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太田の火まつり coming soon part4 ~太田の紙風船海を渡る~

太田の火まつり本番を翌週に控えた2月11日。
大仙市から遠く離れた、台湾の新北(しんぺい)市で開催された平渓天燈祭(ピンシーテントウサイ)において、太田の火まつりの紙風船が異国の空高く舞い上がりました。
平渓天燈祭はランタンフェスティバルとも呼ばれ、旧正月15日の元宵節(げんしょうせつ:日本でいう小正月)に台湾新北市で開催される伝統行事です。
1,200個ものチャイニーズランタン(天燈と呼ばれるミニ紙風船)を夜空に上げる幻想的な祭りとして、その著名度は世界的なものとなっています。

この平渓天燈祭と大仙市太田地域で行われる「太田の火まつり」が、小正月行事を由来とした紙風船を上げる行事であることを縁の一つとして、大仙市と太田の火まつりのPRを目的に、大仙市観光物産協会の提案により平成27年度から交流事業が開始されています。
2回目の交流事業となる今回、訪問団として現地へ赴いたのは、大仙市観光物産協会から2名、大曲青年会議所から5名、市役所観光担当職員1名、そして太田の火まつり実行委員会から2名の総員10名。
☆IMG_6759 2月9日から12日までの3泊4日の行程で、9日は空路陸路を使っての移動、10日は現地で各方面への表敬訪問やあいさつ回りと、11日の天燈祭本番までのスケジュールはタイトなものでした。
当日上げる紙風船は、事前に絵付し貼り合わせたものを折りたたんで、手荷物として台湾に運搬。そして現地では仕上げ部分の最終段階を行い、紙風船上げ本番に臨みました。IMG_6762 リハーサル時はおぼつかなかった天気も、本番では好天に恵まれ、舞い上がった紙風船は、周囲で上がった小ぶりな天燈とともに、新北市の夜空に光となって吸い込まれていきました。 ②キャプチャ5キャプチャ6 この、「大仙市・太田の火まつり」と書かれた紙風船が天高く舞っていく様子は、県内の報道機関で取りあげられたのみでなく、台湾のニュース番組でも放送されました。

太田の火まつり実行委員会の代表として参加した鷹觜信行実行委員長(太田町三本扇)と髙橋広之副委員長(太田町惣行)の2氏は、
「今回は2回目の訪問ということで、前回訪問した時よりも余裕を持ってスムーズに進めることができた。平渓天燈祭との交流事業を通じて得たものを太田の火まつりにも還元していけるよう、今後、実行委員として考えを巡らせていきたい。」
と振り返り、火まつりに向けての抱負を語っていました。

 

さて、今週土曜日に迫った第36回太田の火まつり。
太田地域の小正月行事の継承・伝承を目的として、紙風船上げ、天筆焼き、雪中田植え、東今泉八幡太鼓といった小正月行事が一堂に行われます。

現時点の天気予報では、週末に近づくにつれ下り坂の様子。
ですが、たとえ悪天候でも、状況により一部屋内会場で対応し、強風等で紙風船が上げられない場合は、同会場にあるふれあい交流館内で、紙風船上げのデモンストレーション等を行うなど、ほぼイベント日程どおりの開催を予定しております。

今回用意している紙風船は約40個、地域の幼稚園児や地元有志の皆さんによる力作ばかりとなっております。
当日は是非会場へお越しいただき、多種多様な紙風船をお楽しみください。

「押切の火振りかまくら」が行われました。

平成29年2月14日(火)19時から中仙地域下鴬野字下中嶋地内(押切町内会館西側)において「押切(おっきり)の火振りかまくら」が行われました。

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稲ワラで俵を編み、1メートルくらいの縄を結び、その俵に火を付けて縄の先端を持ち、自分のからだのまわりを振り回し、無病息災・五穀豊穣を祈願します。また、ミニかまくらに火を灯し幻想的な雰囲気で行われました。

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来場者には、かまくらも人気でした。また「とん汁」や「おしるこ」も振る舞われました。

伝統ある小正月行事を、地域住民が一体となって継承していこうと、大人や子供がふれあい語り合い受け継がれております。

消防職員意見発表秋田県大会で最優秀賞を受賞!!!

太田支所市民サービス課の消防・防災担当の佐藤史也です!2回目の投稿大変緊張しております!前回の初投稿時には、たくさんの方に読んでいただき、更にたくさんの反響をいただいて、大変嬉しく思っております。

タイトルの件ですが、2月10日(金)に秋田市のホテルにて第40回消防職員意見発表秋田県大会が開催されました。当日は県内12の消防本部から12人の方が意見発表を行いました。大曲仙北広域市町村圏組合消防本部からは大曲消防署東分署の茂木雄大さんが意見発表を行い、見事、最優秀賞に選ばれました。茂木さんは旧仙北町の高梨出身で、まだ22歳!という若さです。私は29歳にもなりますが、とても茂木さんのように堂々と大勢の前で意見発表などできません(汗)

茂木さんの発表テーマは『燃焼実験を活用した避難訓練』。燃焼実験の映像を作成して、訓練の行動に入る前に、実験映像を避難訓練の参加者へ見せることによって、訓練への意識向上に繋がるとし、「避難訓練の形骸化を改善することができる」と訴えました。

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(画像の一番左の方が茂木さんです)

実は、大曲仙北広域市町村圏組合では、消防職員意見発表秋田県大会で5年連続最優秀賞を受賞していることもあり、茂木さんには6年連続のプレッシャーが重く圧し掛かっていたかと思います。しかし、私は「もしかしたら茂木さんが最優秀賞を掴むのではないか」と心の中で思っていたのです。それは何故かと言いますと、茂木さんの意見発表の様子を何度か見ていたからなのです。大曲消防署東分署は旧太田町に存在し、茂木さんの意見発表練習場所は主に太田文化プラザ(太田支所の隣の建物)でした。

(以下、練習風景)

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茂木さんを指導する方は、平成26年に消防職員意見発表全国大会で最優秀賞を受賞した新田理沙さん(角館消防署)の指導員や、平成27年に東北支部消防職員意見発表会で優秀賞を受賞した石郷岡美幸さん(角館消防署)の指導員、意見発表の指導に定評のある市内中学校の先生など、とても豪華な顔ぶれです。

指導員の方々から熱の入った指導を受け、茂木さんの意見発表はどんどん良くなっていきました。茂木さんは自主練習もたくさんされていたようで、最終練習日である9日(木)に指導員の方から「雄大、おめ毎日練習してらったが?」「最初のどぎより格段に上手ぐなってるど!」とお褒めを受けていました。

もちろん、県内他の代表者の方々も素晴らしい指導員の元、長い期間にわたって練習を行ってきたかと存じますが、2週間弱にわたる練習(大曲仙北管内の予選会を含めれば、もっとたくさん)の成果を遺憾なく発揮された茂木さんに軍配が上がったのではないかと思いました。

茂木さんは4月26日(水)に新潟県で行われる東北支部消防職員意見発表会に、秋田県代表として出場します。ご健闘をお祈りします!

