春の全国交通安全運動が6日から始まり、7日には西仙北地域でも交通事故防止や飲酒運転追放を呼びかける広報活動を行いました。参加者は、地元の交通指導隊、交通安全協会、刈和野交番、市民サービス課の皆さんです。8日からは街頭指導、15日には夜間広報パトロールも行います。「正しいルールで交通安全」。交通事故ゼロを目指しましょう。
広報活動前の様子です
おおたはなだより №12
太田では黄色が目に飛び込んでくるようになりました。スイセンが昨年より10日ほど早く開花を始めました。
太田地域の主要道路の道路脇にはスイセンが植えられ、「スイセンロード」と呼ばれ春を彩ります。スイセンロードは、太田地域の「花いっぱい運動」で始まったものです。毎年球根の植え替えや、新規の植え込みを行い「スイセンロード」の拡充に努めています。昨年秋には、太田地域活性化推進室が主導して支所・公民館職員、花の会、老人クラブ等と共に球根植えを行い、現在では総延長35キロにもなります。
また、大台スキー場では「かたくり」が咲き始めています。例年であれば4月下旬から咲き始める「かたくり」ですが、雪解けが早かったため早く咲いたようです。
春のドライブに「スイセンロード」を通って、大台スキー場へ向かうコースはいかがでしょうか?黄色は、明るい色でありまた交通安全カラーでもあります。また、風水では「変化」「革新」といった意味を持つ色です。 春は色々と環境の変化が多い時期です。気分転換にも「スイセンロード」で春の花を巡るドライブを、楽しく安全にお楽しみください。
《復活》払田真山公園観桜会(4/21~4/27開催、4/23イベント実施)
平成14年を最後に途絶えていた仙北地域の観桜会が真山公園を会場に「払田真山公園観桜会」として復活します。
開催期間は4月21日(木)~4月27日(水)で、期間中は夕方から21時まで会場に明かりが灯ります。
4月23日(土)は11時からイベントが行われ、芸能発表ステージ、仙北地域出身歌手のステージ、せんぼく米大食い大会、オリエンテーリング、市指定文化財高梨神社と桜のLEDライトアップなどなど盛りだくさんです。
また、桜フォトコンテストも実施されます。撮影期間は観桜会開催期間の21日~27日です。(応募は5/13(金)まで)
ぜひ会場の真山公園(大仙市払田字真山)にお越しください。
参加者募集中!
第1回せんぼく米大食い大会(4/23(土)実施)
募集人数 先着10名。勝者にはJA秋田おばこ仙北支店より豪華賞品が贈呈されます。申込み期限 4/15(金)。詳細は観桜会チラシ裏面をご覧ください。
払田真山公園観桜会フォトコンテスト
撮影期間 4/21(木)~4/27日(水)。応募期間 ~5/13(金)。こちらも入賞者には豪華賞品があります。詳細は観桜会フォトコンテストちらしをご覧ください。
【申込み・問い合わせ】
大仙市役所 仙北支所 地域活性化推進室 TEL 0187-63-3003
刈和野高屋敷の水芭蕉が咲きました。
太田公民館 太田支所内で執務開始
4月1日から、太田公民館が太田支所内での執務を開始しました。
3月下旬からキャビネットを寄せ、事務机を運んだりと準備を進めてきました。
支所での新たなスタートにあたり、太田公民館出発式が行われました。
出発式には、太田地域の社会教育委員や生涯学習推進連絡協議会委員、文化財保護審議会委員、公民館運営協力員、そしてスポーツクラブやおおた花の会からも参加いただき、太田地域の議員・支所内の職員とともに新しいスタートを祝いました。
太田公民館の始まりは、昭和26年の長信田公民館と横沢公民館の設置までさかのぼります。施設がなく、「青空公民館」とあだ名をつけられ、予算も職員も不十分でしたが、戦後の混乱から立ち上がり、心の立て直しを図りたいとする村民の要望と一体となって生き生きとした公民館活動が展開されました。昭和40年代から50年代にかけての学社合同研究会(学校教育・社会教育合同研究会)は太田方式と言われるほどの独自の活動を展開し、全県にその名をとどろかせました。また、花いっぱい運動は昭和30年代から現在まで脈々と活動が続けられております。
公民館発足時から農村環境や生活が大きく進展し、職業も意識も多様化し、社会教育、生涯学習の進め方も多岐になりましたが、設立当初の「青空公民館」のこころざしを忘れることなく「いつでも どこでも だれでも学べる」環境を常に整えるべく、太田支所・太田公民館が一体となって新たなスタートをきりました。
