を広めていきたいと改めて感じました。

いつもより崇高な「文化の秋」となりました。

「佐々木悟選手」大仙市民賞贈呈式並びにオリンピック報告会

10月9日、リオデジャネイロ五輪男子マラソン日本代表の佐々木悟選手を迎え、南外中学校体育館で「大仙市民賞贈呈式並びにオリンピック報告会」が行われました。

当日は南外中学校生徒、南外地域住民がたくさん参加してくれました。

南外中学校長のあいさつではオリンピックでの活躍する姿を見て、「勇気」と「感動」をもらい、才能を切り開くための「努力を続けること」を話してくれました。dsc_0065

次に大仙市長から「大仙市民賞」、佐々木悟選手を応援する会伊藤代表から花束を受け取りました。

dsc_0071img_2723

佐々木悟選手からは「4年後のオリンピックは確信できないが、次に出場する福岡マラソンでいい成績を残したい。そして、来年、ロンドンで行われる世界選手権を目指しいい報告をしたい。」とあいさつしてくれました。

dsc_0084

 

「佐々木悟選手を応援する会」から田沢湖駅伝を主催する「大曲仙北中学校体育連盟」へ『佐々木悟杯』が寄贈されました。

これを機会に田沢湖駅伝に出場される方は『佐々木悟杯』を目指してがんばってもらいたいです!img_2758img_2765

続いての質問コーナーでは中学生や一般市民からの質問にていねいに答えてくれました。

Q   : 長い距離を走るにはどうしたらよいか?

A  :  規則正しい生活が大切。しっかり食べてしっかり休むこと。

 

Q  : 食生活で気をつけていることは?

A :  ゆっくり食べること。

 

Q : 子どもたちに向けた心構え。

A   :  いろいろな人がいるので、「ここだけはゆずれない!」という気持ちをしっかり持って勉強や競技に取り組んでほしい。

img_2738img_2741

img_2744img_2746終始和やかな雰囲気の中、爽やかな笑顔を見せてくれた佐々木選手!今後の活躍が楽しみです!

佐々木悟選手、感動と勇気をいただき、ありがとうございました!

img_2777

 

 

 

ドンパン祭り写真展開催しました。

平成28年10月3日(月)から10月12日(水)まで、道の駅なかせん でドンパン祭り写真展を開催しました。ドンパン娘フォトコンテスト入賞作品の他、今年初めて公募で選ばれたドンパン娘たちの活動写真や第32回ドンパン祭りの演目写真の展示、映像DVDの上映もありました。

会場は 道の駅なかせん です。

会場は 道の駅なかせん です。

今年のドンパン祭りの映像や祭りを盛り上げたドンパン娘の写真をたくさんの方がご覧になりました。

今年のドンパン祭りの映像や祭りを盛り上げたドンパン娘の写真をたくさんの方がご覧になりました。

円満造甚句・ドンパン娘・ロックドンパンを踊るドンパン娘と今年の祭り映像コーナーです。

円満造甚句・ドンパン娘・ロックドンパンを踊るドンパン娘と今年の祭り映像コーナーです。

ドンパン娘フォトコンテスト入選作品展示コーナーです。

ドンパン娘フォトコンテスト入選作品展示コーナーです。

 フォトコンテストには21人34点の応募がありました。入選された皆様おめでとうございます。応募くださいました皆様ありがとうございました。

今年のドンパン祭りの躍動感あふれる多くの演目写真が展示されました。

今年のドンパン祭りの躍動感あふれる多くの演目写真が展示されました。

中仙中学校と豊成中学校の吹奏楽演奏や小学生による伝統芸能の写真展示です。

中仙中学校と豊成中学校の吹奏楽演奏や小学生による伝統芸能の写真展示です。

 ご覧になられた団体の方からすばらしいので譲ってほしいと連絡がありました。ありがとうございます。

ドンパンじっちゃとの記念撮影もできました。

ドンパンじっちゃとの記念撮影もできました。

ドンパン娘達のコメント付きの紹介コーナーです。オリジナルポロシャツとドンパン祭りCDの販売もありました。

ドンパン娘達のコメント付きの紹介コーナーです。オリジナルポロシャツとドンパン祭りCDの販売もありました。

 
ドンパン祭りの写真は10/18~10/31の期間、秋田銀行長野支店で一部展示されます。

たくさんのご来場ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太田支所職員 バスケで全国大会へ!

大仙市役所太田支所農林建設課勤務の伊藤和雅さん(24歳・東今泉)が全国障害者スポーツ大会にバスケットボール秋田県代表チームの主将として出場します。

伊藤さんは、大曲養護学校卒業後、平成23年4月から太田支所の臨時職員として、建設分野の事務から現場業務まで幅広く担当しています。img_5734

バスケを始めたのは中学1年から、高校1年からは県チームの一員として練習に参加するようになり、3年前から県チームのキャプテンを務めています。練習は、日曜日の午前9時から午後3時まで。週1回秋田市内の練習会場に全県からチームメイトが集まり、プレーの連係を磨いています。チームメイトは県内の特別支援学校の中学部2年生以上の生徒と卒業生。

伊藤さんはチームの大黒柱、ポジションはガードで、ドリブルで鋭く切り込み攻撃のリズムを作ります。普段の丁寧で緻密な仕事ぶりからは、攻撃的な姿は想像しがたいですが、きっと性格の温厚さでチームの精神的支えになっているのではないかと想像ができます。

10月22日から岩手県を会場に行われる「全国障害者スポーツ大会」の結団式の様子は、テレビや新聞でも取り上げられ、選手代表として宣誓する伊藤さんの様子が大きく報じられました。

同じ職場の職員として、誇らしく嬉しいことです。

10月12日、栗林市長が来庁した時も、出場の報告をし市長から激励の言葉をいただきました。img_2888

 

太田支所では10月13日付けの週刊さきがけスポーツの記事を大きく拡大し市民ホールに掲げ、来庁者に応援を呼びかけています。img_5736

 

バスケの会場は一関総合体育館。1回戦は22日10:30から高知との対戦です。勝ち上がれば優勝常連の横浜との対戦です。昨年の準決勝でも敗れた相手で、雪辱を晴らしたいと意気込んでいます。

太田はもともとスポーツ応援に熱い地域です。スポーツの明るい話題で、地域全体が盛り上がっています。

伊藤さん、全国大会もがんばってきてくださいね!応援しています。

フレー、フレー、か・ず・ま・さ!