ちなみに、タイトルの写真ですが、左の方が茂木雄大さんです。右の方が茂木さんの上司である佐藤明志副分署長です。お二人とも2部(美郷町千畑地域)担当です。写真は太田支所にて撮影。

太田の火まつり coming soon… part3 ~願いごと五色にたなびく~

2月18日(土)、奥羽山荘西側広場において、第36回太田の火まつりが開催されます。
開催に向けての準備もいよいよ大詰めを迎え、支所の市民ホールも、より一層火まつりムードになってきました。
IMG_7416太田地域の小正月行事を一堂に集め行われる太田の火まつり。
当日はスケジュールに沿って、雪中田植え、東今泉八幡太鼓の演奏、紙風船上げ、天筆焼き、冬花火といった各種イベントが開催されます。
見どころの一つ「天筆焼き」は、稲わらで作った高さ10メートルの塔に火をつけ、その炎で五穀豊穣や天下泰平などの願いが書かれた天筆を燃やし、願い事の成就を祈るもので、このまつりが「火まつり」と呼ばれる所以の一つとなっています。

この天筆焼きで使われる天筆は、緑・黄・赤・白・青(み・ぎ・あ・し・あお)の順に細長く貼り足した五色の短冊に「天筆和合楽、地福円満楽」などの願い事を書いたものです。
火まつりでは例年、地域の小中学生や幼稚園児の皆さんに願い事を書き入れてもらっており、 現在、集められた天筆は順次、支所の市民ホールに飾られています。
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お願いには、
「かっこいいいちねんせいになれますように」
「おおきくなったらけーきやさんになりたい」
「ぷろやきゅうせんしゅになりたい」といった可愛らしいものから
お兄さんお姉さんになると、
「中学で部活と勉強を両立できるよう頑張る」
「テストで100点がとれますように」
さらには「日本がもっとよくなりますように」
のような頼もしいものまで様々です。
IMG_7426 IMG_7427火まつり当日は、たくさんの天筆が雪原の会場に色を添え、燃え盛るかまくらで焚き上げられます。
是非会場に足をお運びいただき、子供たちの願いが、天高く舞う様子をご覧ください。

▼天筆焼きの様子
23火まつり(天筆)■天筆焼きの由来■
かつての天筆焼きは、ほとんどの集落で行われていた小正月行事で、地域によっては「かまくら」とも呼ばれていました。
小正月を前に、地域の若者たちが近くの野や山から伐ってきた木を雪の田んぼに立て、行事当日の朝、子供たちが家々から集めてきた稲ワラを木に巻きつけて稲ワラの塔(かまくら)を作ります。
夜になると地域の人たちがそこに集まり、ワラを松明のように仕立てて火をつけ、その火をワラの塔につけようとする側、つけさせまいと塔を守る側に分かれて攻防が始まります。
徐々に塔に火が移る頃になると、竹の棒の先に天筆をかざし、火力で天筆が高く燃え上がると願い事がかなうとされ、その火柱に皆が手を合わせました。

2月18日(土)「払田柵の冬まつり」が開催されます!

2017冬まつり 表

チラシ表面

 

平成29年2月18日(土)に平安時代の役所跡である国指定史跡「払田柵跡(ほったのさくあと)」で「払田柵の冬まつり」と仙北公民館「ゆきんこまつり」が開催されます。

日中は「雪上グラウンド・ゴルフ大会」や「雪中宝探し」、「ふるさと○×クイズ」、「ビンゴ大会」、色々な味を楽しめる「鍋まつり」、昔ながらの「餅つき」など様々な企画を用意しており、子どもから大人まで楽しめます。

夕暮れには小学生を中心に地域の方々が作った約1,000個の「蝦夷ほたる(かいほたる)」(ミニかまくら)に明かりが灯され、払田柵に飛び交っていたほたるを再現します。「外柵南門イルミネーションライトアップ」と相まって、あたり一面が幻想的な雰囲気に包まれます。

※地元払田地区の若者グループ「払田柵真会」による天筆も併せて実施されます。18:40頃~

当日は、仙北地域のマスコットキャラクター 柵磨呂(さくまろ)くんも登場し、まつりを盛り上げますので、ぜひ会場へお越しください。

※昨年の様子↓

https://www.city.daisen.lg.jp/daisen/blog/2016/02/26/%e6%89%95%e7%94%b0%e6%9f%b5%e3%81%ae%e5%86%ac%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a/

 

2017冬まつり 裏

チラシ裏面

 

アクセス

JR大曲駅より車で20分

会場 Google Map ↓

https://goo.gl/maps/WGtwxtm1ETp

 

問い合わせ

史跡の里づくり委員会事務局(大仙市役所仙北支所地域活性化推進室内)

電話 0187-63-3003

 

 

 

2月10日は「刈和野の大綱引き」!!

綱引き本番を間近に向かえ、刈和野地区は上町と下町に分かれ真剣モードです。そんな「刈和野の大綱引き」は、室町時代から続く伝統行事として国の重要無形文化財に指定され、直径90cm、全長200mの大綱を使用する”日本最大級”の綱引きと言われています。

今回、この地域行事を刈和野地区のみならず西仙北地域として、また大仙市の伝統行事として後世に伝えるため、マンガ「刈和野の大綱引き物語」を制作しました。これは、地元の小中学生を対象として、「刈和野の大綱引き」の伝統や歴史、また現在の課題などを知ってもらうためのものです。このマンガは、西仙北小学校の4年生から6年生の皆さん、西仙北中学校の学校図書などに配布しました。興味のある方は、大仙市西仙北支所地域活性化推進室にご連絡ください。

また、この他にも、現在、刈和野の大綱引きのCMを秋田テレビで放送していますが、このCMは、西仙北中学校の3年生が絵コンテを制作し考えたものです。地元の行事を地域内外に発信するため、中学生が一生懸命取り組みました。

こんな感じで、「刈和野の大綱引き」の伝統継承と観光PRを地域住民の皆さんとこれからも進めていきます。

2月10日 刈和野の大綱引き 午後9時引き合い開始!