太田公民館の支所内移設については、公共施設の有効活用に向けた具体的な取り組みです。
これまで太田公民館の入っていた建物は、正式には「太田生活改善センター」であり、公民館の専用施設ではありませんでした。60年余りの太田公民館の歴史上、一度も公民館専用施設を持った(建てた)ことはなく、既存施設を利活用しながら公民館活動を推進してきました。
この度の支所内移設についても、市民の皆様の将来負担を増やすことのないよう、今あるものを有効活用する最善の方法として、公民館機能を太田支所内へ移設したものです。
支所内に公民館事務室を移すことにより、地域活性化推進室・市民サービス課・農林建設課とともに一つの庁舎にまとまり、今まで以上に連携のとれた対応に努めていきます。
今後も地域の皆さんと共に、太田支所・太田公民館一体となってさらに元気な地域づくりをすすめて参りますので、ご協力よろしくお願いいたします。
農業研修生が1年間の研修報告「大仙市農業研修会」
3月25日(金)、平成27年度大仙市農業研修会がグランドパレス川端で開催されました。毎年研修会では、大仙市新規農業者研修施設の農業研修生が今年度の研修報告をしています。今回も太田地域にある東部新規就農者研修施設の研修生12名と西仙北地域にある西部新規就農者研修施設の研修生6名が、1年間担当した作物の栽培について、研修で学んだことや体験したこと、今後の目標について一人ひとり報告しました。
研修2年目の清水川絵美さんは、今年度ホウレンソウとキャベツを担当しました。今年は前年からの課題に向き合い、ホウレンソウの発芽を揃えることに重点を置き取り組んだそうです。土壌水分を均一にする方法を取り入れ、高温期においても発芽を揃えることができ、収穫調整作業も効率的に行うことが出来たと手ごたえを発表しました。
清水川さんは、都内で野菜ソムリエとして活動していた経験があります。「野菜づくり」に生きがいや誇りを持つ生産者に会う中で、次第に農業そのものへの興味・関心が強くなり、就農を決意したといいます。農業を基本的なところから実戦で学びたいと東部新規就農者研修施設での研修を始めました。2年間の研修を終え、いよいよ経営者としてのスタートとなります。
清水川さんは研修当初、『旬のものほど美味しい』という消費者としての感覚が強く、春のものと思っていたアスパラを真冬に作ったり、季節外れのものを作ることに抵抗を感じ、消費者目線と生産者目線とのギャップに戸惑いを感じたこともあったそうです。研修を通じて、他産地が採れない時期を狙って出荷し、収益を出すことも大切であるということを学んだといいます。今後は、魅力ある農業を目指し、産地から新たな『旬』を創りだし発信していけたらと意気込みを語ってくれました。
清水川さんを始めとし2年間の研修を終えて4月から就農する研修生は全部で7名です。研修で学んだ知識・経験を生かして、大仙市農業の担い手として貢献してくれることを期待します。
2年間の研修、おつかれさまでした。皆さんの背中を見て、就農を志す若者が増えることを願っています。
おおたはなだより №11
花のまち太田では、雪解けとともに地域のあちこちで花を見かけるようになりました。
太田庁舎では、プランターに彩りよくパンジーが並んでいます。
この花は、太田地域の農家の方の善意により、寄贈されているものです。プランターの花は、私たち職員が気づかないうちに、春はパンジー、夏はサルビアなどと、季節ごとに旬の花にかえられ、庁舎まわりを華やかに彩ります。
また、太田地域の主要な道路では、交差点に交通安全のプランターが、ドライバーや歩行者の目に留まるよう設置されています。
花を見て春を感じることはもちろん、花には心を穏やかにしてくれる効果もあるように思います。
花のまち太田の歴史は、昭和30年代後半から始まっています。50年以上にわたる花を利用した活動から、交通安全に一役買ったり、太田支所へ訪れやすい雰囲気を演出したりと、花の設置にもさりげないやさしさが溢れています。
いつも花を設置してくださる農家の皆さん、太田地域に彩りとやさしい気持ちをありがとうございます。新しい年度も、太田地域は、「花いっぱい」でスタートします。これから次々と咲く花の様子は、おおたはなだよりでお伝えします。お見逃しないように、これからも「ふるさとこんにちは」見てくださいね。
払田地区「鍾馗様」復活!
3月20日(日)、高梨神社参道に、仙北地域払田地区の若者グループ「払田柵真会(ほったさくしんかい)」が製作した鍾馗様が設置されました。
払田地区では仙北史談会が毎年、鍾馗様を作成していましたが、会員の高齢化などにより、ここ10年ほど途絶えていました。
払田柵真会は、途絶えてしまった鍾馗様を復活すべく、今年1月から仙北史談会の指導を受け鍾馗様の製作を続けていました。
是非、鍾馗様を見に来てください!
↓設置場所グーグルマップ
https://goo.gl/maps/Z15mqjLpCz42
これからも払田柵真会の活動に注目ですね!!
今回、鍾馗様が設置された高梨神社と真山公園で、観桜会が4月21日(木)~4月27日(水)の日程で行われます。4月23日(土)にはイベントが実施されます。
詳細は後日お知らせします!
観桜会にも遊びに来てください!
↓会場
わらび座で研修 東部地区地域協議会委員合同研修会
太田・中仙・仙北地域の地域協議会では、毎年、委員同士の交流と、東部地区共通の地域づくりに対する意識高揚のために、合同の研修会を実施しています。
今年度の合同研修会として3月16日(水)、わらび座のミュージカル「どどぉ~ん!大曲花火物語」を観劇しました。
地域協議会の委員の皆さんは、地域のさまざまな課題に対し議論を重ね、地域の特色を活かしたまちづくりの推進に尽力されています。「どどぉ~ん!大曲花火物語」は、大曲の花火を題材に、花火で地域を活性化させたストーリーのため、地域づくりのヒントが満載です。今回は、委員・職員合わせて31名が参加し、参加者同士の交流を深めながら観劇を通じ地域づくりへの意欲を新たにしていました。
※※「どどぉ~ん!大曲花火物語」※※
3月27日(日)まで上演。
戎本みろさんと大仙市太田地域出身の鈴木裕樹さん、そして父親が太田地域出身の髙橋真里子さんが出演しています。たった3人で11人役を演じる姿も見どころです。大曲を日本一の花火の街にしようと若き花火師たちが奮闘する感動作、さらに創造花火のはじまりなど大曲の花火の歴史を学べる一面もあります。大仙市民、必見の作品です。
「どどぉ~ん!大曲花火物語」のワンシーン。左から鈴木裕樹さん、戎本みろさん、髙橋真里子さん
※(株)わらび座より掲載の許可を得ています
大台スキー場 ご利用ありがとうございました
太田地域の大台スキー場は、3月13日で今年度の営業を終了しました。
雪が少なく、昨年12月20日にスキー場開きしてからも営業できない日が続き、昨シーズンより7日少ない71日間の営業となりました。
コースによっては雪が足りなく、ロマンスリフト(第1リフト)は71日稼働しましたが、パラダイスリフト(第2リフト)は54日の稼働となりました。
入込人数では18,561人(昨シーズン23,629人)で前年の78.6%の利用に留まりました。利用者減少の中、スキー学校・ボード学校のスクール部門では、昨シーズンより件数が増え好調だったそうです。大台スキー場のコースの良さはもちろん、指導者のレベルの良さも評価された表れと思います。
太田スポーツクラブ主催の親子スキー教室の様子。全3回の講習で全員滑れるようになりました。
学校のスキー学習で賑わう様子。小中学校のスキー教室だけで27校5,094人の利用がありました。
晴れた日の頂上付近からの眺望。仙北平野を見渡せるところも大台スキー場の魅力の1つです。
小中学校のスキー学習や、スキー大会の開催などで、様々なレベルの方々に大台スキー場を利用いただきました。ありがとうございました。
来シーズンのご来場もお待ちしています。
男性の料理教室
3月1日、神岡福祉センターで男性の料理教室が行われ『料理の腕を上げて健康になろう』をテーマに、4品を作りました。
ヘルスメイトさんに教わりながら、楽しく調理実習。
包丁裁きもなかなかです。
「洗い方も上手だごど~」ヘルスメイトさんにほめられました。
減塩くんで塩分チェックをします。
完成!!