誰でも参加できます!

午後6時から餅つき!午後7時から花火!

みなさん、是非来てください。そして体験してください。”ジョヤサー”

 

CIMG2

表紙の人文字は、西仙北小学校6年生の皆さんです。

CIMG3 マンガの中身はこんな感じです。

CIMG4

裏表紙には、西仙北小学校5年生の協力をいただきました。

冬花火チラシ校正(一般用)

イベントのチラシです。

 

 

 

 

 

 

 

 

太田町新田で念仏講

太田地域の新田地区では、毎年2月の上旬に老人クラブの皆さんが集まり、念仏講を行っています。
今年は、2月7日(火)に新田生活改善センターで行われました。

例年なら、近くの若木様を祀ったお堂(通称:ちょうろう様)の前で、吹雪の日でも外で行われていたようですが、風があまりに強かったため今年はセンターの中で行われました。ちょうろう様は、天然痘が流行した時代、この地区に天然痘が入ってこないように願って祀られたそうです。小正月のこの時期に、健康を願い古くから行われていたことが推察されます。

今回、念仏講に集まったのは15人。新田地区の老人クラブの皆さんは、「この時期はこれ。夏はグラウンド・ゴルフ。みんなで集まるのが楽しい」と、念仏講を冬の楽しみにしているようです。

長さ10mほどある大きな数珠を皆で持ち「南無阿弥陀仏」と唱えながら、回します。中央に鐘を鳴らしながら音頭をとる方が一人入ります。IMG_3422

ここ数年、この役を務めているのは髙橋イトさん(81歳)。皆さんに大ベテランと言われるイトさんは、「本当だばおらも珠さいっぱい触りでんだども」と愛嬌たっぷりに話します。イトさんが「南無阿弥陀仏」と先導し、そのあとに全員で「南無阿弥陀仏」と声を揃え唱えます。大きな数珠には、等間隔に大きな珠が3つあり、それが回ってくると、ありがたさを思い少し持ち上げます。IMG_3430

念仏は何度も繰り返され、そのうちすっと隙間を作ってくださり、取材に訪れた私を「かだれ」と誘ってくださいました。遠慮なく、早速かだらせてもらいました。数珠の木製の珠はつやつやと手触りがよく、声を揃え念仏を唱えると、一体感から心穏やかになります。これは、やはりありがたさが沁みます。毎年楽しみに集まることも納得です。IMG_3445

休憩中に話を伺うと、新田地区では、昔は人が亡くなると、その家を訪れ念仏講を行っていたそうです。隣近所の方が集まり、念仏を唱え数珠を回すことで悲しいことを良いことに変えようという思いがあったようです。数珠の大きな珠がちょうど止まった方には、いいことが起こると言われたそうです。

現在使用している数珠には「昭和28年」と表記がありました。それ以前に使用していたものが火事で焼失したため、この年に新しくしたということです。以来、この地区の健康と安泰を願い多くの方の手で回されてきたのだろうと思うと、ありがたみが増します。

今回集まった15人の最年長は85歳。念仏を唱える間ずっと立っていても疲れ知らず。見渡せば、15人とも元気そのもの!毎年、この念仏講により健康の恩恵を受けているのだろうと思わずにいられません。

太田地域では、新田地区のほかにも、時期は違いますが、斉内地区や小曽野地区でも人形道祖神(通称:おにょさま)の前で、念仏講が行われています。秋田県内では山内地域の百万遍念仏講が有名ですが、実は小曽野地区の念仏講の映像が、宮城県多賀城市の「東北歴史博物館」の映像展示室で映し出されており、太田の念仏講も知名度では負けていません。

新田の老人クラブの皆さんは「若い人だば仕事あるべ。おらだがやれねぐなれば、誰もやらねぐなるがもな」と遠慮がちですが、きっと若い世代の参加と継承を待っているはずです。地域の大先輩である高齢者の話を聞けば、まだまだ知らない地域の伝統があるかもしれません。耳を傾け、足を運んでみると、きっと大先輩たちはいつだって優しく「かだれ」と言ってくれると思いますよ。

まだまだ知らない太田があるかも知れない!皆さんもいろいろな地域行事にかだってみてください。そして太田支所への情報提供、お待ちしています♪

第4回 南外小唄まつり大盛況のうち終了!

2月4~5日に南外コミュニティセンターにおいて第4回「南外小唄まつり」が開催されました!

初日はスマイルボウリングやカラオケ大会。外には雪の大きな滑り台が準備され、たくさんの子供たちが集まりました。室内のスマイルボウリングやカラオケ大会では、外の寒さに負けないくらいの熱気で参加してくれました。

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2日目の午前中は「なんがい唄と踊りの祭典」。午後はメインイベントである、「南外小唄コンクール」が開催されました。今回から年少の部を新たに取り入れ5名の子供たちと、一般の部の35名が出場しました。市外の方もたくさん参加してくれ、会場いっぱいの来場者となりました。

[午前の部なんがい唄と踊りの祭典]

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午後の部は開会セレモニーで始まりました。八嶋実行委員長、老松副市長からあいさつをいただきました!

実行委員長から「南外小唄は長い間、唄い継がれてきた地域民謡であり、行事の度に場を盛り上げてきた自慢の民謡である。初の年少の部が出来てたいへん嬉しい。」とあいさつがありました。

老松副市長は「南外小唄まつりは皆さんの活動の賜物である。芸術文化の振興に大きな貢献をしているイベントである。この民謡を後世にしっかり伝えていくことを期待している」と述べられました。

実行委員長

八嶋実行委員長あいさつ

副市長あいさつ

老松副市長あいさつ

さぁ、お待ちかねの「南外小唄コンクール」スタートです。最初は全員で南外小唄を斉唱し声出しを行いました。5名の子供たちは市外からの参加。大人顔負けの歌声を披露してくれ、たくさんの拍手をいただきました!