“古代米入りごはん” “鮭のホイル蒸し”
“かんたん和風シチュー” “クリームチーズでティラミス”
午後からは、健康運動指導士の原田三枝氏を講師に迎え『中高年男性もかっこよくなれる脱!ぽっこりおなかとロコモ予防』をテーマに運動実技を行いました。
日常できることをコツコツ積み重ね、健康な体を目指しましょう(^_^)
「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業 小神成集落会受賞
3月11日(金)、仙北地域振興局で「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業表彰式が行われました。
「元気なふるさと秋田づくり」顕彰事業は、大仙市・仙北市・美郷町管内において、地域のために自立的・主体的な活動を行っている団体・個人を表彰し、地域づくり活動の活性化を図ろうと、平成19年度から実施されています。今年度は全部で5団体が受賞し、そのうち太田地域では「小神成集落会」が表彰を受けました。
太田地域の「小神成集落会」は、田ノ尻・南小神成・北小神成の3集落138世帯で構成されています。花だんを活用したまちづくりや伝統行事の伝承、自然保護活動などに取り組んでいます。
特に、花だんを活用したまちづくりには昭和50年代から取り組んでおり、花のまち太田のけん引役となってきました。3集落それぞれに「花の駅」と呼ばれる大きな花だんを整備し、毎年趣向を凝らした花だんをデザインしています。各家庭でも花だんの整備には力を入れており、「太田花だんフェア」開催時には「お花見バス」の周遊スポットとなっています。
また、紙風船上げや天筆焼き、雪中田植えなどの伝統行事については、地域独自で行うほか、太田地域のイベントでも披露し、太田地域全体のまちづくりにも貢献しています。
このような継続的で、他の模範となる活動が評価され、このたび受賞となりました。
受賞後のインタビューでは、魅せる花だんづくりのコツを聞かれ「マメに管理すること。花も生き物なので、その生き物にあった管理をすること」と服部副総代。今後の活動については「高齢化で発展とまではいかないが、今までどおり現在やっていることを継承していきたい」と語ってくれました。
太田地域にも高齢化の波は押し寄せています。その中で、子ども会・生徒会・老人クラブ等が上手に連携し、刺激し合い取り組んでいる花だんづくりは、他のお手本となります。
また、雪中田植えに参加する娘さんたちも、全員集落の娘さん・お嫁さんです。しっかりと伝統は受け継がれています。
今回の表彰におごる気配もなく、今までと同じことをするだけと語る姿に、真摯な気持ちを感じます。「小神成集落会」の皆さん、受賞おめでとうございます。これからも今までどおり、「小神成集落会」らしいまちづくり活動をよろしくお願いします。
太田にも春の訪れが
気持ちの良い天気が続いています。
春ももうすぐそこまで来ています。
太田庁舎の周りでも春が近づく風景が見られます。
野球部の保護者の方たちが少しでも早く練習を開始できるようにと、機械で雪を飛ばしたり圧雪を崩したりして雪解けを早めています。
北国に住む私たちにとって待ち遠しく、楽しみな春。
たくさんの別れがあるにもかかわらず、春は期待に満ちた季節です。
小さな春の訪れに、不安や別れを忘れ、春への期待を膨らませます。
一人ひとりに新しい春が来ます。
皆さんにとって、期待・希望に満ちた春になりますように。
見に来てください!西仙北中学校2年生「西仙北の未来」展
初開催 太田分校での卒業式
3月3日、秋田県立大曲農業高等学校太田分校で、平成27年度卒業証書授与式が挙行されました。
太田分校の入学式・卒業式は、開校以来、大曲農業高校本校で行われてきました。
今年度は、生徒・保護者へのアンケート結果を受け、初めて分校校舎での卒業式となりました。
太田分校の今年度の生徒数は70名、そのうち卒業生は32名です。
会場となった分校体育館には、分校生がこの日に合わせきれいに咲かせた花々が、並びました。
来賓、恩師、保護者、在校生が見守る中、卒業生が晴れやかに入場します。
国歌斉唱、県民歌斉唱の後、伊東金一校長から32名の卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
伊東校長は、式辞の中で、卒業生に向け2つのお願いとして「地域を支える有意な人材となって欲しい。地域に密着した活動を通じ、異年齢と上手に関わっている分校生の活躍を期待する」「社会では皆さん一人ひとりを必要としている。どのような困難にあたっても、希望を持ち向かってほしい」と述べました。