[午後の部 南外小唄コンクール]

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ゆめ

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同じ「南外小唄」でも唄い手によって色々な表現をみせてくれ、来場者も口ずさんだり、手拍子したりして、一緒に「南外小唄」を楽しみました。小さい子供から高齢の方まで老若男女の出場者で会場を沸かせてくれました!

出場者40名の南外小唄が披露された後、昨年最優秀賞を受賞した倉田トキ子さん、ゲストの小野花子さんが一段と素晴らしい歌声を聞かせてくれました。

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第3回最優秀賞の倉田トキ子さん

小野花子

特別ゲストの小野花子さん

3名の審査員による厳正なる結果で次のとおり表彰され、賞状やトロフィー、楯、出羽鶴のお酒など渡されました。

審査員

☆年少の部

・優秀賞 田口亜澄さん(潟上市)、川井ふたばさん(秋田市)

・敢闘賞  阿部桜子さん(秋田市)、福田向里さん(秋田市)、川井健太郎さん(秋田市)

☆一般の部

・最優秀賞 近藤みつ子さん(仙北市)

・優秀賞   森川クミ子さん(大仙市)、佐藤幸呼さん(秋田市)

・敢闘賞   宮原早苗さん(大仙市)

・努力賞   佐藤正太郎さん(大仙市)

☆市議会議長賞

・田口亜澄さん(年少の部)

☆最高齢出場者賞

・藤原吉次さん(90歳)

 

受賞者

4回目の挑戦で最優秀賞を受賞した近藤みつ子さん

表彰されました皆様、おめでとうございました!また、出場されました皆様、ありがとうございました!来年の第5回でまた素敵な「南外小唄」を期待しています☆

地域で唄い継がれてきた「南外小唄」をこれからも後世に受け継ぎ、この「南外小唄まつり」を継続していきたいものです。

実行委員の皆様、たいへんお疲れさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪まる隊太田地域 一斉活動

2月5日(日)、太田地域の雪まる隊の一斉活動が実施されました。
「雪まる隊」は団体や個人の方がボランティア登録し、高齢者や障害者等の自立で除雪できない世帯の除雪を実施するボランティア団体です。
この日は、今年度の初出動日となりました。
8時30分に、太田保健センター前に41人のボランティアが参集しました。IMG_1697

今回参加してくださったのは、ライオンズクラブのメンバーや、民生委員の方、東今泉青年会の方、下堰部落会の皆さん、建設技能組合の皆さん、太田支所職員などです。

開始前に、大仙市雪まる隊の大信田孝文会長が「今年は降雪も少ないため、9軒という少ない数の要請となったが、9軒それぞれの家の状況に応じた除雪が求められているので、要望にあう除雪をお願いしたい。雪まる隊は11年目となるが、皆さんの協力は大変ありがたい。今後も継続して続けていきたい」と挨拶。IMG_1693

その後、41人のボランティアが6グループに分かれ、スコップやスノーダンプを持ち、除雪要請のあった9軒それぞれに向かいました。

 

積雪はそれほど深くないものの、やはりその家々ごとに要望は様々で、家の後ろのガスボンベまで回れるようにしてもらいたい、コンポストまで道をつけてもらいたい、屋根から落ちた雪が窓にあたっているので寄せてもらいたいなど、状況に応じた除雪をしていきました。IMG_1712IMG_1752

IMG_1783下堰部落会の方々は、割り当ての世帯の雪寄せが終わってから「地元だから」と同じ集落の方の家にまで駆けつけてくれました。「こっちもやろうが?」と、気心知れた間柄から積極的に軒下の雪を寄せていました。
除雪をお願いした方からは「なんと、いがった」「ありがでぇ」「なんぎかげだ」と感謝の言葉がたくさん聞かれました。
参加された皆さん、ありがとうございました。

大仙市では、平成27年度より福祉の視点と、地域づくりの視点から、新しい2つの雪対策事業を展開し雪に負けないまちづくりを目指しています。
高齢者等世帯の除雪費用が割引となる利用券の交付や、自治会等の集落単位での助け合い除雪への助成を行っています。大仙雪まる隊は、それ以前から、ボランティア精神のもとに地域の除雪弱者の味方として活動してきました。大仙市の政策としての雪対策とともに、今後も強い味方となり雪に負けないまちづくりを支えてくれることと思います。これからの活動も期待しています!

太田の火まつり coming soon Part2 ~紙風船づくり~

「太田の火まつり」の開催が、近づいてきました。今週の降雪も火まつり開催にちょうどよい雪をもたらしてくれているように思います。
2月18日(土)の開催に向け雪の準備も順調、そして各町内会や子ども会、学校・園などでは当日上げる紙風船の作製に精を出しています。

「太田の火まつり」は、小正月行事の伝承という目的から始まったイベントです。天筆焼き・紙風船上げ・雪中田植えなど太田地域に古くから伝わる小正月行事を集め開催されますが、当日のイベント参加のみならず、準備の様子や風景にこそ受け継いでいくべきものが詰まっています。一つ一つの行事の意味合いを調べたり、行事に使用する天筆・紙風船などの作製を地域の大人と子どもが一緒に行うことで伝承がなされています。

太田支所では、地域に伝わる小正月行事に少しでも触れたいという気持ちから、毎年紙風船づくりに挑戦しています。
今年は、1月に大仙市の地域おこし協力隊に着任した渡邉衣里さんも参加してくださいました。衣里さんは、普段は本庁舎のまちづくり課で勤務されていますが、大仙市内の伝統行事に積極的に参加したいと、今回の紙風船づくりもハリキッて太田に足を運んでくれました。

少し若返ったメンバーで早速紙風船づくりのスタートです。まずは紙の貼り付けから。グラシン紙という薄くて軽いそして空気が抜けにくい紙を貼りあわせていきます。グラシン紙は76㎝×101㎝の長方形、これを全部で33枚使用し、一つの紙風船が出来上がります。