卒業生を代表して生徒会長の門脇丈さんが「グラウンドゴルフ大会、収穫祭、民謡発表会という学校行事を通じ地域とのかかわりを持ち、クラス・学年をこえて絆を深めることができた。この学校に入学してよかった。仲間、先輩、後輩、先生に学んだことは財産になった。全ての人に『ありがとう』感謝の気持ちでいっぱいです」と力強く答辞を述べました。
大曲農業高校本校での卒業式はクラスの代表が登壇し卒業証書が授与されますが、今回は分校生一人ひとりに伊東校長から卒業証書が手渡され、忘れられない卒業式となったことと思います。
その後、「卒業所感」として、保護者、恩師、在校生の前で、卒業生が一人ひとり卒業にあたっての気持ちを話しました。
「自分に殻をつけて息ができず一人でもがいていた。本心を打ち明けられる友達にあえ、たくさんの愛をもらい困難に立ち向かうことができた」
「この学校に来るまで友人から『ありがとう』という言葉を言われたことがなかった。クラスメイトに『ありがとう』と言われて自分の居場所ができ自分を実感できた。社会に出たら誰よりも多く『ありがとう』の言葉を言いたい」
「否定されることで投げやりになる自分がいた。自分は全体の一部であることに気づくことができた」
「見た目を変えても意味がない。自分で選び自分で判断する人になりたい」
「秋田から離れず、両親を支えていきたい」
一人ひとり、クラスメイトへの感謝、高校生活に向かう気持ち、恩師・保護者への感謝などを、自分の言葉で話してくれました。全員の言葉が心に残るものばかりでした。32名それぞれが、卒業にあたり自己分析をし、得たもの感じたことを自分の言葉で話すその姿に、感動の連続でした。
太田分校の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
いつも皆さんの明るく元気な姿に地域みんなが元気をもらっています。学業・仕事でますます活躍されることを期待しています。
開催しました! 「冬花火 ~刈和野の大綱引き2016~」
2月10日(水)午後6時30分より佐々木興業株式会社敷地内を観覧会場に、「冬花火~刈和野の大綱引き2016~」を開催しました。花火打上会場には約400名が集まり、冬の夜空に咲く大輪の華を楽しみました。
花火が上がるたびに、大きな歓声があがっていました。
また、午後5時30分から開始した屋台村は大変好評で、列が絶えませんでした。
西仙北地域にお住まいの方や屋台村でお買い物をいただいた方に、大綱引き勝利予想券を配布し投票をしてもらいました。抽選で大曲の花火桟敷引換券や地元西仙北のお酒「大綱の響」など豪華賞品が当たります!今年は下町(五日町)が勝ちました。下町に投票した方は楽しみにしててください。(当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。)
第3回南外小唄まつりが開催
2月6日、7日の2日間にわたり『第3回南外小唄まつり』が開催されました。
「南外小唄」は南外の名所、名産を唄った民謡で、古くからさまざまな行事で唄い踊り継がれ、地元の人々に親しまれてきました。主催者である実行委員会(八嶋敏委員長)は、この「南外小唄」を後世にもっと唄い継いでいってもらいたいとの思いから南外小唄の歌声を競い合う「南外小唄コンクール」をメインに開催しており、今年で3回目を迎えました。
【2月6日-各種イベント開催-】
まつり初日の6日は、共催である南外地域活性化支援協議会が、冬期間の地域の活性化を目的に企画。こども向けに雪を使った遊びや、スマイルボウリング大会などのイベントが行われました。
【除雪で積み上げられた雪の滑り台で遊ぶこども達】
【20チームが参加。盛り上がりを見せたスマイルボウリング大会】
【2月7日 -メインイベント「南外小唄コンクール」-】
2日目の7日には、大仙市芸術文化協会南外支部加盟団体による唄や踊りの披露が行われた後、メインイベントである『南外小唄コンクール』が行われました。
今回のコンクールにはゲストに「民謡日本一」で知られる「小野花子」さんを迎え、審査員にも加わっていただいた中、総勢42名が出場しそれぞれの持ち味を生かした「自慢の喉」を競い合いました。
大仙市芸術文化協会南外支部加盟団体による芸能発表
== 出場者42名全員で「南外小唄」を合唱 ==
各賞受賞者は次の方々です。
✿最優秀賞(大仙市長賞)✿
✿優 秀 賞 ✿
打矢康子さん(秋田市)
菊地キンコさん(大仙市南外)
✿敢 闘 賞✿
✿努 力 賞✿
宮原早苗さん(大仙市神宮寺)
✿大仙市議会議長賞✿
佐藤正太郎さん(大仙市土川)
★ゲスト 小野花子さんによる熱唱★
≪ 来年も多くの方々の出場をお待ちしております。 ≫
今年の雪はどのくらい少なかったのでしょうか?