工程①グラシン紙を4枚貼りあわせ縦長の用紙を8枚作り、その8枚に絵柄や文字を描きます。
工程②風船型にするために、上になる部分と下になる部分を三角に切り、貼りあわせると丸みを帯びるようにします。
工程③上になるてっぺん部分にもう一枚のグラシン紙を丸く切って張り、蓋をして空気が抜けないようにします。下の部分には針金を回し固定するとできあがりです。

今年の作製風景を紹介します。

工程①-1グラシン紙を貼りあわせていきます。IMG_7315

 

工程①-2絵柄の下絵を描いていきます。絵柄部分は、縦長になったグラシン紙を2枚貼りあわせ大きな面にして描きます。今年は太田のマスコット「ささ太」と、ねんりんピックPRの絵柄を描きました。IMG_7327

 

工程①-3絵具で色鮮やかに仕上げます。黒でフチ取りをするとピリッと絵柄が引き締まります。IMG_7356IMG_7346

 

工程①-4文字部分は太田支所の谷口市民サービス課長が習字の筆で、ものの5分ほどで滑らかにダイナミックに書き上げます。IMG_7379

 

工程②-1絵柄・文字が乾くまで待ち、乾いたら全ての紙を重ねあわせ、上下の部分を斜めに切り落とします。IMG_7384

 

工程②-2風船になるように、裏表を間違わないよう隣同士の紙を貼りあわせていきます。ここが一番難しい!IMG_7389

 

工程③-1てっぺん用に紙を丸く切り、上部に貼り付け蓋をします。IMG_7397

 

試しに温風ヒーターの前で温かい空気を入れ膨らませてみます。色鮮やかに穴もなくいい出来栄えです。IMG_7401

 

衣里さんは出来上がった紙風船の中を覗き込み、興味津々の様子。紙風船づくりは初体験だったそうです。やりきった満足げな笑顔がキュートですね。IMG_7413

 

職員による紙風船づくりは一日がかりとなりました。太田地域の各町内会や子ども会、学校や園でもきっと同じように賑やかに楽しく作製していることと思います。

大人になっても、みんなで一つの物を作り上げる満足感は同じです。自分たちで作ったと思うと、当日への楽しみが膨らみます。太田の大人も子どもも同じ気持ちで当日会場に足を運んでくれることを信じています。2月18日(土)は奥羽山荘西側広場へ Let’s go!

太田の火まつり coming soon… part1

太田地域冬の大イベント「太田の火まつり」が、2月18日(土) 奥羽山荘西側広場(グラウンド・ゴルフ場)で開催されます。
太田支所では、支所を訪れる皆様に周知し、太田の火まつりを地域で盛り上げて行こうと、支所市民ホールの掲示コーナーを一新しました。
IMG_3361本開催で第36回目を迎える太田の火まつり。
地域の小正月行事の伝承を目的として開催され、雪中田植え、東今泉八幡太鼓、紙風船上げ、天筆焼きといった地域の伝統行事が一堂に集まり、例年観客を魅了しています。

さらに、近年では冬花火も打ち上げられるようになり、地域内外から老若男女が集まる大イベントへと成長しています。IMG_3366

掲示コーナーでは、火まつりの雰囲気が伝わるよう、これまでの開催時の写真を掲示し、その両脇には「五穀豊穣楽」「学業成就楽」などの願いを書きこんだ1/3サイズと1/4サイズの天筆を吊り下げ、彩りを添えました。

既に地域の幼稚園や小中学校生では園児・生徒たちによる天筆への筆入れが、そして太田生活改善センター(旧太田公民館)の集会場では地元有志の皆さんによる紙風船が、それぞれ作製作業の大詰めを迎えているところです。

また、開催に向けての準備も、火まつり実行委員会の皆さんが中心となって、地元駐在所や消防署、消防団の皆さんからもご協力をいただきながら、着々と進められている最中です。

IMG_3368前回開催時は、季節外れの風雨に見舞われ、厳しい環境下での開催となってしまいましたが、それでもご来場いただいた皆様や関係者各位のご協力をもって盛会裏に終了することができました。
やはり、火まつりに先立ち願うのは、好天に恵まれ無事に開催されること・・・
「無事開催楽」といったところでしょうか。
今年も多くの方々にご来場いただき、盛大に開催されることを祈っています。

なお、悪天候であっても奥羽山荘西側広場に隣接する「ふれあい交流館」館内等で開催します。(下写真:昨年度開催時の様子)
DSCF2074このような、送風機等を使った紙風船上げのデモンストレーション(試し上げ)を行うほか、その他日程についても、室内(一部屋外)で通常どおり実施します。
皆様のご来場お待ちしています。

■各種イベント日程■
17:00~ 開場、 イルミネーションライトアップ、甘酒振舞いサービス
17:15~ 神事
17:45~ 餅つき
18:00~ 開会宣言
18:05~ 福分け 餅振る舞い  ※なくなり次第終了
18:30~ 雪中田植え
18:50~ 東今泉八幡太鼓
19:10~ 紙風船上げ
20:00~ 冬花火(第1部)
20:15~ 天筆焼き
20:40~ 冬花火(第2部)

 

 

 

 

 

太田の花 販売1億円達成

花のまち太田は、花いっぱい運動や花壇づくりばかりでなく花きの栽培も盛んです。

昨年11月末にJA秋田おばこ太田支店花き部会の販売額が念願の1億円を達成し、1月20日に中里温泉で花き生産者や関係者約50名が集まり、祝賀会が開催されました。IMG_9226

祝賀会では、主催者を代表してJA秋田おばこ太田支店花き部会の高橋孝夫部会長が「太田の花き部会は今から25~6年前に会員7~8名の花き栽培研究グループとして発足した。発足当時はコスモス、マイクロマム、カーネーション等を栽培し、栽培技術も市場調査も何もなく、ただ作ったものを売るというだけで、安く取引された。その後の生産者の懸命な努力とJAをはじめとする関係機関の支援をいただき、平成19年度は3,800万円だったものが、このたび販売額1億円達成となった。先駆者たちが茎を伸ばし、それを引き継いだ若い生産者たちが切磋琢磨しながら実績を伸ばしてきた。これまで1億円達成は大きな目標であったが、達成した今は通過点だと思っている。若く力のある生産者が増えてきており、花の産地としてますます頑張っていきたい」とあいさつ。