太田地域の積雪データについては、太田支所農林建設課の担当者が毎日確認しています。
太田中学校のグラウンドにスタッフという積雪深をはかる棒を設置し、土日も欠かさず毎日、数値の確認をしています。
実際にどのくらい少ないのか、担当者が毎日記録しているデータを元に太田の降雪状況について検証してみました。
今年度の降雪と昨年度、そしてここ数年でもっとも降雪の多かった24年度を比較し、日々の降雪量を累積した累加降雪量、雪の深さの積雪深をまとめました。
今年度は1月までほとんど降雪がなかったこと、連続してまとまった雪が降らなかったこと、気温が高く雨が降ることもあったことなどの影響がグラフにあらわれています。2月下旬で積雪深、累加降雪量とも26年度の7割程度となっています。降雪の多かった24年度と比べると累加降雪量で半分、積雪深では1メートル以上違います。除雪の早朝出動回数でも2月25日現在で比較すると、24年度は44回、26年度は35回、今年度は18回と半分以下となっています。
雪寄せに苦労する日が少ないことは、心身ともに助かることですが、昨今の異常気象を思うと、今冬の少ない降雪にも、少し不安を感じてしまいますね。
払田柵の冬まつり
平成28年2月20日(土)、平安時代の役所跡である国指定史跡「払田柵跡(ほったのさくあと)」で、「払田柵の冬まつり」と仙北公民館「ゆきんこまつり」が開催されました。
心配された天候も、何とか持ちこたえて、子どもからお年寄りまで、みなさん楽しんでいらっしゃいました。
昼から晩まで盛りだくさんの一日でした!
雪上グラウンド・ゴルフ大会
ゆきんこまつり
鍋まつり
蝦夷ほたる(ミニかまくら)づくり
餅つき
柵磨呂くんと子ども達も餅つきを手伝ってくれました
「あるまんど 山平(やまひら) with ベル・ヴィエントス」の演奏
蝦夷ほたる点灯 & 外柵南門イルミネーションライトアップ
花火も打ち上げられました
外柵南門前での「あるまんど 山平(やまひら) with ベル・ヴィエントス」の演奏
あったかい鍋
特設会場となりでは、地元払田地区の若者グループ「払田柵真会」による天筆が行われました
真木真昼の四季フォトコンテスト表彰式
2月22日(月)、太田支所にて真木真昼の四季フォトコンテスト表彰式が行われました。
このフォトコンテストは、真木真昼県立自然公園の指定40周年を記念して開催され、平成27年1月から11月末まで「真木真昼県立自然公園の四季」をテーマに写真を募り、71点の応募がありました。
1月21日(木)に審査会を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選10点が選ばれています。
表彰式には入賞者のうち11名が出席し、「真木真昼県立自然公園を美しくする会」の栗林次美会長から一人ひとり表彰状が手渡されました。
受賞者を代表して最優秀賞に輝いた髙橋直観さんが、受賞作品「薬師平黎明」の撮影エピソードを交えあいさつ、「山頂でみた天の川の感動を写真に写したかったが、うまく写せずその作品は落選してしまった。受賞した作品は、明け方に撮ったもの。感動を伝える技術をもっと磨きたい。10年後も元気ならまたチャレンジしたい」と語りました。髙橋さんは10年前の指定30周年記念のフォトコンテストでも最優秀賞を受賞されています。真木真昼県立自然公園の良さを知りつくしているからこそ、自らが感動したスポットを伝えたいという気持ちを感じました。
受賞者には、日写連の会員の方や写真屋さんなど、カメラ仲間が多くいるようで、入賞作品を見ながら写真談義に花を咲かせていました。
今回、唯一の女性受章者である鈴木リツさんは、なんと83歳。鈴木さんの作品は「屏風岩の春」。10年前のフォトコンテストにも応募してくださっている常連さんです。鈴木さんは、「撮るのは、風景写真が多い。PENTAX645という重いカメラを使っているので、デジカメに変更しようと、今練習中」とのこと。今回の受賞作品もPENTAX645で撮ったそうで「渓流と花がある場所なので、毎年このスポットには行っている」と話してくれました。おすすめスポットを尋ねると「車に乗せてもらわないと行けないので、撮影場所や時間帯は限られている。連れて行ってもらえる場所で撮影を楽しんでいる」と鈴木さん。制約された中でも、出会った風景を感性豊かに切り取った写真に、熟練の技を感じます。生活に無理なく写真を楽しんでいる姿に、心身の健康の秘訣を感じました。
お忙しい中、表彰式に出席してくださった受賞者の皆さん、ありがとうございました。
入賞作品は現在太田支所ホールに展示してあります。3月末まで太田支所に展示し、その後美郷町役場で展示予定です。その後は、大仙市・美郷町の公共施設等で展示の予定です。
真木真昼の自然豊かで四季感あふれる写真を、ぜひご覧ください。
もうひとつの火まつり~田ノ尻集落の小正月行事~
2月20日開催されました太田の火まつり。あいにくの悪天候でしたが、来場者2,000人を数え盛会裏に終了しました。
実は翌日21日に太田地域ではもうひとつの小正月行事が開催されていました。
太田地域の田ノ尻集落では、小正月行事として紙風船上げなどを行っています。
まずは雪中田植え。太田の火まつりでも田ノ尻集落のみなさんに披露いただきましたが、今年2回目のためか、火まつりの際よりきれいに真直ぐできたようです。
続いて紙風船上げ。太田の火まつりでは風雨のため中止しましたが、こちらはどうでしょうか。
風が強かったため火玉をつけたものは1つだけでしたが、6個上げて3個成功。
月灯りに照らされて夜空に舞い上がります。
最後に天筆焼き。火を点けようとする攻め手、点けさせまいとする守り手がいる昔のながらのスタイルです。
太田の火まつりはこのような集落単位での小正月行事が減っていくなか、継承を目的にスタートした経緯があります。そんな中、地域の方々が集い、昔と変わらぬ姿で続けているこの行事。太田の火まつりの原点といえるのではないでしょうか。
参加者の中にはもちろん子どもたちもいます。雪遊びをしながらも紙風船上げの際には上がっていく巨大な紙風船に揃って夜空を眺め、目を輝かせてていました。この行事は永く続いていくことでしょう。
『奉納 鎌倉大明神 天筆和合楽 地福円満楽 太田地域太平楽 敬白』
太田の火まつり
2月20日(土)、奥羽山荘西側広場を会場に第35回太田の火まつりが開催されました。
太田の火まつりは、雪中田植え・天筆焼き・紙風船上げなど太田地域に伝わる小正月行事を一堂に開催する太田地域の冬の一大イベントです。地域に伝わる小正月行事の伝承を目的とし開催され、まつり当日の参加だけでなく、紙風船の製作や天筆の準備にも、子どもから大人まで参加し、地域の伝統行事としてしっかり受け継がれています。
今年は冬まつりには珍しく雨の中での開催となりました。会場は奥羽山脈のふもとのため里より風が強く、準備中に一度張ったテントが飛ばされるアクシデントもありました。安全を考慮し、出店やプログラムの一部を「ふれあい館」の中へと移動し実施することに。さらに夕方になると雨が降り始め、残念ながらメインプログラムの1つである紙風船上げは中止の判断がされました。
あいにくの雨とはなりましたが、それでも地域の方々、紙風船づくりを体験してくださった方々が会場に足を運んでくださいました。
当日の様子を紹介します。
火を使用した火まつり、無事終えるよう、またみんなの願いごとが叶うよう、神事から始まります。
餅つきの様子。来場者も参加できます。この後、つきたてのお餅が振る舞われました。
神前に供えられたお菓子の福分け。来賓の方々がばらまくお菓子に子どもも大人も大喜びです。
雪中田植え。雨が降る中、かすりの着物に身を包んだ田ノ尻集落の娘さん達が、慣れた手つきで稲と豆を植えていきます。