来賓として出席した安達太田支所長(市長代理)は「1億円達成、おめでとうございます。生産者のみなさんの日々の努力が実になり1億円達成となった。太田地域では、10年前の平成18年にエダマメの販売が1億円を達成し、このたびは花きが1億円達成となり、次の1億円は何かな、と大きな期待と楽しみがある。今年4月には世界花火シンポジウムが開催され、世界中から来訪される方がたに花火ダリアでお迎えする計画もあるようだ。栗林市長が太田支所に来るたびに花き農家のみなさんからたくさんの花をいただき、市長を迎えている。みなさんの気持ちは間違いなく市長に届いている。農業のまち太田は、農業が元気であれば地域経済が活性化する。太田支所でも一生懸命応援するので、今後とも頑張っていただきたい」とエールを送りました。

またJA秋田おばこの藤村正喜代表理事組合長は「JA秋田おばこでは、園芸販売額を29年度に29億円、30年度に30億円になることをめざしている(平成27年度実績は約25億円)。その牽引役は太田であり、JA秋田おばこ14支店ある中で太田支店の販売実績がダントツである(平成27年度実績は約5億円)。花き部門のさらなる頑張りを大いに期待している」、池田正孝JA秋田おばこ花き部会長は「花き部会は、農協合併の前に統合してJA秋田おばこ管内の花き生産者が一つになり、技術の平準化や市場への売り込み、そして仲間づくりに取り組んできた。太田の花き生産者の頑張りは素晴らしい。2020年の東京オリンピックでは、JA秋田おばこの花でメダリストにブーケ(花束)を贈りたい、という大きな目標を持っている。太田地域の生産者の努力を称えるとともに、これからまた大きな目標に向かって花き部会一丸となり頑張っていきたい」とあいさつがありました。

会場の各テーブルに花き部会ならではの、自分たちで持ち寄った花々で自作のフラワーアレンジメントが並びます。IMG_9234

花き部会の女性会員の皆さん。華やかさが際立ちます。

 

太田地域の花き販売額は次のとおり(JA秋田おばこ太田支店花き販売実績)
平成17年度   2,552万円
平成22年度   5,754万円
平成27年度   9,626万円
平成28年度  1億  81万円(平成28年11月末現在)

 

太田地域で販売額1億円達成はエダマメに次ぐ快挙で、JA秋田おばこ管内でもアスパラガス(仙北地域)、トマト(中仙メガ団地)のみとなっています。

太田地域の花き生産者は、現在40名(38戸 花の種類を違えて父子が2組)、販売額1億円超えを40名の生産者の努力により成し遂げました。中でも若い生産者が急成長しており、大仙農業元気賞やふるさと秋田農林水産大賞担い手部門未来を切り拓く新規就農の部大賞などを受賞しています。1千万円を超える生産者も数人いるそうです。この若い経営者の育成こそが、年々販売額を増やしてきた大きな要因の一つとなっているように感じます。「花のまち太田」で、子どもの時から花いっぱい運動や花だんづくりを通じ、花と寄り添い暮らしてきた若者たちが就農し、花き栽培で地域産業を支えてくれていることは、大変誇らしいことです。

 

太田支所では「庁舎に飾ってください」とたびたび花を頂戴しています。
いつもありがとうございます。

IMG_2897太田支所に寄贈された花の一例。平成28年10月12日太田支所ホールに飾られた花々。

支所では、今回の栄誉を称え、同時に花き生産者の皆さんのがんばり、気持ちを多くの人に伝えるべく応援していきます。ますますの販売額増加と、花の産地として太田の知名度が増していくことを期待しています!

「大切な文化財を守ろう」 第28回中仙地域文化財防火訓練実施!

平成29年1月22日(日) 大仙市豊川にある県内唯一の国宝「線刻千手観音等鏡像(せんこくせんじゅかんのんとうきょうぞう)」を所蔵する水神社で防火訓練が行われました。

大仙市豊川の水神社

大仙市豊川の水神社

開会式

この訓練は1月26日の文化財防火デーに合わせた訓練で、水神社の氏子や豊川地区住民、消防団員等約60名が参加し行われました。放水訓練

 

放水訓練2

 

今回の訓練には地元豊川小学校の児童も多数参加し、バケツリレーや水消火器訓練を行いました。

バケツリレー3 バケツリレー 

水消火器訓練

 

水消火器訓練2

この文化財防火訓練を行うことで、火災発生時の対応を確認するとともに、地域の文化財である水神社の国宝をみんなで守っていこうという思いがしっかりつながりました。

グミ編み体験~刈和野の大綱引き 

毎年2月10日(金)に行われる国指定重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」の綱作りがピークを迎えています。1月17日(火)西仙あおぞらこども園の園児(年長児26名・年中児26名 計52名)がその綱作りを体験しました。綱作りの中でも今回は「グミ編み」と呼ばれる作業に挑戦です。グミ編みは三つの藁の小たばを交互に組みながら綱が切れにくく固く締まるように、藁をねじり込みながら編む作業のことです。

田植え、刈取り体験をした稲藁を持参しての参加です。「重いよ~」と言いながらも1人で運ぶ力持ちさんもいましたよ。
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初めに、刈和野大綱引保存会の方々の綱作りを見学です。どのように綱が出来るのか、みんな興味深々です。
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その年の綱は神社に奉納される為、毎年新しい綱を作ることになります。作業は約1か月前から始まり、今がそのピークです。稲の藁一本が太さ5ミリほど、その藁を編んで組み合わせていくという地道な作業によりあの巨大な大綱となっていくのですね。
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保存会の方に手を添えてもらい、グミ編みに挑戦です。
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真剣な表情のみんな。
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徐々にコツをつかんできたのか・・・手つきもバッチリ。「グミ」が出来てきました。
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早くも綱の引っ張り合いが始まっている所も・・・
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保存会では30年ほど前から園児のグミ編み体験を受け入れているとのことで、もしかしたらお父さん、お母さんも同じようにグミ編みを経験しているかもしれませんね。地域の伝統を「間近で見て・触れて・体験すること」そしていつの日かその担い手となり「引き継いでいく」ことで伝統行事が続いていくのだと思います。

「グミ編み」体験の後は、園児がそれぞれ上町・下町に分かれて実際に綱引きをしてみました。
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「ジョウヤサノー」と掛け声をかけながら、引き合いした所・・・
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今日の綱引きは上町・下町引き分けに終わりました。
さて、2月10日の大綱引きはどちらに軍配が上がるのでしょうか?