東今泉八幡太鼓。「ふれあい館」に勇壮な太鼓の音が響き、観客も演奏にくぎづけです。
紙風船上げは中止となりましたが、「ふれあい館」内で膨らませ、今年の出来栄えを確認します。新作のくじら型紙風船も登場しました。
今年は特別協賛もあり、いつもにも増して華やかな冬花火となりました。
天筆焼きは、雨をものともせずよく燃え、皆さんの願いを天へと舞い上がらせました。天に向かうように燃える炎に、つい見入ってしまいます。
雨にもかかわらず外に出て、花火・天筆焼きを最後までご覧くださった来場者もたくさんいました。本当にありがとうございました。
雨は冷たく無情に降り注ぎましたが、「太田の火まつり」への愛着、そして地域の伝統行事を大切に思う気持ちを再認識でき、心は温まる「火まつり」となりました。
太田分校郷土芸能部 大仙市芸術文化賞特別奨励賞受賞
2月12日、第10回大仙市芸術文化賞表彰式がグランドパレス川端で行われました。
大仙市芸術文化賞は、大仙市における芸術文化活動において、特に顕著な功績及び実績をあげた団体及び個人を表彰することによって、後進の意欲を高め、活動の奨励を図ることを目的としています。
今年度は2団体6個人が表彰され、太田地域では、大曲農業高等学校太田分校郷土芸能部が特別奨励賞を受賞しました。
太田分校郷土芸能部は、創部から30年以上にわたり、郷土に伝わる民謡や手踊りの継承に励んでいます。太田地域を中心に地域のイベントで郷土芸能を披露したり、福祉施設への慰問活動を行なうなど、精力的に活動しています。ここ数年は、年間の出演回数が20回を超えており、大仙市のみならず仙北市や横手市、秋田市など活動の場所を広げ、地域の民謡文化を広く発信しています。
今年度の太田の夏まつりでの出演の様子。出演者も観客も笑顔です。
郷土芸能の継承に真剣に取り組みながら後輩へと受け継いでいること、文化活動を通じ地域全体に活力を与えていること、それらの活動から次世代を担う若い世代の目標となる活躍が期待されるということで、今回の受賞となりました。
表彰式後の祝賀会では、民謡や横沢ささら舞などを披露し、2回もアンコールがかかるほどの人気だったそうです。
郷土芸能部は3年生も含めて23名、2月からは3年生が部活動に参加しないため、現在は1・2年生のみ9名で練習に励んでいるそうです。少ない人数でも続けたいと今までと演目を違えたり、情熱と工夫で練習を続けているといいます。9名での初舞台は3月16日奥羽山荘で、新体制での初舞台に向け積極的に練習している姿が目に浮かびます。民謡や手踊りの技術、そして活動に対する気持ち、しっかりと先輩から受け継いでいることがうかがえます。
太田分校郷土芸能部の皆さん、特別奨励賞の受賞おめでとうございます。郷土芸能の披露でいつも元気をもらっていますが、今回の受賞も地域の明るい話題となりました。これからの活躍も楽しみにしています。
2月20日(土)払田柵の冬まつりに「あるまんど 山平(やまひら) with ベル・ヴィエントス」の出演が決定!
「払田柵の冬まつり」がいよいよ今週末にせまってまいりました。
そんなところ、急遽、「あるまんど 山平(やまひら) with ベル・ヴィエントス」の出演が決定しました!
「あるまんど 山平(やまひら) with ベル・ヴィエントス」は南米アンデスの楽器などアコースティックな楽器を使い、秋田の自然や伝説をテーマにしたオリジナル曲を中心に東北の自然や風土に根差した音楽を発信し続けています。
「払田柵の冬まつり」でもすばらしい音色を奏でてくれると思います。
急遽出演が決まったため、出演する時間帯は未定ですが、2月20日(土)は「払田柵の冬まつり」の中で何度か演奏いただきますので、ぜひ払田柵跡特設会場に遊びにきてください!
問い合わせ
史跡の里づくり委員会事務局(大仙市役所仙北支所地域活性化推進室内)
電話 0187-63-3003