 

スルスルと入れますように 『合格祈願そば』

1月19日、受検を控えた太田中学校の3年生の皆さんに、『合格祈願そば』の差し入れがありました。

これは、太田町生活リゾート株式会社が、太田中学校の3年生の皆さんに「高校受検でスルスル入れるように」と願い、給食の時間に地元産のそばを食べてもらおうと企画したものです。

太田町生活リゾートでは、地元産そば粉を使用したオリジナルそば「大台そば」を取り扱っています。平成25年の春から、スキー場のオフシーズンを活用し春から秋までの期間限定で、手打ちの十割そばを提供しており、今年で4年目になります。今回の企画を提案した中里温泉の伊勢支配人は、「かねてから、地元の中学生にも地元にこんなにおいしいそばがあるということを知ってもらいたいと思い、そばの差し入れをしたいという構想があった。今回初めての試みだが、継続していきたい」と力が入ります。今回は、スルスル食べられる喉ごしを重視し、十割でなく二八そばを準備しました。IMG_7241

そば打ち担当の小柳さんは、太田中学校に提供する分として朝6時からそば打ちを始めたそうです。9:30頃、太田中学校の調理室に荷物を運び、そばを茹でる準備やそばつゆの準備などを始めました。給食の献立にさらにプラスした「合格祈願そば」のため、通常の一人前の半分の量を一食分としました。12:30の給食の時間までに、3年生と先生方の分全部で78食を茹で、あたたかいそばつゆをかけて、ネギとかまぼこを添えて仕上げます。IMG_7264IMG_7252IMG_7266

給食の時間になると、生徒の皆さんが調理室に来て、あたたかいそばを教室まで運びます。

 

教室では、「ズルズル」「ちゅるるん」「ズズー」とおいしい音があちこちに響きます。

伊勢支配人が3年生の2クラスをそれぞれ訪れ、「皆さんにスルスル入ってもらいたいと思い『合格祈願そば』を準備しました。地元にもこんなにおいしいものがある。がんばって作っていることを知ってもらいたいと思っています。この『合格祈願そば』を食べて体調を万全にして全員合格できることを願っています」と挨拶。クラスの代表が「おいしいそばをありがとうございます。全員合格できるようにがんばります!」とお礼の言葉を述べていました。

「おいしいですか?」と聞くと、「おいしいです」「スルスル入ります」とたくさんの生徒がいい笑顔で答えてくれました。IMG_7288IMG_7282IMG_7277

地元産のそば粉で作った、しかも人の手で打った手打ちのそば、地元の企業が企画しアツアツで提供してくださった、応援の気持ちがたくさんこもったそばは、中学生達の身も心も温めてくれたことと思います。

全員そろって、スルスル入れますように☆

 

※秋田県の高校入試は、正式には「秋田県公立高等学校入学者選抜学力検査」であるため、ブログ中ではあえて「受検」と表記しています。

「極寒の中、喧嘩ぼんでんで熱くなれ」八坂神社ぼんでん奉納

1月15日(日)大仙市清水地域の八坂神社で毎年行われる小正月行事、八坂神社ぼんでん奉納が行われ、今年は6本のぼんでんが奉納されました。

八坂神社前1

    八坂神社は、水・農業・稲作の神様として信仰を集める神社です。

梵天3八坂神社 男衆がぼんでんを担ぎ「ジョヤサ、ジョヤサ」と掛声高らかに八坂神社に集まってくると、熱気を帯びた歓声でけたたましく賑やかになります。ここで行われるぼんでん奉納は、荒々しい喧嘩ぼんでんとして知られています。普段は、シンと静まり返った境内が、この日ばかりは赤や青など色とりどりに飾ったぼんでんと集落名入れの半纏をまとった男衆とほら貝の音が高らかに鳴り、ぼんでん唄でにぎやかになります。

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 地元の清水小学校の児童による ぼんでんも奉納されます。

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  清水小学校全校児童も参加し、大人たちに負けない熱気と勢いで本殿前に立つ大人衆からの妨害を乗り越えてぼんでんを奉納することができました。

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今年も、清水地区の無病息災と五穀豊穣を願い、地域住民と地元の清水小学校の子供たちが受け継いだ八坂神社ぼんでん奉納となりました。

大台スキー場 1月13日より営業開始!

1月10日の午後から降り始めた雪により、1月13日から大台スキー場もついに営業を開始しています。

 

12日はスキー場の従業員総出でゲレンデの整備にあたりました。

13日の大台スキー場の積雪は80㎝。第1リフト(ロマンスリフト)のみの運転となりましたが、オープンを待ちわびたスキーヤーとボーダーが、ふわふわの新雪を楽しみました。IMG_1373

ときおり雪が降るものの、吹雪くこともなく、なかなかいいスキー日和となりました。午前中には、スキー教室の子ども達の姿もありました。子どもの歓声が響くスキー場は、やっぱりいいですね。IMG_1372

今日はナイターも営業しています。日曜日からは第2リフト(パラダイスリフト)も営業の予定です。

 

ロッジ下の一角では、山猫屋ピザのピザ窯の試運転もありました。IMG_7103

山猫屋ピザは毎週土日、営業予定です。土曜日は12:00~14:00、日曜日は10:00~16:00の営業、一枚500円で本格ピザ窯で焼いたアツアツのピザが食べられます。ぜひお立ち寄りください。

 

13日の午後には視界良好な時間帯も。image1

このロケーション、大台スキー場に行きたくなっちゃいませんか?

皆さん、今週末は、ぜひ大台スキー場へ♪

おおた児童クラブでクッキング教室

このブログは、太田支所にインターンシップ実習にきてくださった角館高校2年の佐藤汰一さんがまとめたものです。(市民サービス課でアドバイスを加えている部分もあります)

1月12日、おおた児童クラブで栄養士さんと食生活改善推進協議会太田支部(ヘルスメイト)のみなさんによる「レッツチャレンジすこやかクッキング教室」が開かれました。IMG_3129

これは、子どもたちに食べ物の味がわかる力、食べ物のいのちを感じる力、食べ物を選ぶ力、料理ができる力、元気な体がわかる力の5つの力を身につけてもらうために開かれたものです。

 

最初は、しっかりと手の消毒をして、クッキング体験がはじまります。

児童クラブの子どもたちは全部で34人、4グループに分かれ、グループごとにヘルスメイトさんがついて先生役を務めます。

メニューは全部で3種類。IMG_3212

そのうち、あらかじめヘルスメイトのみなさんが作ってくれたひじきご飯とカボチャのスープの盛り付けを行います。ひじきご飯は計量カップに盛り、お皿にポンとあけ山形になるようにこだわりの盛り付けをしていました。

カップケーキは、紙コップの中にロールケーキ→コーンフレーク→ヨーグルト→ジャム→ロールケーキの順に重ねていき、仕上げに生クリームとフルーツをのせて完成です。IMG_3152IMG_3166

どれも栄養バランスがよく考えられていました。おいしかったようで、子どもたちの中には何回もおかわりをする子もいたり、レシピを聞いたりする子もいたりと、みんなとても満足そうでした。

 

そのあとは、片づけや休憩をはさみ、栄養士さんとヘルスメイトのみなさんによる「便」についてのお話がありました。健康な体を作るには、よい「便」も大事だということです。よい「便」をするには、バランスの良い食事と、「はやね・はやおき・朝ごはん」の習慣作り、そして運動が大事だとお話がありました。クイズもあり、元気に手を挙げる子どもたちの姿も見られました。IMG_3276IMG_3280

 

最後はじゃんけん列車やおしりで歩いて競争するなどして体を動かしました。IMG_7079IMG_3311

おしりをふって進む動作は腸が活発に動くことでよい「便」につながるそうです。子どもたちは、楽しく健康について学ぶことができたようです。次回のクッキングではどんなものに挑戦するか楽しみです!

太田支所でインターンシップ実習

1月10日から12日までの3日間、太田支所で角館高校2年の佐藤汰一さんのインターンシップ実習が行われました。

太田支所では、支所内の幅広い業務を知ってもらいたいと、書類の整理や印刷といった事務作業から、建設関係の現場業務、また受付や取材という人と接する業務を体験できるよう、メニューを準備し汰一さんの来訪を待ちわびていました。

1日目は農林関係の書類の整理や、道路の穴埋め作業・木の伐採作業・処理場の視察という現場業務を体験、2日目は国土調査の閲覧受付業務のお手伝いと、税務書類の印刷作業を頑張ってもらい、3日目は広報業務として、食育事業の取材とブログ記事編集を体験してもらいました。

IMG_7023書類整理の様子

 

IMG_1413道路営繕作業の様子

 

IMG_7034印刷作業の様子

 

IMG_7096ブログ編集作業の様子

 

ブログ記事については、間もなくアップ予定です。楽しみにお待ちください。

どの業務も積極的に、そしてにこやかに、取り組んでくださいました。

地元太田出身ということもあり、職員からそして地域の方から質問攻めの3日間でしたが、爽やかに受け答えする姿が印象的でした。

私たち職員にとっても、高校生のフレッシュな姿に触れ、仕事に向かう気持ちを改めるいい刺激となりました。

 

太田支所でのインターンシップ実習はいかがだったでしょうか?

業務の幅広さと、子どもからお年寄りまで対象の幅広さについても、感じ取ってもらえたのでないでしょうか。

今回の太田支所での実習から、将来の選択肢に「大仙市役所」も加えてもらえたら嬉しいですね。

 

3日間、本当におつかれさまでした。有意義な実習になっていればと思います。

残りの高校生活そして卒業後も様々な経験をし、将来の夢の実現に向かってがんばってください。期待しています!

南外のそばはおいし~!

11月~12月にかけて南外公民館主催、なんがいの味 食育体験交流事業「そば打ち体験」が南外小学校、南外中学校で行われました。

%e8%81%9e%e3%81%8f毎年、南外そばの会の皆さんから指導していただき開催。この時期のそば打ちを生徒たちも楽しみにしているようでした。グループ毎に分かれ、それぞれ交代しながらそば粉を混ぜたりこねたりしながら作業を進めました。

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生地を同じ厚さに伸ばすこともたいへんそうでしたが、やはり、家庭の包丁とは全く違うそば切り包丁で均等に切っていくことが難しいようで、慎重に慎重に行っていました。

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グループで協力し合い出来上がったそばはどれもおいしそうで、児童・生徒達は嬉しそうに食べました。最後の一本まで残さず食べ、充実した体験だったと思います。

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これからも南外で採れたそば粉で南外の味を忘れないよう、継続していきたいです。

御協力いただいた南外そばの会の皆さん、ありがとうございました。来年のそばも楽しみにしています!

雪の少ない新年を迎えています

平成29年が始まりました。皆様、穏やかに新年をお迎えのことと思います。

「ふるさとこんにちは」では、今年も太田地域の情報発信に邁進したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

太田は、例年になく、雪の少ない新年を迎えています。雪が少なかった昨年よりも、さらに少ない状況です。庁舎のまわりは、春を待つ風景にも似ています。img_3093

毎日の雪寄せを思うと、雪が少ないことは穏やかで何よりですが、地元に「大台スキー場」という冬の魅力を発信できるスポットを持つ太田地域としては、内心ヤキモキしています。

1月5日現在、スキー場は積雪20㎝で営業休止中。ところどころに土が見える状況です。img_3114

ハラハラと舞うように雪が降っていますが、積雪を深くするほどではなく、ときおり日がさすと雪解けが進むのでは心配になるほどです。img_3108

偶然、親子で特訓をしている場面にも遭遇しました。練習したい気持ち、わかります!img_3097

大台スキー場は、初心者の練習にはもってこいのゲレンデです。例年であれば、年末年始や週末には多くの家族連れで賑わいます。残念ながら、今年度はまだ一日も営業に至っていません。

ふわふわな雪とカラフルなウエアと賑やかな歓声が満ちた本来のゲレンデの姿を、一刻も早く見たいですね。

 

なんと言っても、太田の冬は「スキー場」と「火まつり」です。どちらにも、雪は欠かせません。

「めぐみの雪」が待ち遠しいですね。